『山田町の近況を、少しお知らせします。
今年の当地の天候は冷風(やませ)と長雨と、不順な天候でした。
昔であれば不作・食料難と心配しなければという日々のありさまです。
加えて水産物の水揚げも少なく、水産加工の仕事も減り活気がありません。
9月に行われる祭りへの勢いもついていない感じです。
復興事業も終わりに近づき、町の姿も大分変りました。
工事関係の仕事も減りつつあり、人口の流出も見えてきました。
学校も子供達の減少による統廃合の動きもあり、暗い話題の多い昨今です。
三陸鉄道の開通に伴い観光客も増え、学生達の通学も便利になり、来月はラグビーワールドカップも近くであり、少しは明るい話題もあり救いになっています。』
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上記は、寄せ書きをお送りした方のご家族からお礼状の一部です。
山田町の近況をお伝えいただいた方からの最近のコメントです。
地元で生活され、津波の被害を身をもって体験され、その後の地元の有り様を本音で発信されています。
また、色紙のお礼の部分では、
『色紙はお写真(注)と共に何度も読んでおり、そばから離しません。おり紙は母の室に、ひ孫が作ったものと並べて飾らしていただきました。毎日、ながめては喜んでおります。』と・・・・。
あらためて、心の応援をこれからも続けましょう。
(注)「私達が書きました」と書いたメンバーの写真を添えています。
嶋田憲一