昨日と今日ですごい色々見てきて、何から記事にすれば分からない!
写真も400枚以上。どれをアップするか迷う。
一言で言うと、スペイン、すごい。
500年間の栄光の歴史は只者じゃなかった。
やっぱり来て良かった・・・。
昨日は朝9時前にはホテルを出て、ザグラダ・ファミリアに向かう。
地下鉄に「ザグラダ・ファミリア」という駅があり、そこからすぐなのだとか。
で、駅について外に出て、叫ぶ。
うわぁぁー。
だって目の前にこれが立ってるんだもん。
ザグラダ・ファミリアのうち、ガウディが建設したという4本の塔だ。
いきなりのすごい攻撃・・・。
下側の門の部分はデコレーションが素晴らしく、中に入場するとよく見える。
こんな感じ。
まるで雪の華を見ているような、不思議なデコレーションだ。
さて、団体入り口はこちら側にあり、日本人観光客の集団も続々バスで到着。
個人入り口はこの反対側。
反対側も別の4本の塔が建っている。
日本人の建築家が関わった、というのはこちらの方だよね。
柱のデザインが印象的。
ガウディらしいデザインに、シンプルながら、意匠が凝らされている。
グエル公園のガウディ博物館とセットで13ユーロ(約2000円)のチケットを買う。
中に入ると、先ほどの団体さんに加え、他にも日本人観光客がたくさんいた。
朝9時から観光してるのなんて、世界でも日本人くらいだということか。
中に入ると、高い天井に映える美しいステンドグラスに圧倒される。
まだまだ工事中なのですが、これが大聖堂になってる部分です。
写真じゃ伝わりにくいのだけど、ものすごい巨大。
一体何人収容するのだろう・・・
完成したら、アメリカのメガチャーチなんて目じゃない、と思う。
デザインがとても幻想的・・・。
柱はまるで木が生えているよう。
巨大な木の生える林の中にもぐりこんだ気分だ。・
付設の博物館の情報によると、本当に樹木から意匠を得ているのだそうだ。
天井のデザインも、まるで花のようだが、これも花をモチーフにしているのだとか。
こちらの聖堂はまだ未完成ですが、博物館の方には、これの完成形の縮小石膏モデルがある。
なるほど、あれにそのまま巨大な石のアーチが付くのか・・。
それは作るの大変そう。
石膏モデルによる最も高い部分の天井。
実際にはこのように再現されている。
ものすごい巨大なのに、精彩に作られていて、見るものを圧倒させる。
ずっと天井に見入ってしまい、首が痛くなるほどだ。
2.5ユーロさらに余計に払うと、4本の塔の中をエレベータで昇っていくことが出来る。
もちろん行ってみましたヨ。
普段はものすごい人が並び、1時間待ちなども普通らしい。
しかし年末の朝っぱらから来ている観光客は日本人ツアー客くらいであり、しかも彼等はエレベーター昇らないので、空いており、全く並ばずに乗れた。
らっきー。
恐らく晴れていれば景色がものすごくいいのだと思うけれど、雨だったので景色自体は大したことなかった。
ただ、上の方でもどんどん建築が進んでいる、のを目の当たりに出来るのと、
塔の巨大さを改めて確認できたのは良かった。
景色は良いが、こんな階段を下っていくので、高所恐怖症の人には不向き。
建築中の横っちょの4本の小さい塔。
上にこんな可愛らしい、お菓子みたいなのが付くのか!
最後はこの階段をひたすら降りる。
暗いし、結構長くて怖い。
写真だとうつってないけど、目で見ると、永遠に下まで階段が続いているように見え、気が遠くなる。
ザグラダ・ファミリアは完成まであと200年かかる、という話を以前に聞いたとき、技術が進んでる現代にそんなにかかるわけないでしょ、と思ったが、来てみてその意味が分かった。
既に完成しているところを回るだけでも、考えられないほど巨大だ。
東京に建ってる巨大ビルなんか目じゃないほど。
それをこの精細さで、熟練した彫刻家が一つ一つの部品を手作りでつくっている。
既製品の材料でビル建てるのとは違うのだ。
一体どのくらいの時間がかかるのか、考えただけで気が遠くなる。
ところが今完成しているのは両側の4本の塔と、横に出てる建物だけ。
これから、この写真の赤丸で示された、巨大な塔をまだ2本も建てるのだという。
現在建ってる4本の塔が、とても小さく思える。
もともとは、カタルーニャ地方で独立の機運が高まった際に、建設が始まったザグラダ・ファミリア。
途中戦争や内戦を経て、建築が止まっていたことはあったが、技術も圧倒的に進んだ現代でも黙々と立てられている。
人間って本当にすごいものを作るんだな・・・
正直、言葉にならない感動だった。
旅行が大の苦手で、ひきこもりの私は、スペインに行ったことないし、その他の大陸諸国もまったくと言って良いほど行ったことないのですが、この記事を読んで、いいな~、ここだけは行ってみたいなあ~、と思わざるを得ませんでした。アメリカやオーストラリアなどの新しい大聖堂だと、その都市では有名な観光場所になっていても、何だか安っぽく感じることが多いですが、やはり長い伝統をベースにした創造性というものでしょうかねえ。
昔の大聖堂にも、葉っぱの装飾はよくありますけど、それが上手く使ってあるようですね。それから、先端に果物をたくさん盛りつけたような小塔、とてもユニークですね。どんどん増殖しつつある石の森というような印象を受けました。Yoshi
私は特に、あのバカデカいステンドグラスが印象的でしたー。
もう色々決まっちゃってるかも知れないけど、バルセロナでの食事の予定にもし余裕があったら、cal pepっていうお店おすすめです! - http://www.calpep.com/en/principalen.htm
日祭日と土曜の夜がお休みなのと、開店とほぼ同時に満席になっちゃうとこがたまに(かなり)キズ。。。
ええ、フランスもそうですが、カトリック国は田舎の小さな町に行っても、息を呑むような壮麗なカテドラルがあることにやはり驚きますね。
やはり歴史かな・・・
アメリカは建造物というより、自然の壮大さに惹かれますね・・・
>Tomokoleaさま
バルセロナのお食事先教えてくださって有難うございます。
実はバルセロナは余り長く滞在しなかったので、余りいろんな店に行く機会が無かったのですが、また再訪したいと思ってるので、そのときに参考にさせていただきます。
ブログでおっしゃられている反対側になります。
非常にプライドの高いお方ですので、その間違いを聞かれたらお怒りになられます。
ちなみに、関係と言っても大した事はありません。
彼は言うなれば日本人向け広告塔で、その彫刻技術にかんしては評価は芳しくありません。