聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

目の前の問題から逃げる人はずっと逃げ続けるのです

2008-05-31 23:45:17 | 邦画ヒューマン
今日はTVでやっていたので見ました。
最近CMが入ってもあまり気にならなくなってきた。
集中力が付いてきたのかな?

WOWWOW やTVなどは
自分では買ったり借りたりしないものも見られるから
自然にジャンルの幅も広がって嬉しいです

そんな中本日は主演の2人が人気でヒットした西谷 弘監督の2006年作品

県庁の星 

西谷さんにとってはこの作品で映画監督デビューですね


200億円ものプロジェクトを成功させようと邁進してきた
県庁の職員である野村 聡(織田 祐二)
その一環としてノウハウを学ぶために民間の会社と交流する事になったのです。

野村の配属先は満点堂というスーパー。
そして彼の教育係になったのが
16歳からそこでバイトを続けている二宮 あき(柴崎 コウ)

何かにつけ、マニュアルはないのかと言ったり、
細かい間違いを指摘したりする野村は従業員から疎まれ、
二宮も面倒に感じていました。

そんなある日野村は、惣菜を作る厨房で
賞味期限ギリギリのじゃがいもを使ってポテトサラダを作ったり
すっかり油があがってしまったフライをもう一度揚げたりという
よろしくない場面を目の当たりにしてしまったのです。

また場所や細かい状況は違うけど
ギリギリの不正がまかり通っているのは県庁も同じ。

果たして野村が動くことで
スーパーや県庁は何か変わるんでしょうか


これって映画ですよね

あまりに現実過ぎるんですけど…
今日も船場吉兆が廃業したってニュースやっていたし(苦笑)

元ネタは桂 望実(のぞみ)さんの小説(05年)だから
その当時からすると裏を暴く社会派ドラマなのかな?
(映画化に際し結構内容の変更があるようだけど)

でもそんな感じでなく…

途中、プロジェクトからはずされた時、婚約者に振られるのはベタだし
最後はやっぱり主役の2人がくっついてしまうし

結局何を一番伝えたかったのか、分かりにくかった様な…

まあ、それでも私は
どんなに荒んだ状況に出くわしても、自分は逃げないで
正しいと思う事をしていきたいなぁと感じました。
(もちろん難しいんだけどねっ)

あ、そうそう椿三十朗でも共演しているけど
佐々木 蔵之介さんもいいですね
今回は野村の同僚だけど友達ではない微妙な桜井 圭太の役を好演していました。
チェックです


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