衛星「かがやき」応答せよ

写真：「いぶき」搭載カメラによる衛星分離の様子（画像提供：JAXA)

平成21年1月23日12時54分（日本時間）に打上げられたH-IIAロケット15号機（H-IIA・F15）に温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」と共に搭載された7つの「あいのり衛星」のうち、
小型人工衛星「かがやき」が消息不明になっています。

難病児童らの夢乗せた衛星「かがやき」消息不明(読売新聞) - goo ニュース

小型人工衛星「かがやき」　ソラン株式会社

NORAD（北アメリカ航空宇宙防衛司令部：24時間体制で地球近傍の衛星やロケット打ち上げを監視している。毎年クリスマスにはサンタさんの追跡もしている）は軌道上に8つの物体（H-IIAロケット15号機のメインの積荷である「いぶき」と、7つのあいのり衛星たち）とH-IIAの２段目があるのを確認しているようなので、
「かがやき」はH-IIAからは分離されたものの何らかのトラブルで信号を発信できていないか、或いは地上局で「かがやき」からの微弱な信号を受信できていないのだろうと思われる。

「かがやき」は子供たちに宇宙に親しんでもらうことを主な目的としており、軌道上で広げた軌道離脱パラシュートに描かれた子供たちの書いた絵をカメラで撮影する計画もあったという。
ソラン株式会社の関係者は、世界中のアマチュア無線愛好家と協力して「かがやき」との交信に利用されるアマチュア無線電波を何としても捉えたいとのこと。

打ち上げを見送った僕も「かがやき」の無事を祈っています。
エイセイ「カガヤキ」、オウトウセヨ！

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