南浦和雑記庫

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★四国回遊 ~ごめん・なはり線~

2006-08-20 | ★旅行記
真新しい奈半利駅からごめん・なはり線に乗り込む.

新線なので高架なのは当然として,奈半利の街(人口約3000人)の規模を考えるとずいぶん立派な駅であるように感じる.
もちろん室戸への玄関口だから観光拠点であるし,街の中心とするべく立派な駅を建てる地方都市は多い.

ただ,大きいのは駅舎だけで階段を上がると改札口は非常に狭くて簡素であった.



ホームも1面1線しかなく,ここに高知行きの快速が鎮座していた.



ごめん・なはり線の各駅の駅名標には,高知県出身の漫画家やなせたかし氏がデザインしたキャラクターが描かれている.
駅名を取り込んだ名前をつけられたキャラクターが各駅にいる.



車両の壁には後免駅のキャラクターと奈半利駅のキャラクターが描かれている.




さて,この列車は快速である.
安芸までは各駅に止まり,安芸からは和食,夜須,あかおか,のいち,後免町,後免と停車し,JR土讃線に乗り入れて高知まで各駅に止まる.

日中午後からは約1時間毎に快速が運転されており,これを補完するように安芸-後免間の普通列車が走っている.
つまり日中でも毎時2本走っているわけで,地方の新規開業第三セクター路線にしてはかなり充実しているダイヤである.

車両はディーゼル車1両で,オールロングシートである.
奈半利発車時点で席は半分以上埋まり,停車駅毎に徐々に埋まっていった.

それこそ,こういう線区ならセミクロスシートの方が良いのではないかという気がする.

安芸に到着すると,客は半分ほど降りた.さすがにこの辺りの中心地である.
しかし代わりに倍以上の客が乗ってきて席はほとんど埋まってしまった.




ここから快速である.
新型気動車だから性能が良く,線路も新しいからかなり速い.
安芸から後免までの27kmを30分で走破する.

考えてみれば,30分しかかからないから多少席が少なくても構わないのか.


後免町では路面電車の土佐電気鉄道に接続する.
結果として,後免まで乗って後免町まで1駅折り返して先に土佐電鉄に乗っておけば良かったという気もするが,この時は荷物を抱えていたので先に高知の宿へチェックインする決断をした.
この列車が高知直通列車でなく,後免で乗り換えするようだったら気が変わっていたかも知れない.
それくらい直通運転には魅力があるというコトで.



高知に到着.この駅も徳島と同様で規模が小さく,2面3線しかない.



反対側には宿毛行きの特急「南風」がやってきた.
さすがに帰省客が目立つ.



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