聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

ER 緊急救命室 1ST SEASON

2011-07-08 16:27:34 | 洋画ヒューマン
ちらちら見た事があったので
このドラマの魅力はずっと
″緊迫感のある治療シーン″だと思っていたのですが、
それ以上に″人間模様″なんですね


15年も続いた
つまりはそれだけ前のものなので
当然、今のメディカルドラマの方が面白いんだけど
これがなければ、確実にそのドラマも生まれていない




ER 緊急救命室 1ST SEASON



グレイズ・アナトミーなんてまさにそう

舞台もそうだし
病院の名前まで同じものが出てくるのね



1994~2009年に渡ってNBCで放送され、
今やハリウッドの兄貴ジョージ・クルーニーの出世作でもあります





舞台はシカゴにあるカウンティ総合病院
緊急救命室(=ER:Emergency Room)

事故、お酒やドラッグのやり過ぎ、
心臓発作、妊婦etc…

一刻をあらそう患者が次々運び込まれてきます。


その数が半端ではないので
病院は慢性的な人手不足で、スタッフはへとへと


しかも当然プライベートにだって
各々問題を抱えています。




チーフ・レジデントのマーク・グリーン(アンソニー・エドワーズ)は
奥さんが念願の司法試験をパスし
喜んだのも束の間。
距離と共に気持ちも離れていき…


実習1年目のインターンジョン・カーター(ノア・ワイリー)は
思ったように先輩レジデントのピーター・ベントン(エリク・ラ・サル)に
教えてもらえないし
苛酷現実も待っているし…


看護士長のキャロル・ハサウェイジュリアナ・マルグリース)は
自殺未遂し、
小児科担当のダグラス・ロス(ジョージ・クルーニー)も
責任を感じ…


スーザン・ルイス(シェリー・ストリングフィールド)の
恋人は何だか精神病を患った様で…



そんなスタッフを通して、恋人、家族の問題や
ドラッグやエイズ、児童虐待など
アメリカが抱える社会問題をも描いたメディカルヒューマンドラマです


















グレイズ・アナトミーファンの私としては
すでに見慣れた″緊迫感″になっているけれど
リアルタイムで見ていたら
間違いなく、驚きと共にはまっていたでしょう



もちろん″人間″が丁寧に描かれているので
今見たって充分面白いんですよ



若干、キャロルのウザさにはうんざりしますが
皆のプライベートの行方が気になるし


マークは離婚しちゃうの
ベントンは浮気しないよね

スーザンは何だかみんなに振り回されちゃって…
幸せになって欲しい


キャロルとダグがくっついたら怒るよっっ





あ、リアルタイムで見ていなくても
すっかりはまってるね







ところでこのドラマはよく
″ジョージ・クルーニーの出世作″と言われますが
それは#24″母親″のエピソードが理由です。


実はこのお話の監督はかの有名なタランティーノ
ここで彼の目に留まり
のちに「フロム・ダスク・ティル・ドーン」の主役に抜擢され
ハリウッド進出のきっかけになったのです。


もちろん男前でファンが沢山ついたというのもありますが
才能のある人の目に留まるというは
スターになる上で、必要なことですよね


″大人になりきれない大人″を魅力的に演じています



ちなみにこのドラマもラストが暗いですよね

確かに人生は一瞬の輝きの為に
日々生きているのかもしれません。

それを象徴するかのように
ほとんどが暗い終わり方の中
時々希望の光が差し込んでいるエピソードがある。
このバランスも人気の理由かもしれません





さて、放送が終了しても
まだ人気健在のこの医療ドラマ。
15シーズンもあるので、ゆるりゆるりと鑑賞する事にしましょう

それにしても見たいアメリカンドラマがありすぎです


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