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「多重がんを克服して」 黒川宣之 著

2006年04月30日 | 書籍のご紹介


<多重がんの定義>

・同時に発生するか、異なった時に発生するかは問わない。
・浸潤、再発、転移は含めない。
・一つの臓器、両側臓器、あるいは組織に独立して発生したニ個以上のがんは、
 一つの腫瘍として登録・集計する。部位が違えば多重がんとする。
・組織型が異なる場合は、同じ部位にあっても多重がんとする。

国際がん研究機構(IARC)、国際がん登録協議会(IACR)より

私は同時に二つ以上できるのが多重がんと思っていたのですが、
このような定義があったのですね。
この定義に基づきがん登録も行われているようです。

著書の黒川さんは、前立腺がん→半年後大腸がん→二年後胃がんと
短期間に3度のがんを体験されています。

最初の方こそ闘病記となっていますが、半分はがん医療の問題点や
最近の患者会の動きなどにも触れられており、大集会のことも書かれてました。
さすが元記者ということで、これからがんのことを勉強しようとしている方への
入門編としてもバランスよく書かれた本であると思います。

どちらも朝日新聞の記者ですが、
上野さんの闘病記が内面をさらけだしたものであるのに対して
(だからこそ自分と重なる部分が多く泣いてしまったのです)、
黒川さんの場合は、がんをとりまく環境のことにも重点が置かれています。

今後も気になる本は、どんどん紹介していきます。


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