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PRAHA 2015
←6:トラムに乗ってプラハ散歩 旧市街ではシティマラソン開催中からの続き
もう夕暮れ時。トラムを降りてカレル橋を歩いて渡り、迷路のような旧市街の城下町の丘を登っていく。
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丘を登り切ると、そこがプラハ城だ。
昼間は観光客でごった返す場所だが、日暮れ時にはもう人も少ない。
モノトーンの静かな空間が広がっていた。
プラハ城の「本丸」には聖ヴィート大聖堂の大伽藍がそびえ建つ。
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かつてここプラハ城に居を構え、国王としての政治の仕事よりも己の好奇心を優先させるかのようにプラハを芸術家と天文学者が集まる星の都に変えた神聖ローマ皇帝ルドルフ2世も、この聖ヴィート大聖堂に眠っている。
プラハを訪れる度に、この宇宙科学と芸術を愛した偉大でそしてどこか憎めない敬愛すべき人物の墓に参りたいと願っているのだが、どういう訳だかいつも聖ヴィート大聖堂に来ると日が暮れてしまっていて廟の中に入れず、果たせないでいる。
そして今日もまた、聖ヴィート大聖堂の玄関は固く閉ざされてしまっていた。
ルドルフ2世にはいつも大変申し訳無いのだが、これはきっと「また出直して来い。お前はもう一度、プラハへ来い!」 と王様から言われているのだろうと勝手に都合よく解釈しておくことにする。
…それに実際、今度の年末年始休暇にはワルシャワからウィーンまでオペラ観劇しながら鉄道での旅をしようと思っているので、その旅の道程の途中にあるプラハにも恐らくまた立ち寄ることになるだろう。
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今回の旅は、これで無事に終わった。
明日にはプラハを後にして、日本への帰途に就く。
駆け足でオランダとチェコのプラネタリウムを巡る、短いながらも充実した旅だった。
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→8:空港にて ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ空港とスキポール空港に続く
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