聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

北の国から'89 帰郷(視聴率33.3%)

2012-02-24 11:34:05 | 邦画ヒューマン
誕生30周年を記念して、
昨年の年末BSフジで4夜連続放送された特番も
これがラスト


勿体なくって見ていなかったのですが、
この続きを放送するのが判ったので
ティッシュの準備もO.K.で鑑賞


北の国から'89 帰郷



純に続いては蛍ですか~

一体どれだけ私に切ない恋を蘇らせるのですが~
倉本さん


そして、純は「不良じゃない」って言い張っていたけど
いやいや、純君。
君は間違いなく、″不良″だよ
みきおばさんは悲しいよ





富良野に父さん(田中 邦衛)と
妹の(中嶋 朋子)を残して、
東京の夜学に通っている僕黒板 純(吉岡 秀隆)


何とか学校には通い続けているけど
昼間の仕事は3度も変えてしまい、
麓郷には帰りづらい訳で…

しかも髪も脱色して
いよいよ帰れない訳で…





そんなある日、仕事場で
あの父さんの大事な1万円札が無くなった


きっと水谷に違いない


そう思った僕はカッとなり
我を忘れてしまった訳で…




一方、蛍には好きな人が

今、蛍は看護士の見習いとして旭川に通っているんだけど
その電車で一緒になる人。

彼は和久井 勇次(緒方 直人)という
予備校生で、いつかは東京に行くらしい。

だから蛍は…



前作との間に、それまでの作品がビデオ化(時代を感じるね~)され、
さらにファンを増やし、
視聴率も大幅にアップしたスペシャル版第4弾です






















号泣具合で言ったら、今まででNo.1
それはそれは、蛍のいじらしい事といったら…


家族3人で温泉に行こうと
妙にテンションの高い五郎とは裏腹に
か細い声で、


「あの人、いっちゃうの…」


だって
うん、うん。辛いよね。
初めての別れだもんね。
"想ってる"だけじゃどうにもならない事もあるって知る
初めての経験だもんね。


切ないよね~~。


と、ダラダラと泣いているのと当時に
五郎さんと純の反応にはにやり


そもそも気付いているのを知らないと思っている
五郎さんより、蛍が一枚上手で、
五郎さんが勇次の存在を知っているのを、
知らない振りしているのが、女のしたたかさを描いていて面白い



そして、「(見送りに)行っといで、行っといで。」と
蛍を気遣う2人は、もちろんその胸の痛みの経験者。

解るからこそ、多くは触れず
そっとしておいてあげようとする態度には
男らしささえ感じました


本当、家族って有り難いね~




と、ここだけなら、No.1作品なのですが
初めてこのシリーズで
"時代"を感じてしまったのです


というか逆に
感じなかったのが不思議なくらいで
この様に時代を越えて訴えるものがある方が珍しいんですが



ただね~やっぱり純が
道具を使って、人を傷つけてしまい
その話を聞いた五郎さんが

「そうまでして守りたいものだったら、仕方ない。」と
言ったのが、どうも引っ掛かるんですよね~



百歩譲って、人だったら仕方ない。
大切な人を守る為、
暴力を振るわれてそれに立ち向かったなら
理解できる。


うちの旦那は"時代"だと言っていましたが
やっぱり昔より体罰なども含めて
暴力に否定的な今だからこそ、引っ掛かるのでしょうか

もし、現代だったら
倉本さんはこのシーンをどんな風に描くのでしょう。
変えるのかなぁ



もう1つ

こっちは笑えたんだけど
勇次がナイフでイニシャルのHとYを
うなりながら、気に彫ってるの


こ、こわいんですけど
まあ今ならあんなナイフを持っているだけで駄目か




と、少しは引っ掛かる部分がありつつも
やっぱり連ドラの金字塔面白い~~

もう1本続けていっちゃおうかな


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