聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

北の国から'87 初恋(視聴率20.5%)

2012-02-18 13:41:57 | 邦画ヒューマン

これで特番は3番目になりますが
今のところ、最高傑作だね



あんなに小さかった純に好きな人ができるなんて
嬉しさと淋しさが入りまじり、
何とも言えないあの胸の痛がゆさ


人生で初めて″親″を疑似体験してしまいました



北の国から'87 初恋



最近映画やドラマでここまで泣いた事ないなぁ
という位号泣

でも、1番泣けるシーンとして有名な
あの場面を理解するにはもう少し先かな





中学3年生になり
暇さえあれば機械いじりをしている
黒板 純(吉岡 秀隆)は
"ペンチ"なんてあだ名がついている今日この頃。

同級生のチンタに好きな人ができたっているから
見に行けば…


ま、まずい。まずいですよ

僕が気になっているのと同じ
大里 れいちゃん(横山 めぐみ)じゃありませんか



でも、仕方ない。
だって僕はドキドキしていた


一緒に歩いたり、
雨宿りしたり、
尾崎豊の曲を聴いたり…


ドキドキしていた




そんなある日、霜が降りた。
これは農家を営んでいる家にとっては大変な訳で、
れいちゃん家も例外じゃない

しかも大里のおじさんは手広くやっていたし、
この前、皆で助け合おうとしなかったから、
それはそれは悲惨な事になり…

当然、東京の高校に一緒に行くと約束していた
れいちゃんだって…






ファンが選んだ名場面で1位になった
純が泥のついた1万円札を手にするシーンがある
スペシャル版第3弾です






















1位になったこのシーンは
脚本家倉本 聰さんご自身が
お母様がくれた500円札を使えなかった経験をもとに
描いたんですって。

確かにお金って、
その額面の価値ではない
"何か"がありますよね~~



と、もちろんこのシーンも素晴らしいと思いますが、
まだ子供がいない私が共感したのは
純の切ない恋心




結局霜が降りたせいで、農作物は駄目になり
その時誤ってお母さんを死なせてしまうわで
大里家はクリスマスの日、突然姿を消したんです


いわゆる"夜逃げ"


ひぇ~と驚くのと同時に、可哀そうなのは純


「そりゃないじゃないか。」って
ぼやいてたけど、
本当、そりゃないよ、倉本さん



あんなに楽しくドキドキして尾崎について語っていたのに
まさか、手紙とカセットだけ残して、居なくなるなんて。
東京だって、
れいちゃんと一緒だから行きたかったのに…


I LOVE YOUが痛すぎです



という様に
改めてこのドラマは心ふるわされますよね~


現代のドラマも見ている私は
何故だか考えてしまいます…


以前、道新に書いていた事なのですが、

「ドラマは糖衣錠【とういじょう】。
 書きたい事は苦い核にあるけど
 それを砂糖の甘みでくるむ。」


その後もまだ続くのですが、
ポイントは"苦い核"なんじゃないかと。

なるほどな~。
どうもこの"苦い核"を感じられないからなんだ…
所詮、自分の心配ばかりで心に突き刺さんないというか…


その点、このドラマは一杯一杯
詰まっていますよね、普遍的な感情が。


今回のテーマ"初恋"だって、誰もが経験する事だし、
蛍や草太兄ちゃんを含めた周りの人は"思いやり"に溢れている。
もちろん、時には自己中心的になるけど。

そしてラストシーンは"親心"を。


要所要所に"人と暮らす、生きる"って
どういう事なのかを教えてくれている気がします


う~~~ん、本当、すごいドラマだ

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

北の国から 87 初恋 Blu-ray [Blu-ray]
価格:5691円(税込、送料別) (2021/1/3時点)


 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿