聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

「グッドファイト」で気になったフレーズ「Good to know」

2018-04-04 21:47:34 | 英語
最近は新作を追う時間より子供との時間が楽しいので
映画やドラマの見方も変わってきました。

単純に言うと深く、じっくり。
そうすると英語ももっと勉強したいなぁと。

海外ドラマを見ると外国語の勉強になると言いますよね。
そこで私もドラマにまつわる英語のカテゴリも作る事にしました

第1回目の今日は「Good to know」

直訳すると「知って良かった」となりますが
グッド・ファイトはかなり幅広い意味で使われています。

そもそもは良い話を聞いた時、安心した時のリアクションですが、
このドラマではどんな風に使われているでしょうか

#2″嘘の徴候″では
ダイアンがアシスタントを面接する時、自分を雇って欲しくて
「雇うなら私ですよ。」とアピールするマリッサにダイアンが。

訳「あら、どうも」

マイアが調べている事柄が警察の手法だと教えてくれた彼女に

訳「ありがとう」

#3″疑惑のリスト″では
マイアの母親と叔父の浮気が発覚。
それを弁解する母に対しマイヤが。

訳「よくわかった。」

#7″大陪審の裏で″では
訴え合戦になった時、配達員がクレスティーバに
召喚状の1通の配達代を尋ねます。それを説明した彼に

訳「勉強になった」

そしてこれが特徴的かなと思うのですが
#9″罪の意識″では表向きは無実だけど
実は妻を殺しているはずのコリン・スウィーニーが登場。
事務所は彼の弁護をする事になり、調査員は仕事なので彼に有利な情報を得るんですね。
そこでスウィーニーがハイタッチをしようとるすと…
スルーして

訳:「どうも」

#10″混沌″では
何とか危機を乗り切って同士になったルッカとマイア。
ささやかな祝杯をあげる中、ルッカはマイアに「あなたは起訴されないわ」と慰めます。
そこでマイアが

訳:「安心した」


如何でしょう。ちょっと挙げただけでも全部違った訳になっていますが
全体的には最初に書いた直訳「知って良かった。」に当てはまるものが多いですよね。

その点#2″嘘の徴候″のダイアンと#9″罪の意識″の調査員はちょっと違う。
別に求めてない時やあまりかかわり合いたくない時
つまり知りたくない時にも使われているのです

日本語でもそうだと思うのですが言葉通りではないのが
他人とのコミュニケーション。
言語がツールである以上、文面通りでないのもまたドラマが生きた英語を学べるところなのではないかと思います。

という訳でまた気が向いたら
こんな記事も書いていきますので参考にしてみて下さいね

久しぶりの更新は、グッド・ファイト シーズン1

2018-04-02 20:14:01 | 洋画ヒューマン
わ~、ブラス警部が囚人服って!
ストーリー自体もとても面白いけど
こういうオマージュというのか代表キャラをうまく次作に取り入れるのって
アメドラならではだな~と思います。

あら。
すいません。
すっかりご無沙汰なのにいつも通りに事を進めておりますが
久しぶりに食指が動いたので書いている次第です。
そんな約半年振りのお勧めの作品とは




    グッド・ファイト 1ST SEASON


アメドラ史に残る作品となったグッド・ワイフからのスピンオフ
すっかり子育てに追われ、熱中していたら
こんなアイロニーたっぷりで
地上波らしいのに決して地上波では放送できない内容も盛り込んだ
骨太な作品も配信していたのですね

現在本国アメリカではS2を配信中で、評判も良いようですが
日本では昨年配信されたこのシーズンをAmazonプライム・ビデオで配信中。
プライム会員なら無料で見られます

ネイムパートナーが8人になり、
南フランスに150万ユーロ(日本円で約130円なので1億9500万位!)の家を買い
自分は悠々自適に引退を考えている弁護士
ダイアン・ロックハートクリスティーン・バランスキー

カート・マクベイ(ゲイリー・コール)とは浮気を機に別居しているものの
これからの人生を謳歌しようと考えている矢先…

友人ヘンリー・リンデル(ポール・ギルフォイル)が運営する財団の
投資詐欺により破産してしまいます

自分も被害者であるにも関わらず
紹介したのもあって手のひらを返したように友人たちは去り、
経営者で引く手あまただったのに、誰も雇ってくれさえしない始末…

一方、彼女が名付け親であるマイア・リンデル(ローズ・レスリー)も
被害者の1人。
ヘンリーの娘で、一躍時の人になってしまうのです。
仕事も追われ、毎日執拗な嫌がらせを受ける事に…

それでも、アフリカンアメリカンを中心とするレディック・ボースマン事務所
ネイムパートナーの1人エイドリアン・ボーズマン(デルロイ・リンドー)が2人を受け入れ
新たなスタートを切る事に。

果たして2人を待ち受けるこれからとは

アメドラ史に名を刻んだグッド・ワイフの硬派な法廷ドラマはそのままに
それ以上のアイロニーで大人を相手にした良質なヒューマンドラマ。
ゲーム・オブ・スローンズに続きレギュラー2回目となる
ローズ・レスリーの演技も光ります



いやいや確かにトランプ大統領で失望した方も多いのでしょうが
就任式で口をあんぐり開けたダイアンからスタートする?W

事ある毎に彼を皮肉る件【くだり】があるのも
地上波ではないから出来るのかな~なんて思ってしまいました。

私は日本人なので本当のところどれほどの人が未だに反対しているのか
計りかねますが警鐘を鳴らすシーンも。

レディック・ボースマン事務所がトランプ寄りの顧客を獲得する為
彼に投票した人を担当させるんですね。

それがアフリカンアメリカンのジュリアス・ケイン(マイケル・ボートマン)。
「トランプにいれたと言いたくない」という台詞に
思わずニヤッとしながらも
後々事務所に居られなくなるという側面。

白人優位を公言しているにも関わらず
それを支持するマイノリティの方がいるという側面。

いずれも事実なのだろうと
そこに居ない人間が勝手に理想を掲げ、理論する事の危険さを感じました。


裁判の内容についてはどれもこれも見応えがあったのですが
プラスαも加味して
ベストエピソードを訊かれたら、やはり#5″突然の保釈″でしょうか

お馴染みのマシュー・ペリーキャリー・プレストン
ジョン・ベンジャミン・ヒッキーに加えて
パウロ・コスタンツォゲストというのも理由の1つ。

好きなんですよね~、彼。
ジョーイでも救命医ハンクでも。

彼が演じるのはテレビ局の脚本家キース・フィスク
トランプ大統領が
13歳の少女をレイプしたという疑惑をネタにしたのでボツになり、
それをネットで公開してしまったものだから
局に訴えられてしまったのです。

そもそも勝てるはずの無いケースを何とか印象に残す為に闘うという
いかにもアメリカらしい裁判が進む一方で
事務所を潰そうとするお馴染みマイク・クレスティーバ(マシュー・ペリー)と
事務所の弁護士になったエルズベス・タシオニ(キャリー・プレストン)の対決。

今回クレスティーバは司法省特別委員会を名乗っているのですが
汚い手を平気で使う彼に対し
野球で言うなら変化球やカーブを使ってくる彼女には毎度の事ながら
にやにや、ウキウキさせられます

一応、#7″大陪審の裏で″で決着が着くのですが
癖のある2人の対決は今度もこのドラマの魅力の1つとなるでしょう


ところでこのシーズンで欠かせないのが
最初にも書いたポール・ギルフォイル

まあ今までのイメージもあるのでしょうが
彼がまさか裏切るとは思わなかったのです
正確に言うなら、「思えない」
そう未だに信じています。

今回の投資詐欺は結局意図的なものだった。
つまりヘンリーは悪人だったのです。

ただしそれは社会的にという事で
せめて娘のマイアに対しては違って欲しかった。
なのにクレスティーバの犬になり、最後は逃亡

#8″レディック対ボーズマン″での自殺まで考えたシーン。
途中まであまりに格好良すぎで
思わずベストエピにしようかと思ったほどだった。
それなのに足を滑らせるというオチで笑った後
娘の逮捕と引き換えに終身刑を受け入れたんだから
今度こそ大丈夫だと思ったのんですよ
それなのに~~

先入観なしに先を楽しみたいのでネット情報はいれていないのですが
是非心を入れ替えて戻ってきて欲しいです
まあでもこういう子供をも裏切る人間は無理だろうな~

そして主役のダイアン
あまりに脇も実力派ばかりだから遅くなってしまいましたが
クリスティーン・バランスキーはまさに主役の器。
これは確かに毎回エミー賞にノミネートされますよね~

ラストは本当の愛を知らないヘンリーに対し、
知っている大人のダイアンって気がしました。

カートと手を繋いでやり直そうとしているシーンには
羨ましさしか感じませんでした。

そんな素敵なシーンの後に、マイアの逮捕ですからねー。
本当驚きです。
何だろう。いつもならダイアンの活躍やマイアの今後、
ヘンリーが戻ってくる事とか具体的な内容が出てくるのですが
今は全部に期待しています

ブログは更新していませんが、観ている事は観ていますのでまた食指が動いたら更新しますね
See you soon.
Hasta luego.

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#1″就任″
#2″嘘の徴候″
#3″疑惑のリスト″ゲスト:ジャスティン・バーサ
#4″財産″ゲスト:マシュー・ペリー、ジャスティン・バーサゲスト
#5″突然の保釈″←個人的ベストエピ♪
ゲスト:マシュー・ペリー、キャリー・プレストン、パウロ・コスタンツォ、
ジョン・ベンジャミン・ヒッキー

#6″SNSと言論の自由″ゲスト:キャリー・プレストン、ジョン・ベンジャミン・ヒッキー、ジャスティン・バーサ
#7″大陪審の裏で″ゲスト:マシュー・ペリー、キャリー・プレストン、
ジャスティン・バーサ、アーロン・トヴェイト

#8″レディック対ボーズマン″ゲスト:ルイス・ゴセット・ジュニア、アンドレア・マーティン、フィッシャー・スティーヴンス
#9″罪の意識″ゲスト:ディラン・ベイカー、ジェーン・リンチ
#10″混沌″ゲスト:ジェイソン・ビッグス、ジョン・キャメロン・ミッチェル