München
←その15:「ドイツ博物館で昼食を」からの続き
ドイツ博物館のカフェテリアで昼食を済ませてから、
午後は同博物館の航空機部門専門の分館に行くという同行の仲間たちと別れて、僕は単独行動。
ドイツ博物館には航空だけでなく鉄道部門の分館もミュンヘン市内にあるらしいので、そこへ行ってみることに。
だがしかし、鉄道分館のアドレスを元にネットの地図で割り出した中央駅近くの場所に行ってみても、
下町の路地裏が続くばかりでとても鉄道博物館がありそうな雰囲気ではありません。
歩けど歩けど鉄道博物館は見つからず、
いい加減くたびれたので、諦めて昼下がりのミュンヘン散歩を楽しむことにしました。
下町の、名も知らぬ教会。
それにしても今日はいい天気。青空に木々の緑と、ゴシック教会の尖塔がよく映えます。
中央駅前の大通りからカールス広場を抜けて、観光客で賑わうノイハウザー通り沿いにあるフラウエン教会。
双子の塔がシンボルですが、片方は足場に覆われて補修工事中のようですね。
フラウエン教会の隣にあるミヒャエル教会も外装工事中でしたが、大聖堂の内部は見学できました。
ちょうどパイプオルガンの奏者が練習中でしたが、どうやら初心者のようで
たどたどしくも微笑ましい演奏が鳴り響いていました。
「頑張って練習して、バッハのような立派なオルガニストになれよー!」と心の中で応援(笑)
ノイハウザー通りの先、マリエン広場に建つミュンヘン新市庁舎。
新市庁舎の名物は、巨大な仕掛け時計。
お昼と夕方、そして夜にはからくりが動き出すそうなんですが、今はちょうど休憩時間中ですね。
マリエン広場から左折してしばらく歩くと、バイエルン州立歌劇場と王宮、レジデンツがあります。
せっかくなので、レジデンツを見学していくことにしました。
王宮の入り口の小さな庭園。
郊外の広大な敷地に建つベルサイユ宮殿などと違って、バイエルン王宮は都市の中に組み込まれたコンパクトな宮殿といった佇まいです。
王宮の内部はこんな感じ。
まあ、ヨーロッパの宮殿らしくとにかく金ピカです。
若き日の狂王ルートヴィヒ2世もここで生活していたんでしょうねぇ。
…こんな部屋で孤独に暮らしていたら、そりゃ寂しくて夢見がちにもなるな。お気の毒に。
ルートヴィヒ2世も宮殿に引きこもって騎士物語ばかり読んでいないで、たまにはパーっと街に繰り出してビールを酌み交わせば気も晴れたかも知れないのにね。
という訳で、これから僕は仲間とホテルで合流して、ビアホールに繰り出すことにします。
やっぱりミュンヘンに来たらビールを飲まないとね!…ノンアルコールだけど。
→その17:ホーフブロイハウスで乾杯!に続く
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