一燈照隅

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東宮大夫に外務省ロシア大使とは。

2006年04月06日 | 皇室
秋篠宮妃殿下のご懐妊によって、皇室典範改定問題が最近はマスコミに出てこなくなったようですが、その事によって関心が薄れていくのに危機感を持ちます。
民主党の高井美穂議員の質問に対して、政府答弁を見ると有識者会議の報告をけっして諦めたようには取れないからです。それどころか強引にでも改悪するようにも取れます。


皇室典範改正案の提出に関する質問主意書  
小泉純一郎内閣総理大臣は本年一月二十日の衆議院本会議での施政方針演説で「皇位が将来にわたり安定的に継承されるよう、有識者会議の報告に沿って、皇室典範の改正案を提出します」など、今国会での皇室典範改正案提出を言明していると承知している。しかし、その後皇室におかれてのご慶事など状況の変化も起きている。  

そこで、以下のとおり質問する。
一 政府は、皇室典範改正案を今国会に提出する方針を変えていないのか。今国会に提出するとすれば、いつ提出するのか。
二 小泉総理大臣は本年二月七日の衆議院予算委員会で、民主党の岡田克也委員の質問に対し「私は、法案を出して慎重に審議していただければ、今国会で十分大方の賛同を得られるような状況になっていくと思っております。でありますので、法案を提出いたしましたならば、今国会中に、皆さんの御協力を得て成立できるように努力したいと思っております」と答弁しているが、この方針に変わりはないのか。
三 状況の変化を鑑みて、皇室典範改正案を今国会に提出しないことはありうるのか。また、提出しないとすれば、いつ、どのような形で政府はその方針を国民の前に明らかにするのか。  
右質問する。



衆議院議員高井美穂君提出皇室典範改正案の提出に関する質問に対する答弁書
一から三までについて  
象徴天皇の制度をとる我が国にとって、皇位の継承は、国家の基本にかかわる事項であり、昨年十一月に皇室典範に関する有識者会議の報告書が取りまとめられたところである。  
政府としては、安定的な皇位の継承を維持することは重要であると認識しており、皇室典範の改正について、この度の文仁親王妃紀子殿下の御懐妊という御慶事も踏まえ、取り組んでいくこととしている。


それにも増して、最近の皇室へ外務省の人間が関わってきているのに不安を感じています。
皇太子妃殿下が外務省出身と言うことで外務省の人間が増えているのかもしれませんが、皇室は日本の伝統と文化の象徴でもあります。その皇室に関わると言うことは文化や伝統を理解している人でなければならないと思います。

皇室を変えるのでなく、皇室に染まる人でなければなりません。


宮内庁東宮大夫に野村ロシア大使 2006年 4月 4日 (火) 10:36  

皇太子ご一家のお世話をする宮内庁東宮職のトップ、林田英樹東宮大夫(64)が6日付で勇退し、後任に野村一成駐ロシア大使(65)を充てる人事が、4日午前の閣議で決まった。  

野村氏は外務省出身でロシア畑。1991年には内閣審議官として国連平和維持活動(PKO)協力法案の審議、99年からは沖縄担当大使として沖縄サミットの準備などを担当した。皇太子妃雅子さまが2―4歳だった60年代後半には、在モスクワ日本大使館で雅子さまの父・小和田恒氏と一緒に勤務していた経験がある。  

林田氏は旧文部省出身で、学術国際局長、文化庁長官などを歴任。2001年11月、東宮侍従長に転じ、02年5月から約4年間、東宮大夫として、雅子さまの長期静養や、長女の愛子さまの養育などへの対応にあたった。


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1 コメント

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Unknown (いけだ みつる)
2006-04-07 22:29:31
ご皇室のこと、祈る気持ちでいっぱいです。

結局は、これが原動力となって、今日まで、

わたくしは、進んできていたのだと思います。

真正の歴史書を、オカルトまがいに貶めようと

する人たちと、戦わねばならない状態になってしまいました。今後ともよろしくお願い申し上げます。
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