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カート・ヴォネガット・ジュニア「猫のゆりかご」

2010年08月13日 | 海外の作家
猫のゆりかご
あやとりに由来するとか

広島に原子爆弾が落とされた日、開発に協力した科学者フェリックス・ハニカーが何をしていたかについて本を書こうとしていた「わたし」はハニカー家の子供達に関わりを持つ
小説が進むにつれ、「アイス・ナイン」と呼ばれる物質が、晩年のハニカーによって作り出され、今はその子供達が隠し持っていることを知るようになる
アイス・ナインとは?

諷刺・SF・ナンセンスギャグ・宇宙的視野・寓話・逆説・現実を弄ぶ科学・現実の代用品としての宗教=ボコノン教

読み始めは退屈
アメリカ人って変
それが
だんだん面白くなってきてほぼ一日で読了

タイタンの妖女
母なる夜
に続いて1963年に発表された本作品
大学キャンパスから一般社会へ急速に広まったとのこと

原語で読んだほうが面白いかもしれません


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