3月24日総務建設常任委員会
①委員会採決時に臨時で市長説明(直通バス)
上記について、私と市長の会議録です。(議論の状況をテープ起こしをしました。)
総務建設常任委員会
大西)37:30
直通バスのことについて市長からご説明頂けるということでお聞きしたいのですけれども、本会議の中で僕が今まで直通バスのことについて、色々質問をさせて頂きました。その中で、運行する前に議決事項とすることは出来ないのかと質問させて頂いたり、提案もさせて頂きました。
それは、なぜかと言うと現在乗られている乗客の皆様とか現在運行している神姫バスの会社に対しても不利益なことが無いように事前にされるべきでしょうと、ひつこいほど言ってきたんですね。
にも関わらず、先行して10月からバス22台を購入して運行させるんだと言うことを仰って、現在運行しています。
その中で僕は、この直通バスに関しては2億5000万円もかかりますから、白紙に戻してしっかりした議論をする必要があると思っているんですね。
しかし、今ここで早急に取り組むものとして書いていただいているところで、他の委員さんの質問に対して、
直通バスに対しては削減を考えていくと言われた、経費縮減の方向でもと言われた。
このあいだ委員会でお聞きしたら、直通バスの補助金も含めたバスの補助金の総額が4億700万円と言うことでお聞きしたと思います。
この直通バスに関しては削減も考えているかもしれないけれども、みっきぃバスに転用するということは、総枠の中での削減というのは、考えられるのですか、考えられないのですか。
薮本)39:39
法定協の中で、全体的な中でいきましたときにこれからの予算というものをどういうところに市政としてシフトしていくのかといったときに、やはり高齢者の方々が増えていく高齢者の方々の生存権をきちっとした形で確保していかないといけない。その中で、
全体での削減が交通政策に対しての削減がありきと言うことでの議論ではなくて、直通バスについて、こういう問題が出ていますので色々見直していかなければいけない。
これは、考えています。しかしながら高齢者の方々の今後大事な施策の一つとして交通施策というのは三木市だけではなく、全国的に大きな課題をかかえている訳で御座いますので、全体の中で削減するにこしたことはありませんが、この中で、今ただちにですね、まだ見直しにも入っていませんので
全体の中でそれが縮小の方向もっていくというのは今の段階では発言出来ない状況で御座います。
(41:10)行政というのは生き物で御座いますので、高齢者の方々が増えている。そうすれば、そういった方々の生存権をいかに確保していくかという形の中で
おのずと必要な予算、いるものはいっていく。
役目を果たしたものは変えていく、質的転換を図っていく。それが行政、政治であると考えています。
大西)41:35
当然、仰っているようにこれから高齢化社会になりますから、高齢者の方が自分で自家用車を運転出来なくなって、交通の便をどうしようかという、交通弱者が出てくるっていうのは間違いないことやと思ってるんですよ。
例えば、神戸とか阪神間ならいざ知らず、ここではどうしても車がなければ非常に困る状態です。当然そのへんはここの委員さん分かっているんですよ。
只、この直通バスに関しては削減を考えるかもしれないけれども僕が聞いているのは、この直通バスが議決されるとバスの車両購入費、原価償却費とか当然22台分発生しましから、それを払い続けなければいけないでしょ。
直通バスという名前を10台直通バスにして、12台をみっきぃバスに転用したとしたら、みっきぃバスの補助金が増えるんですよね。そういうことも考えられるんではなかろうか。
そういうことから総枠での削減というのを当然考えていかなければいけない。この2億5000万円の経費について疑問に思っていましたのでずーっと言ってきましたが、そこから外れた部分を振り替えるということも考えられると思っているので。
ですので、総枠での経費ということを考えていかなあかんと思っているんですよ。なので、今までずーっと反対してきました。
薮本)43:27
大西委員のご指摘はもっともだと思っています。
無尽蔵に財源があるわけで御座いませんので、ある程度のキャップ方式というんでしょうか、総額、上限をどれぐらいにした中でやっていこうと、時代の変化があるといいながら、三木市が財政破綻してしまったら大変なことになりますので、当然そういう意味では先ほど板東委員が仰っていたような、今度の法定協において、
今後の三木市を左右する大きな問題になってきます
ので、議会との意見交換、議会基本条例に基づいたような形の中で、議会ともしっかりと議論させて頂いた中で、一定のキャップ方式をはめるならはめる、どれくらいのレベルがいいのか、他の施策とのプライオリティ、優先順位のつけかたにもよりますけれども、そういった議論をさせて頂きながら
一定のある程度のキャップをはめることも視野に入れ、しかしながら、困っておられる市民は命は救う。足は救っていく。その姿勢はぶれずに進んでいきたい。このように思っております。
大西)44:58
直通バスも含めた公共交通、法定協で考えられると思います。けれども、この総枠の削減については、法定協の意見を待って私たちに提供していただけるということで、それまでは
幾らの削減をとかいうのはこの場では言えないという理解で宜しいでしょうか。
薮本)45:27
まだ、法定協が立ち上がっていない中で、新たに4月いっぴから政策監を設置する中で、立ち上がる前から色々と検討はしていきたいと思っていますけれども、基本的な今考えている方向性としましたら、今の
総枠の中である程度の今の予算が今あるわけで御座いますけれども、それを大きく超えていかない、ある程度の上限とした中で、当然減らせるものは減らせるにこしたことはない。それは思っています。
しかしながら、先ほど清地委員が仰った方法を取り入れていくことが、検討してみるとかえって
費用が掛かるかもしれない。しかしながらそのほうがかえっていいという選択肢もあろうかと思います。
そういう場合はケースバイケースでまた議会のほうとも色々と意見交換をさせて頂く中で決めさせて頂ければ幸いに存じます。
大西)46:37
費用が良い政策であればかかっていいというものではありません。
ですから、政策自体を当然詰められるでしょうから、その中で費用をいかにしてかけずに市民の皆様方に交通弱者にならないようにして頂くための政策をとるべきやと思います。
先ほど、言いました。4億700万円というのはバス関係に関する補助金、この直通バスも含めた補助金であります。只、これには神鉄さんであるとか高齢者の方に出している福祉パスなんかも含まれていません。これが含まれると6億近い数字になるんじゃなかろうかと思ってるんですよ。
ですので、
それを超えない範囲ではなくって、それを如何に市民の皆様に不自由をかけずに圧縮をしていくかということを考えて頂かなければいけないと思うんですね。
それを、今まで本会議で言ってきましたので、その辺は他の委員さんからも提案がありました。結果はどうなるか分かりませんが、それを真摯に受けて次に向かって取り組んで頂きたいと思います。
そもそも法定協議会の役割が明確になって無いです。補助金のオーソライズの場にして欲しくないですね。