聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

ER緊急救命室 3RD SEASON

2011-11-08 11:58:44 | 洋画ヒューマン
普段、あまり″不条理″という言葉を使わないけど
今年は世界各国、各地で
不条理な出来事が起きていると思う。

その最たる例が東北地方太平洋沖地震


同じ様に″理不尽″な事も多い。
エジプトやリビアの独裁政治が崩壊した裏にある
人が人を虐げる社会。



何故、ドラマの感想で
こんな国語の勉強や世界情勢の話が出てくるのか


それはこのドラマのこのシーズンでは
あまりに″理不尽″が描かれていると感じるから





ER緊急救命室 3RD SEASON



病院という現場ならではの
″医者″が″看護士″を軽視する風潮。

人種、エイズ、同性愛と様々な
「偏見」も描かれている。


自然災害などの
人の力でどうにもならない事があるからこそ
人の力で起きる″理不尽″な事は
出来るだけ少なくしたいと改めて感じました


96~97年にかけて全22話O.A.




医大生として
シカゴにあるカウンティ総合病院にやってきた
ジョン・カーター(ノア・ワイリー)は
大学を無事卒業して、外科のインターンに

再び外科のレジデント
ピーター・ベントン(エリク・ラ・サル)の下につく事に。


けれど彼は"黒人"であるがために苦労が多く
同じ黒人のデニス・ガント(オマー・エップス)ばかりを気にかけ、
そして…



そんな彼はドクターアシスタントのジェニー・ブレ(グロリア・ルーベン)と
不倫の関係になるのですが
彼女がHIVに感染していると分かると
いきなり冷たい態度をとります

そして態度が変わるのは彼だけではありません。


ER=緊急救命室の良心とも言うべき
マーク・グリーン(アンソニー・エドワーズ)までも


彼は離婚して娘と離ればなれになり
さらには同僚で親友の
スーザン・ルイス(シェリー・ストリングフィールド)が去ってからは
だんだん心の平穏を失っていきます


そんなマークに対し
ある事件をきっかけに心を改めたのが
小児科レジデントダグラス・ロス(ジョージ・クルーニー)

看護士長キャロル・ハサウェイジュリアナ・マルグリース)と再び…



今シーズンは第49回エミー賞で、なんと22ノミネート
出演陣各々の立場で苦悩を演じきった
メディカルドラマの金字塔シーズン3です
















それにしてもベントンって嫌な奴~~
今回は内容盛り沢山で
思う事が色々あるけれど、別格で自己中


まあ医療に携わるものが
HIVなのに秘密で働き続けるのはどうかと思うけど
自分が感染していなかったからって
切り捨てるような態度はひどいよね



カーラ・リース(リサ・ニコル・カールソン)が妊娠しても
アリーレネ
全て逃げ腰。
責任をとるとは口ばかり。

挙句、部下を自殺に追い込むし…


お粗末極まりないっ



とまあここまで私を熱くさせている
ベントン役エリク・ラ・サルがお見事という事ですね



それに対し、ケリー・ウィーバー(ローラ・イネス)や
ロス、カーターは自分をしっかり持っていて素敵だなぁ


特にカーター
彼はこんなに凛としている人だったの

技術的に進歩より
自分には患者のケアが大切だと
意志を貫き通した。

おどおどしているベントンとは大違いだわ


という訳ですっかり私も彼らの行く末が気になって…
世にいう"はまって"ですね
しまったので、なるべく早めに次のシーズンへいきま~す



ちなみに今シーズンのゲストは、ここまで書いた以外に
24-TWENTY FOUR-グレイズ・アナトミー
お馴染みのキム・レイヴァーが#7"脳死と誠意と後悔と"に。


CSI:科学捜査班サラジョジャ・フォックス
カーターのライバル役・マギー・ドイルとして出演しています


そうそう知るとこのドラマがもっと楽しめる
アメリカの医学制度についても
コラムとして触れていますので、よかったら読んでみて下さい


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