宝の山

駅前通りから坂道を上る。
どれくらいだろう。

１０分もかかりますかね。
元々子どもたちも通っていた場所なんだからそんなに遠いハズもありません。



町内にあった道立高校が閉校したことで小学校の機能が移転され、今はモヌケの殻。
とりあえず屋根が新しいトタンに葺き替えられましたけど…。



じゃ、あとは中の使い道を考えるだけじゃん。
普通に考えればね。



耐震化もされて無いし、防火設備も今の時代には追いつけません。
いや、昔のままの手付かずですから。



行政で管理しているものですが、運営するとなると中々難しい。
この建物に人が自由に出入りすることには課題が多いのです。

このままじゃ使えないんです。



困ったもんです。
さてどうしましょうか。

いろんな人を入れる前に自分で暫く住み込んでみましょうか。



夢の校舎だもの。

廃線路を歩いた後に辿り着いた校舎。
痛い右足をごまかしながら…。

主催者から配られた増毛のみず。
もっと早めに飲んでいても良かったのかな。



喉がカラカラです。
裏のグラウンドでは子どもたちが野球の練習中。
声を出しながらで賑やかでしたけどね。

前庭は静かです。



誰もいないもの。



ここに多くの人が出入りすることを夢見て頑張ります。