南浦和雑記庫

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★四国回遊 ~高知→窪川~

2006-08-21 | ★旅行記
朝の高知駅.

今日は朝一番の特急で土讃線を下って窪川へ.
そこから予土線に乗って宇和島へ向かい,予讃線を上る計画である.


高知駅の2面3線のうち,改札に面した1番線は特急発着ホームとして上り下り共に使用される.

早めに駅に向かって改札に入ると,1番線には各乗車口に結構長い列ができている.
慌てて並ぼうとするが,すぐさま岡山行きの「南風」が入ってきた.

目的とする宿毛行きの「しまんと」はこの次.
並んでいた人はすべて岡山行きに乗り込んだ.
これなら慌てて改札に入ることはなかった.

しかしこの「南風」.アンパンマン塗装をしているのはいいが,ヘッドマークまでアンパンマンなのはどうだろうか・・・




そして「南風」が発車したのであらためて目的の列車の列に並ぶ・・・が,改札の前にある小さな案内図を見ないとどこに並んで良いのか分からない.

徳島駅もそうであったが,高知駅も特急の乗車目標がすべて「乗車口○」(○は数字)というものばかりで,列車毎の乗車位置は駅のアナウンスと駅改札前の案内図に頼るのみであった.
これは訪れた四国の各駅すべて同じで,余所でよく見られる特急毎のぶら下がり式乗車目標はいっさいなかった.

これも四国ならではの呑気さなのか.


さて岡山行き「南風」が発車して16分後,高松発の宿毛行き「しまんと」が入線してきた.




高知からの乗車組を含めて,車内はほぼ埋まった.
月曜朝に都市から地方へ向かう列車にしては混雑している.


列車は,旭,朝倉,伊野,佐川,須崎,土佐久礼,窪川の順に停車する.
伊野と言えば,昨日乗り残した土佐電鉄の終点で,この特急は伊野までの間に2駅も止まる.

逆に言えば土電は路面電車なのに特急3駅分も走るわけだ.

高知-伊野間は12キロ.
路面電車の走る距離が長いと感じるか,特急の停車駅が多すぎると感じるか,いずれにしても特異的だろう.

途中からその土電と並行して走る.




伊野を過ぎると途端に山間に入る.
地理的には土佐湾沿いを南下していくが,須崎の先でちょっと海が見える以外はずっと山の中である.

須崎-土佐久礼間は海沿いだが,ここもどちらかと言えば山間の風景が多い.時々海が顔を覗かせる程度である.
土佐久礼を過ぎるとしばらくトンネルが連続して,四万十川流域の谷間に出る.




土佐久礼駅を出てすぐにこんな標識が見えた.



四万十市は中村市と西土佐村が合併してできた市.
四万十町は窪川町と大正町と十和村が合併してできた町.

徳島の時の例を見ても,四国では最近合併した都市に関しては「○○市(▲▲)」という表記にしているようだが,これは強烈だ.

四万十川のネームバリューは分かるが,さすがにこれを見ると紛らわしいネーミングに疑問を抱かざるを得ない.

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