ミンメイのあちこち旅日記

日本&アジアを巡るフリー旅日記

奥多摩・武蔵御岳神社

2012-09-23 | 秩父・多摩
残暑厳しい中、涼を求めて向かったのは奥多摩・御岳。


駅前からちょっとレトロなバスに乗り、ケーブルカー乗車駅の滝本へ。


なんと山頂付近はマイナス8度!で24度だそう。
意外なことに、御岳は都内から一番近い避暑地なんですね・・・知らなかった!


予約していた宿坊「東馬場」に荷物を預け、いざ参拝!
途中、宿坊を見ながら約15分の急坂を上って参道の商店街へ。


なつかし~いおみやげグッズや、奥多摩の地酒も置いてあったりの昭和気分な商店街。




商店街にある見晴らしのよさそうなお店の奥は喫茶コーナー。


商店街を抜けると鳥居脇の水場に到着。なんでもここ、武蔵御岳神社はお犬様のお寺として有名だそうで、
ペット用のひしゃくもバッチリ準備されています。


鳥居を抜けると、見えるのはゴールの見えない長~い階段。


修行僧気分満点!でひたすら登り続けます。もう着いたか?と思って曲がるとまだその先が・・。
と、やっと見えてきました「武蔵御岳神社」の文字が!


やっと到着!「これだけ苦労したんだからご利益があるに違いない」と思わせるのは山の魔力でしょうか(笑)
かなり立派な神社です。はるか都内まで見渡せて気持ちいい!




ケーブルカーの最終は午後6時半(土日)までなので、午後4時すぎると他に参拝客もいません。
貸切気分でゆっくりおみくじ売場を物色。用途別に各種お守りが売っていて思わず目移りするほど。
自宅ネコ用に肉球が可愛いペット守を購入。




それにしても・・行きもつらいが帰りもひざガクガク!の武蔵御岳神社でした。


御岳の宿坊・東馬場に泊まる

2012-09-22 | 秩父・多摩
最近話題になっている宿坊。今回は奥多摩・御岳にある東馬場に行ってきました。

御岳駅からケーブルカーで山頂駅に。舗装された山道を歩くこと約10分ほど。


かやぶき屋根を目指していると・・・見えてきました。期待を裏切らない風情です。


まるで時代劇のセットのような入口。ここが東京都だとは思えない・・!
こんなところに泊まれるなんて・・ドキドキしてきます。


迎えてくれたのは、奥ゆかしい、たおやかな、などといった今時死語になりつつある形容詞が
まさにぴったり!の原節子似のしとやかな若奥様。
さっそく部屋に通されるとお抹茶&デザートのサービスが。


この東馬場、正確には馬場家御師住宅といいなんと都指定有形文化財。
幕末は慶応2年(1866年)に建てられたものだそうな(思わずにほん昔話調に・・)


部屋の造りも感激モノ。タイムマシンにのったような気分になります。








特筆すべきはトイレ。昭和世代なら子供の頃の自宅を彷彿させるアレ「ぼったんトイレ」
これぞ「和モダン」建築デザイン関係の人には涙モノでしょう。


市松模様がたまらなくいい感じ。


お風呂は湯船もそこそこ大きなシャワー付き。快適でした。


夕飯には舌がとろけそうな自家製刺身こんにゃくを始め健康フルコース!




朝食もすばらしいラインナップでした。食後のモーニングコーヒーも美味。



帰り際、三つ指ついてご挨拶された私、初体験だったのでドギマギしちゃいました。
これは現実だったのか、いや夢を見ていたのか・・?

HPもブログも持たず、楽天などネット予約もしていないので予約は直接電話のみ。
そのせいか、週末にもかかわらず他に宿泊客はなく はっきりいってかなり穴場。
グループでワイワイ過ごすには向かないけれど、山で静かに過ごしたい人にはおすすめ!の宿坊です。


御岳・玉川屋

2012-09-21 | 秩父・多摩
御岳からの帰り道、遅めのランチをとりに創業99年(大正4年)の老舗、玉川屋へ。



古民家を改装したという店の外観と、御岳駅すぐそばという便利さもあるのか、
日曜の午後2時過ぎだというのにまだ数組の行列が・・・。
かといって徒歩で行ける店もないのでしかたなく列に加わることに。

メニューはこれ。


もり720円。


ざる750円。30円の違いはどうやら海苔のあるなしのようです。

スタッフはてきぱきしているし、お味はしっかりしたおそばでおいしくいただきました。

前回、鳩ノ巣駅近くの「鳩美」のソバと比べると・・ソバそのものは甲乙つけがたい。
玉川屋のように激混みしてないぶん、落ち着いてゆったり食事できたという点で
もう一度行くなら「鳩美」かな。(玉川屋さんゴメンなさい)

参考までに・HPはここ。  1000円で100円引きのクーポンもありますよ!

御岳・ロックガーデン

2012-09-20 | 秩父・多摩
御岳・ロックガーデンといっても野外フェスやバンドではなく、
奥多摩御岳山の人気のトレッキングコース。1周約3時間と聞きトライしてみました。

前日泊まった宿坊から御岳神社の鳥居をくぐり、歩きやすい杉木立をゆっくり下っていきます。


まずは見晴らしスポットの長尾平へ。




ここには山小屋風のおしゃれなトイレが。イケてる山ボーイも絵になってます。


この先長尾平分岐にロックガーデンの表示が。日本語名で「岩石園」う~ん、渋い。


比較的かんたんな七代バイパス路を選んで30分弱で天狗岩到着。


しかしここから先が、日頃歩きなれていないせいかかなりキツイ。
気が付くと自分より年上の人たちにガンガン追い越されていきます。
人だけでなく犬にまで追い越されてしまいました(涙)


ヨタってカメラをもつ余裕もない・・と思ったところに休憩所が。ホッ。


一服して周りを見渡すと、真夏の暑さを忘れるほどの濃厚な緑はまさに森林浴!



思いのほか自然!ワイルド!な実に歩き甲斐のある(笑)ロックガーデンでした。
秋の紅葉のころはまた格別とか。

帰り道、コーヒーを飲もうと朝チェックしていた参道のお店はやっぱり満席。
次回はぜひ飲んでみたいですね!(その前に脚を鍛えねば!)





白馬・栂池高原

2012-09-13 | 信州松本
八方尾根、上高地を制覇して残された?栂池高原に。
前回夏、上高地でのあまりの人出にうんざりしていたのですが、
8月の土曜日にもかかわらず、心配していたほどの観光客はなく一安心。
リフト20分&ケーブルカー5分を乗り継いで、栂池自然園到着。




標高1829m。吹く風がまるでクーラー(表現方法がさびしいな~)アザミの花が咲いています。


ここから5.5キロ、クマに気を付けて約3時間の園内1周にスタート!

 
前半のわたすげ湿原までは無理なく歩きやすい道。





しかし・・標高2000mとはいえ、晴れた直射日光の下は・・やっぱりたまんなく暑い。
急な階段を下りると梓川。甘く見ていたらここからはハードな登りが続きます。
なるほど、梓川を過ぎると歩く人もどっと少なくなってきました。

でも「せっかく300円も払って来たんだから全部回らなくては!」と思い、黙々と前進。
約1時間後、とうとう標高2010mの展望湿原に到着!

宿で作ってもらったおにぎり弁当をいただきます。


残念ながら目の前に見えるはずの大雪渓はぼんやり。


しかし30分もたたないうちにずいぶん見えてきました。
ほんとに山の天気は変わりやすい・・ここで一句「栂池や 女心と 山の雲


帰り道は雁股池方面を・・ここの下りがおそろしく急勾配。かなりコワイ。


でも歩かなければ帰れない!!ちなみに眺めは最高。


脚ガクガクでたどり着いた栂池ヒュッテでご当地サイダーを。



フーッ、大自然の中で飲むとどうしてこんなに美味しいのかな?

白馬落倉高原・ロッジ基

2012-09-12 | 信州松本
白馬の宿泊先ではずせないのが、落倉高原にある「ロッジ基」

白馬から車で10分、落倉自然園の先を曲がり細い砂利道を登っていくと、
数件のペンションを通り過ぎる以外は何もない森の、その先にロッジがあります。


オーナー夫妻はどちらも横浜出身、7年のサラリーマン生活から脱サラして
約20年前にここ、落倉高原にロッジをオープン。






今回のお部屋は和洋室でかなり広め。




窓から見えるのはただひたすら森。日常を忘れさせてくれます。

このロッジ基、オーナー自ら育てた無農薬野菜での食事が最高で、
この料理につられてリピーターになる人、多数。(かくいう私も間違いなくその一人)

そしてお楽しみの夕食!・・はジャズを聴きながらいだだきます。
実はここがちょっとだけ気恥ずかしい私(笑)。
今日は和風。野菜はもちろんすべて自家製。デトックス効果抜群!










お腹いっぱい!・・おっと、デザートは別腹。


翌朝6時半、気温は16度。すがすがしくひんやりする8月の朝!!


希望者は車で5分ほどの基ファームでのブルーベリー狩りに。


ここでとれる野菜が食卓に上ります。かなりの種類が作られています。


見上げれば白馬連峰を見渡せる絶好のロケーション。やはり早朝が一番だそうです。
手前の白い花はソバの花。秋には手打ち蕎麦にありつけるのかも。


摘んでは食べ、摘んでは食べ・・これって動物の原点だよね~などと思いつつ。
おいしくて気持よくて最高!!


帰るとさっそく朝食。とれたてのブルーベリーがフレッシュジュースになって登場。
むちゃくちゃ美味い・・・♪


今回もとれたて野菜&ブルーベリーをたくさん買ってロッジを後にしました。
次回はぜひ他の季節を味わってみたい、と思います。   ロッジ基・HP



北安曇・池田町

2012-09-11 | 信州松本
安曇野市のすぐ上に位置するのが池田町。
「北アルプス展望の町」「花とハーブの里池田町」としても有名です。

あずみ野池田クラフトパークにある「北アルプス展望美術館」は
その名に恥じない眺望抜群の町立美術館。
観光客が比較的少なめなのでゆっくり過ごすことができるおすすめ美術館です。


喫茶ラウンジからコーヒーを飲みながらのパノラマも格別。


夕暮れ時に行ったためか、こんな素晴らしい眺めを堪能できました。

神々しいってこういう感じ?!

下って51号線に行くと「道の駅・池田町ハーブセンター」があります。


名物のハーブソフトはいろんなハーブの中から選べます。
もちろん池田町産のハーブも売ってます。安くて種類も豊富、買うのに迷うほど。


特産?の「くわ茶」はどーんとつめ放題!

大袋でも300円。番茶風で格好イケます。

朝行ったので外では野菜の直売が。特売50円・・・とにかく安い。




夏はかぼちゃのハイシーズンだそうで、直径20センチの大きいモノでも200円!


てるてる坊主の里」でもある池田町らしく、かわいいオリジナルお菓子も売ってます。


キュートさに負けて てるてる饅頭 購入。銘菓ひよこに似たなつかしい味でおいしかったです。

町役場のそばには「てるてる坊主の館」もあって、全国から集めた力作も展示中!

あずみ野人気に押されてちょっとマイナー感のある?池田町ですが、
ここからのアルプスの景観は一見の価値がありますよ!

くわしくは⇒ 池田町観光協会HP

安曇野・手打そば大梅

2012-09-10 | 信州松本
ガイドブックに載っていない蕎麦屋へ行こう!ということで、
以前宿泊した白馬の宿のスタッフに紹介された、信州・安曇野の「大梅」に。


穂高駅から白馬方面に山麓線をアートヒルズミュージアムを目指して走り、
満願寺の手前にこっそりとある「大梅」・・うっかりすると通り過ぎてしまうので要注意!




営業時間は朝11時~午後2時の3時間のみ。食べ終わって帰るころにはすでに閉店・・。


店内はさりげなくもおしゃれ。天井が高くて気持ちのいい空間です。






メニューはもり、かけ、大梅十割、などで実にシンプル。もり900円を注文。
ちなみに「おまかせ」はおかずの盛り合わせだそう。


蕎麦は黒々していてかなりワイルド系。しっかり食べごたえあり。


蕎麦といっしょになんと「肉じゃが」がついてきました。味がしみていておいしい。


ゆったりくつろいでの蕎麦タイム。おすすめです。HPはこちらから

白馬八方・猫のいる宿 あらや旅館

2012-09-09 | 信州松本
白馬の旅、2泊目は白馬八方温泉・猫のいる宿「あらや旅館」へ。


旅館街の端にあるため思いのほか閑静&想像よりきれいな建物に感激!
案内されたお部屋はB館2階。広~い!!


窓からは緑が・・・お部屋で森林浴できそう。


さっそく温泉へ。体をゆっくり伸ばして入れる湯船。
お湯も熱すぎずいい感じ・・お風呂上りはツルツル!!




当日はBMWのバイクの大イベントがあるとかで、八方の宿はどこもバイクだらけ。


夜はミーティングがあるそうで、バイクのみなさんは素泊まり。
夕飯は我々1組だけの貸切になりました。
たった1組の客のために、食べきれないほどのメニューが並んでいます。




さらに次から次へとおいしいできたて料理が運ばれてきます。




翌朝はたっぷり朝湯に浸かったあと、朝陽の当たる食堂でさわやかな朝食。


THE・日本の朝ごはん。元気が出そう!


・・しかし肝心の猫のタマちゃんはまだ遭遇できないまま・・・。
まさかこのまま会えずに終るのか?! むごすぎる・・・と、思っていたら、
帰り際のフロントにタマちゃんの御姿を発見!!


朝からしっかりフロント業務をこなしています(笑)


最後に思いを遂げることができて大満足!!の「猫のいる宿」でした。



山形村・手打そば川上屋

2012-09-08 | 信州松本
松本駅から南西に約10キロ、塩尻と新島々の中ほどに位置する「山形村」は
あの山形県と同じようにそばで有名なところ。
松本市街からR291または松本電鉄沿いにR158を進み、
R449へ入ると、見晴らしのいい道なので看板がすぐ視界に入ってきます。


停まっている車はほとんど地元ナンバー、なんだか期待できそう。


中に入ると視界に入るのがカエデの大木!


安曇野あたりのそばはなぜか相場が高いことが多いのですが、
ここ川上屋は観光地からは外れているせいもあって良心価格。




前菜に浅漬けもついてきました。あっさり味でイケます。


つゆは煮干し&コンブ。ざるそば600円、量もそこそこあってうれしい。


こちらは川上屋さん一押しの天ざるそば1200円。納得のおいしさ。


ホンモノの猫はいませんでしたが店内は猫だらけ。くつろげる雰囲気です。


山形村周辺は実はスイカの一大産地。
出口にあったスイカの直売。どれも直径35センチ強の巨大サイズでたった1000円!!
喜んで買って帰ったものの、自宅の冷蔵庫に入らなくて困りました・・。


地図など詳細はこちらをどうぞ⇒川上屋

日本アルプス・サラダ街道を行く

2012-09-07 | 信州松本
安曇野から塩尻にかけての日本アルプス・サラダ街道
大きな観光地ではない分、のんびりと雄大なアルプスの風景を楽しめるおすすめルートです。


その名の通り、一面の野菜畑。空の広さを実感!




途中、ルートの中心地、山形村にある「ファーマーズガーデンやまがた」へ。
となりの波田村と並んで夏の特産はスイカというだけあって、
なるほど文字通りごろごろとスイカが転がっています。壮観。


りんごも生産者の名前ごとに売られています。1袋5,6個入りで300円前後。
夏にりんご?と思って買いましたが、シャキシャキした食感で最高。


初めて見かけた「スズメバチ酒」 ビンの底には本物のハチ・・・迫力満点。


その他、ラフランスやブルーベリーなど盛りだくさんのフルーツが売られています。
松本観光のドライブには「サラダ街道」,はずせないポイントになりそうです。