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コノ世の世界の本当の仕組み・6

2013-03-19 23:09:59 | コノ世の世界の本当の仕組み
エネルギーと食糧という2つの非常に重要な分野で、同じ少数のエリート銀行経営家族とその企業が支配してきた影響は壊滅的なものでした。
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*映画「スライヴ」 (THRIVE Japanese)動画 日本語[2:12:03]
https://www.youtube.com/watch?v=yp0ZhgEYoBI&feature=plcp
映画「スライヴ」概要書き起こし 2 投稿者 888(スリーエイト) さんの労作だ-
  http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/602.html
・コノ世の世界の本当の仕組み・5 のつづき
そこで私は疑問を呈しました。
科学技術を弾圧することで利益を得ているのは誰なのか?
クリーンなエネルギーの利用によって富と権力が脅かされるのは誰なのか?
一握りの人が富を持ち大多数が貧困に苦しむようにする動機があるのは誰か?
独立した研究者である私は調査報道の鉄則「話がおかしいと思ったら金(カネ)を追え!」に従いました。~(ザ・マネー)に続く~

*映画「スライヴ」 0:43:13~
・コノ世の世界の本当の仕組み・6
エネルギー会社は世界が石油に依存していれば今後も莫大な利益を得られます。
代替エネルギーを阻止し、世界の石油資源を支配し、石油価格を高く維持することに巨額の資金を注ぎ込んでいます。独占を脅かすものを弾圧する、多大な資金と影響力を持っています。
では巨大企業の背後には誰がいるのでしょうか?

ロックフェラー石油王国は1870年、ジョン・ロックフェラーがスタンダードオイル社を創業しアメリカ初の億万長者となって誕生、同社はその後エクソンモービル等に姿を変えています。

ロックフェラー家は食糧も支配し世界の農業を、石油を使う大規模農業へと転換させた中心的存在です。
60年代、70年代のいわゆる「緑の革命」を思い出します。当時は私も多くの人と同じようにいいことだと思っていました。
しかし、それは広大な土地に1種類の作物を植えて石油系肥料や農薬を大量に使うものでした。

(以下参照)
緑の革命 http://econgeog.misc.hit-u.ac.jp/excursion/00bengal/column/hyv.html
「緑の革命」は、中学校や高校の教科書には必ずいっていいほどでてくる。そして「緑の革命」は途上国において米の収穫量を増やすため、われわれにはとてもいいことであるように教え込まれてきた。
だが、最近はインドを中心にその弊害があらわれ、批判が生じている。~

緑の革命はロックフェラー財団の自然科学部門が農業関連の大企業と手を組んで考案したものです。
石油による農業は石油産業に新たな巨額の利益をもたらしましたが、飢餓をなくし健康を増進するという謳い文句は実現しませんでした。

緑の革命では、目先の生産に土を使い切るため(?)、当初は生産性が向上したように見えましたが近年になりそのツケが回ってきました。

巨額の税金が巨大な農企業に補助金として使われ、家族経営の小規模農家はほぼ姿を消し、生物多様性が破壊され有毒な化学物質が農業従事者の健康を蝕み、土地、水、食べ物を汚染し皆の健康を脅かしています。
2010年現在、世界の約7人に一人は食糧を十分に得られないのです。


工業化された化学農業をもたらした巨大企業は食品供給過程を統合する3つの手段を編み出しました。

1つは支配の手段としての遺伝子組み換えです。

もう1つは支配の手段としてタネ、生命を特許化し、タネは私有財産であると宣言し、農家によるタネの保存を知的財産の窃盗として犯罪扱いすることです。

3つ目は普通の人々、農家、生産者がタネを保存する自由を奪う、いわゆる自由貿易条約です。

一握りの企業に、さらに依存させるためにタネのできないタネを作り出すターミネーターテクノロジーはこの最終段階です。
人間は歴史上初めてタネによる新たな植民地化を行っているのです。
これは将来に対する植民地化です。

(以下参照)
・「遺伝子組み換え作物」の「種の特許権」で「食料の世界支配」を目論む米巨大企業「モンサント社」!
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/4739740d03d5cb5246ac1e079153fab8
日本がTPPに参加すれば、使用農薬や肥料が不明な安価な輸入農産物が大量に輸入され日本の農業は壊滅的な打撃を蒙るのは確実です。

さらに危険なことは、今まで禁止されていたモンサント社が90%独占する「遺伝子組み換え作物」の輸入と生産が解禁されることです。

「遺伝子組み換え作物」は人体に悪影響を与えるとの観点から、EUと日本は米国からの輸入を原則禁止しています。
 *「遺伝子組み換え作物」 の画像検索結果- 画像を報告
米国ではすでに大豆生産の70%が「遺伝子組み換え大豆」となっています。

トウモロコシの原産地であるメキシコでは、500種の伝統的なトウモロコシを生産していましたが、NAFTA(北米自由貿易協定)に加盟して
1994年に条約が発効して以降、それまで輸入も栽培も禁止されていた「遺伝子組み換えトウモロコシ」の輸入と栽培が解禁されました。

その結果、メキシコでは「遺伝子組み換えトウモロコシ」が主流となり伝統的なトウモロコシの生産量は激減しています。
 *映画『モンサントの不自然な食べもの』公式サイト
モンサント社は、除草剤「ラウンドアップ」に耐性を持たせた「遺伝子組み換え作物」を開発しその種を販売しています。


エネルギーと食糧という2つの非常に重要な分野で、同じ少数のエリート銀行経営家族とその企業が支配してきた影響は壊滅的なものでした。
私はこのような支配力の独占を知って最初は困惑しましたが、大変だが治る病気にかかっていることを知るように重要なことだと思いました。が、直すことが目標なら原因と仕組みを理解することが大事です。
そこで調査を進めました。

巨大な銀行経営一族の支配力は石油と食糧以外にどこに現れるのか、お金の流れを追っていくと、生活のほぼ全般に同じ支配のパターンが見え始めました。
そして同じ少数の家族が直接的に銀行や企業を通じて、または間接的に大規模な財団を通じて、いつも支配権を握っているのです。

 *映画「スライヴ」 0:47:42~7につづく  
  *世界最大の金融財閥ロスチャイルド一族 - Anti-Rothschild Alliance
世界の金融、石油、情報機関、原子力、軍事、政治、食品、メディアを支配するとい われるロスチャイルド一族。
次々と有力な実業家、政治家、貴族、他の銀行家や財閥 たちと閨閥(妻の親類を中心に結ばれている勢力)をつくりながら、世界 .... のクーン・ ローブ商会を通じて、ロックフェラー、ハリマン、カーネギーらに資金を提供して、これらを 巨大財閥に育成しました。


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