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井上雅彦監修「喜劇綺劇」

2010年07月13日 | アンソロジー

19人のお笑い巧者が勝負ネタを携えて集結!

読めたのは19編中、以下の7編のみ
残りは、どこが喜なのか綺なのか理解出来ませんでした


北野勇作「第二箱船荘の悲劇」
北野さんらしい作品ではあるけれど、喜ではなかった


霞流一「ぼくのおじさん」
少し笑えて、少し背筋がゾク


高井信「誤用だ!御用だ!」
正しい日本語を使いましょう
ほんの少しだけ喜
綺は全く無し


井上雅彦「アシェンデンの流儀」
やっと笑いが出る


朝暮三文「エレファント・ジョーク」
ペンネームから期待大
象に関するなぞなぞ形式のジョーク
覚えておいたらどこかで使えるね
でも綺ではない


森奈津子「家族対抗カミングアウト合戦」
ホモセクシュアルであることを家族にカミングアウトしたいのだが兄と両親に先を越されてしまう
兄と母親まではそこそこだったけれど父親のカミングアウトでがっかり


清水義範「名もなく貧しくみすぼらしく」
近未来どころか数年先の日本かも?
中国人に「ギブ・ミー・チョコレート」を叫びながら走り寄る日本人の少年
インドへ出稼ぎにいった父親の仕送り3万円でひと月暮らす母と息子
喜、綺、より暗でした


異形コレクションシリーズ
「心霊理論」を越えるものが出てこないなぁ



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