博多座の千秋楽・夜の部に行かれた桜吹雪さんからメールを頂きました。
とにかく他の劇場では考えられないような大興奮、すごい盛り上がりのカーテン
コールだったようです。
私は全文読んで頭クラクラ、ヒョエー！！でした。
他のブログでもアップされていると思いますが、桜吹雪さんから許可を得て、
差し支えなさそうな箇所だけ（笑）頂き、伝聞の形で掲載させて頂きまーす。
カーテンコールは３回か４回。
幕が閉まってから通路にフッと風が吹き抜けたと思ったら、いつの間にか蜘蛛四天
の人たちが通路に座っておられたそう。
「そこでドワーッと客席に向かって絲を出したのには、びっくりさせられました。」
最初１、２回は普通に幕が開いて役者さんが勢揃いで応え、次に幕が開いた時には
蜘蛛四天さんたちが前面に出て応え、次いで、三味線や鳴物の皆さんにも、はい、
どうぞ～と身振り手振りで亀治郎さんが拍手を促したそうです。
これで終わりかなと思っていたら、幕の端っこから亀鶴さんが顔を出して、客席に
トンボを切って降りてきて、その後花道に上がり飛び六方で去って行ったとのこと。
その後は、さらに一人ずつ花道に出て来て、一部のお客さんたちと握手や、そっと
手を合わせたりしながら歩いて行ったということです。
以上です。
桜吹雪さん、素敵なレポをどうもありがとうございました。
たぶん、毎月当たり前のように歌舞伎が観られる人たちにとっては、カーテンコー
ルなんて！ と思われる向きもあるでしょうが、歌舞伎興行がスペシャルイベント
な地方では千秋楽の迎え方も違ってきて当然というか、私には微笑ましく思えます。
それに今回博多に乗り込んだ七人は、そんなふうにストレートに喜びを表してくれ
るお客さんたちをむしろ歓迎し、それにどうやって応えようかと考える事がうれし
かったんじゃないかなと思います。
ともあれ、花形七人衆の興行は大成功だったようで。
今回、劇場に行けた人はホントによかったですね！
＜2/25追記＞
yamato-ru様の附け打ちエッセンスブログ2/23に千秋楽の様子が紹介されてい
ます。舞台側から見たスタオベ写真もアップされています。
千秋楽の様子を知って、私が書き残した最後の１演目、テンションの下がった１週
間前のレポなんてもう書けないなあ～と思ってしまいました（笑）。
ムンパリさん、桜吹雪さん、ありがとうございます！
週末は蜘蛛絲を撒く回数が平日より多かったようですが、
やっぱりやりましたね～、千穐楽！蜘蛛絲撒き放題だったんですね！
大盛り上がりだったことでしょう。
一昨年の「染模様～」の楽日をちょっと思い出していました。
あれより凄かったんでしょうけれど（苦笑）
桜吹雪さんから興奮のメールを頂いた時は私も興奮してしまいました（笑）。千秋楽の様子がよくわかってうれしいですね！
夜の部を２回観たハヌルさん、その２回分が千秋楽１回分の熱気と蜘蛛絲だったかも。
> 一昨年の「染模様～」の楽日をちょっと思い出していました。
私は団七の楽日を思い出していました（笑）。楽日特有の熱い想い、形は違ってもそれぞれにいいものですよね。あ～、また味わいたいなあ。
興奮しすぎて、記憶がはっきりしないなんて久々の体験でした。
博多座の切符売り場の方に帰りしなに聞いたら、おかげ様でとてもよく入っていました、とのことでした。
地方の博多で、かつ若手の座組でこれだけ盛況だったのですから、多分松竹さんは大阪でもこの座組の公演、やるんじゃないでしょうか？
いつまでも、あのチームワークの良さが続くといいなぁ、と思いました。
最後まで本当に熱い、楽しい公演だったのですね。
> いつまでも、あのチームワークの良さが
> 続くといいなぁ、と思いました。
本当にそう思います。あのムードで、ね。
今回はあの七人が旅をしたかったのでしょうね。第１回目は大盛況でよかったと思います。今後あのメンバーでどこへ行くにしても、彼らはつねに今回の博多のキョーレツな熱気と比べてしまうんじゃないでしょうかねー（笑）。