菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

※D:コメディチックにコメディを。

2010年02月04日 00時00分32秒 | 言葉の根
あるブログランキングで、カテゴリー別のランキングで、10位になりました。
そのカテゴリーとは、コメディ。

ということで、ベスト3入りを目指して、コメディについて、今後はちょいと書こうかな、と思っております。

その手始めに、コメディとは何かから。


コメディは、“comedy”と書きます。

意味は、喜劇、人間の生活に根ざした笑いの物語。
主として、社会的な事件を扱い、平凡な庶民に関心が向けられた物語。

日本では、特に滑稽で、軽快で明るい結末をもつ物語をさす場合が多い。
 
語源は、“komoidia”で、“komos”(祝宴)+“aeidein”(歌う)から、出来ているそうです。

元は、ギリシアのディオニソス祭りの歌からなんですって。




ちなみ、悲劇は、トラジディと言いまして、“tragedy”と書きます。

意味は、厳密には、主人公が破滅する運命を重く悲壮に描いた物語のこと。
 

“tragoidia”が語源で、なんと、山羊の歌の意味だとか。
コメディと同じで、ディオソニスの祭りから来ました。
 
紙の祭壇に捧げられたいけにえの山羊とも、ディオソニスの祭りの、山羊に扮した男を意味するとも。

ディオソニスの祭りは、ギリシア演劇の発祥なんだそうですよ。


 
この二つの言葉の語源である、ディオニソスのお祭りは、きっと笑ったり泣いたり、踊ったり歌ったりで、えらく楽しかったことでしょうね。



以上、くすりとも笑えないコメディのお話でした。





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