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2013初夏・北欧バルト海紀行 #004:到着!アムステルダム・スキポール国際空港

2013-05-12 | 旅行

#003:KLM870便(福岡→アムステルダム)空の上からの風景からの続き

現地時間の午後3時。
KLMオランダ航空870便は昼下がりのオランダ、アムステルダム近郊のスキポール国際空港に到着しました。
時計の上では福岡を飛び立ってからまだ5時間程しか経過していませんが、
実際には日本とオランダの7時間(夏時間)の時差を飛び越えてきたので、実に12時間にも及ぶ長時間フライトでした。



福岡から頑張って飛んでくれたB777-200「Pont du Gard」号ともここでお別れです。お疲れ様でした!

さて、スキポール空港ではエストニア共和国の首都タリン行きの飛行機に乗り継ぐのですが、
乗り継ぎ時間が5時間もあります。
外はまだ明るいし、ちょっとアムステルダムの街まで遊びに行きたい気もしますが、自分の体力を過信して過酷な長旅の途中で気を緩めるのは怪我のもと病気のもと。
ここは大事を取って、空港のターミナルビルの中で休息しながらエストニア行き便の出発時刻を待つことにしましょう。
(…二十代の頃は、平気で街まで遊びに行ってたんだがなぁ。三十路後半になると、体力の衰えが自分でわかるのがツライ。)

スキポール国際空港はヨーロッパでも有数の規模を誇る巨大ハブ空港。
ターミナルビル内にも、乗り継ぎの旅客を退屈させないような面白い施設が色々と揃っています。
中でもスゴイのがこれ!

何と、空港内に本格的なカジノがあるのです!
もちろん未成年者はお断りですが、大人なら誰でもパスポートを提示すれば入って運試しが出来ます。
僕も一つ、ヨーロッパに来て先ずは今回の旅の運試しを…
やめときましょう(笑)旅の初日にいきなりスッて無一文になったりしたら洒落になりませんからね。


カジノの隣には、アムステルダム国立美術館スキポール空港分館があります。
ここにはこの前の年末年始にも来ましたね




展示されている作品にも見憶えがあります。
時々テーマを変えて展示作品を入れ替えているそうですが、お正月以来まだ替えていないようですね。

このようにターミナルビルの中を見て回るのも結構楽しいのですが、2時間も経つとさすがに退屈になって来ました。
ちょっと空港の建物の外に出てみましょうか。
オランダの入国審査を受けてパスポートにスタンプを捺してもらってから、到着ゲートの外に出るとそこは…

すぐにオランダ鉄道のスキポール駅です!
スキポール空港の真下にある地下駅で、空港ターミナルビルと直結しているという実に立地の良い駅ですが、それだけではありません。
アムステルダムの都心部方面へはもちろんベルギー方面への国際路線ともつながっており、長距離運転の国際高速列車も停車するのでとても便利な駅なのです。

ちょうど、アムステルダムからスキポール駅を経由してベルギーのブリュッセルとフランスのパリとを結ぶ高速列車タリス(Thalys)がやって来ました!



最高速度時速300キロを誇るフランスの超特急TGVをベースに、真っ赤な専用塗装をまとったタリス。
これはカッコいい!!
思わず「このままタリスに乗り込んでパリに行くのも悪くないなぁ~」などと考えてしまいます。


タリスに続いて、オランダ国内線の高速列車Fyraも登場。
こちらは本来は新型の流線型電車を導入し、最高速度時速250キロでベルギーまでの国際運行を行う計画でしたが、
新型電車が雪による運行トラブルを続発してとうとう運行停止となってしまい、やむを得ず旧来の電気機関車を用いてオランダ国内のみでかろうじて運行を続けているという変わり種の高速列車です。

空港の地下にある駅で、次々にやってくる個性的な列車たちに会えるので大満足。
そろそろエストニア行き便の搭乗ゲートに向かうとしましょう。
オランダとエストニアは共に「シェンゲン協定」が適用されるので、国境検査は免除されます。空港でもパスポートチェック無しの国内線扱いとなるので便利です。

#005:夜のバルト海を越え、エストニアまで一っ飛びに続く

おまけ画像


スキポール空港の中にあるスーパーマーケットで売っているSUSHIです。ここに来ると何となく毎回買ってしまいます。
(前回買った時のレポートはこちら→2012-2013中欧鉄道音楽紀行 番外編:10 オランダの寿司
今回買ったこれは「HANAMI SNACK」とありますが、日本ではこれをお花見で食べるというイメージなんでしょうか(笑)


中身はこの通り。割とまとも…というか普通に美味しそうですね。
手毬寿司?のようなオニギリ寿司が可愛らしいです。
実際、お米がちょっとパサパサしていましたがそれなりに食べられる味でしたよ。


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