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菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

匂いがキツい版。  『ヘアスプレー』(1988)

2013年02月01日 00時02分04秒 | 俺は好きなんだよ!
【死ぬまでに観れるか?】第70回は、『ヘアスプレー』(1988)


原題も、『HAIRSPRAY』。


スタッフ。
監督:ジョン・ウォーターズ
製作:レイチェル・タラレイ
脚本:ジョン・ウォーターズ
撮影:デヴィッド・インスレー


出演。
リッキー・レイク
ディヴァイン
ソニー・ボノ
ルース・ブラウン
コリーン・フィッツパトリック
マイケル・セント・ジェラード
デボラ・ハリー
レスリー・アン・パワーズ
ジェリー・スティラー
ショーン・トンプソン
ピア・ザドラ
ジョン・ウォーターズ
ジョシュ・チャールズ


物語。
'62年ボルチモア、高校生のトレイシーとペニーはTVの人気ダンス番組“カレンズ・ショウ”の大ファン。
番組主催のパーティで飛び入りで踊ったトレイシーは、一躍皆の注目を集め、夢に見た番組レギュラー“カウンシル”の一員の座を射止め、人気者となる。
ところが、番組には表面に出ない、黒人差別規定があり、黒人の親友のいる彼女は素朴な疑問から抗議の行動に出る・・・。




ジョン・ウォーターズのメジャー進出第一作は彼のホーム・タウンを舞台にうきうきする楽しさに満ちながら、彼流のマイノリティ差別に対する批判精神がさらりと盛り込まれた、痛快な青春映画となった。

現実にあった事件を取材しながら(その辺り『ツイスト』に詳しい)、あくまでハッピーにプロテストするスタイルは巧妙で、当時のスウィートな風俗の完璧な再現と共に感心させられる。
主役のリッキー・レイクがかなりのおデブちゃん(“母親役”の、これが遺作となったディヴァインはそれを上回るが)でコンプレックスを吹き飛ばし、元気一杯に踊って可愛らしい。


これ、観たい。
DVDは出てるんだから、あとはタイミングだな。










ヘアスプレー [DVD]
クリエーター情報なし
紀伊國屋書店
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