三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

突如!!歴史・美術の杜関連の私有地買い取り問題 

2012年04月10日 | 議会

昨日、臨時で急に総務文教常任委員会が開催されました。

下記に概要を記しました。

24年4月9日 13:00~

 

総務文教常任委員会  教育委員会

国の史跡指定にあたっての土地の取扱いについて

これまでは文化財指定を受けるにあたって付城などがあった土地(民有地)については

買取によらない方法で土地所有者に同意を求めていました。

そこで、地権者の同意が進まない中、一部の所有者から買い取りによる方法も提案があり今回

買取方式も取り扱う方向で進めようとするものです。

 

民有地の同意状況の説明・文化財関係補助制度などの説明がされました。

 

論点

何時このようなことが検討されたのか?

当初から教育委員会内部では議論されていた。

 

議論されたプロセスについて議会で説明されたか?

していない。

 

地域や教育委員の方には買い取りについて何時説明をしたか?

地域の区長にはこの常任委員会開催前の前に説明した。教育委員にはこの委員会の前に報告した。

 

買取方式についての説明か?

そうだ。

 

議会で議論される前に買取方式も考えていると説明する判断は誰がした?

教育長

 

教育委員はその件について賛成されたのか?

教育委員に諮るようなものではない。

 

買取の場合の概算総額は幾らか?

それらを今、お伝えすることは単価に上下が発生し所有者の方に混乱を招くので言えない。

 

概算総額は算出しているのか?

している。

 

出して欲しい?

出せない。

 

進め方はどのように考えているのか?

所有者に説明に回って同意を求める。

その後、文化財指定を受けてから買取の契約を行う。

買取金額の予算については26年度以降に議会で審議願う。

 

議会に金額の説明がまったくなく、提示しないのに買取の方向性だけ示すことについてどのように考えているのか?

三木市の大きな事業として進んでおりご理解いただきたい。

等々。

 

 

教育委員会では当初から買取も含め検討しており、そのプロセスについては議会に報告せず、買取はしないという説明で進んでいた。その中で、歴史美術の杜・図書館活性化、双方の構想は提出され、図書館の建設についてもタイムスケジュールが示され先行して事業が進んでいる状況である。

ということは、図書館の建設が進み図書館跡を歴史資料館にする。

その後に、買取金額の提示をして議会に諮る。

土地購入費の総額も出さずに、結果の見えない事業に市民を巻き込んで巨額な箱物行政を行い、既成事実を一部進めて抜き差しならないようにして、箱物を構築しようという教育委員会の姿勢に対して、この事業の中止を求める。

又、多くの委員からこの件に関して同様な意見が出ました。(公政会3人、共産党1人)

 

委員長を除く公明党1人、三木新党・市民クラブ3人については、まったく発言がありませんでした。

 

中途半端な計画の中止を求めました。


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