一泊二日で今夜戻りました。
東京は涼しい、涼しい、と言いながら日傘もささず歩いていたら、なんかお肌が
ヒリヒリするんですけど~。
13日。東京国立博物館の特別展「対決-巨匠たちの日本美術」は、最後の追い
込みというのか、駆け込み観賞する人々で朝から30分待ち状態。
今まで見たことある作品も、違う切り口で再会すると新鮮な見方ができたり。
人混みの中でしたが、見応えのある対決でお腹いっぱいになりました。
若冲がやっぱり好きだな~、とかイロイロありますが、直接対決で一番ワクワ
クしたのが、俵屋宗達と尾形光琳の「風神雷神図屏風」。この二つの本物を並
べて展示したのを見たのはこれが初めて。
雑誌などで個別に見ると、いったいどっちがどっちやねん! と思っていました
が、もうわかるもんねー(笑)。
最近の研究で、光琳は宗達の「風神雷神図屏風」を写し描きしたことがわかっ
ているそう。でも、絵全体のトリミングとか雲の色を変えたりして、光琳オリ
ジナルの解釈部分もあるとか。
ミュージアムショップでは整理券を持った人たちが長蛇の列。
何事かと思えば、尾形光琳の風神雷神図屏風のBE@RBRICK(ベアブリック)の
販売初日でした。
ムム。お江戸ではこんなものまでベアブリックにしてしまうのか~。
●「対決-巨匠たちの日本美術」は17日(日)まで
さて。
私が歌舞伎を観るようになった直接のきっかけは、勘三郎さんと野田さんのコラ
ラボ「野田版・研辰の討たれ」でした。
これがなければ、歌舞伎に出会うのがもっと遅くなっていたと思うし、というか
未だに歌舞伎を観てはいないかも、と考えるとキュンとなる。
そんなお二人の新作だからと12日夜、応援モード携え劇場に出かけたのですが・・・。
うーん。こんなハズでは。
今回は書くのがツライなあ~。八月納涼大歌舞伎「野田版 愛陀姫」。
パロディとして面白かった部分や、ディテールについては書けると思いますが。
ただお芝居としては、少なくとも私は楽しめなかった。
絵本で予習したのが裏目に出たかも。
勢いでこれ以上ヘンなことを書いてしまわないよう(苦笑)、つづきは後日!
一つだけ。
12日夜、終演後にすぐ幕が開いたので、カーテンコール? と思ったら観客の
拍手を制止して勘三郎さんから説明が!
「お詫びがございます。せりが故障しまして・・・」。
よくわからなかったけれど、どうやら最後の場でせりが下がるのができなくて、
歩いて下りてきたとかナントカ・・・。
そんなコトも含めて、関西人としては<元とれてな~い>感いっぱいで帰って
きた今回の観劇。モヤモヤ~。
私は11日夜歌舞伎座で12日に国立博物館に行きました。
ビミョーにニアミスでしたね。
「対決」展もとてもよかったですが、上野の森エリアには
他にも興味ある施設がいっぱいで、今度また改めて
ゆっくり訪ねたいと思いました。
知らぬこととはいえ、見事に1日ずつズレてますね(笑)。
当方は絵・仏像好きの家人といっしょだったので、
巨匠対決以外にもイロイロと見て回り、博物館内で
ずいぶん長居しました。(巨匠以外はすいてましたよ!)
そういえば私も・・・
上野の森はいつも国立博物館しか行ったことないです~。
次回はちゃんと調べてから行こうかな。
って、次回っていつやねんっ!(笑)