災害支援ボランティア 宮北会(みやきたかい)

東日本大震災後、岩手県宮古市・山田町で被災者との「顔の見える」交流活動を続けています

現地からの本音の山田町の近況です

2019-08-29 21:08:34 | 宮古・山田

『山田町の近況を、少しお知らせします。

今年の当地の天候は冷風(やませ)と長雨と、不順な天候でした。

昔であれば不作・食料難と心配しなければという日々のありさまです。

加えて水産物の水揚げも少なく、水産加工の仕事も減り活気がありません。

9月に行われる祭りへの勢いもついていない感じです。

復興事業も終わりに近づき、町の姿も大分変りました。

工事関係の仕事も減りつつあり、人口の流出も見えてきました。

学校も子供達の減少による統廃合の動きもあり、暗い話題の多い昨今です。

三陸鉄道の開通に伴い観光客も増え、学生達の通学も便利になり、来月はラグビーワールドカップも近くであり、少しは明るい話題もあり救いになっています。』

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上記は、寄せ書きをお送りした方のご家族からお礼状の一部です。

山田町の近況をお伝えいただいた方からの最近のコメントです。

地元で生活され、津波の被害を身をもって体験され、その後の地元の有り様を本音で発信されています。

また、色紙のお礼の部分では、

『色紙はお写真(注)と共に何度も読んでおり、そばから離しません。おり紙は母の室に、ひ孫が作ったものと並べて飾らしていただきました。毎日、ながめては喜んでおります。』と・・・・。

あらためて、心の応援をこれからも続けましょう。

(注)「私達が書きました」と書いたメンバーの写真を添えています。

嶋田憲一








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