MINの目

MINの目が見つけた事柄をつれづれなるままに綴ります

ほぼ歩き遍路 10番札所②

2017年10月17日 | お遍路好き(発心・徳島)
10番札所切幡寺

次の切幡寺までは約4km、言わずと知れた333段のお寺です。
9番札所門前のお茶屋さんで柏餅を食べたせいか、足取りも軽く進みました。

途中、「遍路道はこちら」という立て看板をみつけます。
また地図とは違う気がしましたが、遍路道ならこちらを通ろうと思いました。

「マムシに注意」という立て看板もありました。
このマムシに注意は何度か見かけました。
注意時期は4月から10月とある看板も長い遍路道の途中で見かけました。
10℃以上の時期がマムシの活動期のようです。

このときはそれを知らなかったのでドキドキしながらこの道を進みました。
ほとんど通ってきた県道139と平行にのびています。
後で地図で調べると素直にそのまま県道139を進んだほうが近道のようでした。
これをきっかけに少しでも遍路道を通って行こうと思いました。

角を曲がると緩やかに上り坂が始まります。
山門を抜けると「杖無し橋」が現れ、「是より三三三段」の石標
途中「是より二三四段」もありました。
さらに「男やくよけ坂」「女やくよけ坂」階段もあります。
これは23番札所の薬王寺が有名のようですが、22番札所や他でも見かけました。
「杖無し橋」は橋を渡る時に杖を突いてはいけないという事を知るきっかけになりますね。
愛媛県にあるその逸話が生まれた橋にも後ほど寄りました。


333段はやっぱり大変でした。。
小学校等の検査などで良く階段の昇り降りをしているので変な自信がありましたが、
登っては休み、登っては休みでやっと登りました。
みなさんヒーヒー言いながら登ってました。自然と同志と言いますか、挨拶したり、
登りきった境内では話をしたりしました。
おじさんが次の11番への道のりや次の日に待ち構えている12番への山道へのアドバイスなどをくれたりしました。

納経所のおばあさんが仏様のような雰囲気を醸していてとても印象に残っています。
納経の後、ベンチに座って荷物の整理をしていると白い犬がいて、目が合うと寄ってきます。

手を出すと痛い甘噛をされました。

お寺の犬なのか野犬なのか。。。分かりませんが少し戯れて
なんとなく癒されました。

次の11番札所へは約10km強、13時15分だったので間に合いそうでした。
これから10km歩けるのか正直自信は無かったのですが、行くしか無い!
遊んでくれたワンコとも別れて次へ向います!!

ちょっと遠回りだけど遍路道「マムシ注意」


山門へ続く緩い坂道


杖無し橋


最後にある「女やくよけ坂」


お寺にいた白い犬「目があうと」


寄ってくる





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