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レナード・ムロディナウ「たまたま 日常に潜む偶然を科学する」

2011年12月25日 | 教養・学習本

 

訳・田中三彦
ダイヤモンド社
2009年9月 第1刷発行
2010年8月 第8刷発行
323頁


「ホーキング、宇宙のすべてを語る」共著
TVドラマ「スタートレック ネクストジェネレーション」の脚本
で著者の名前だけは知っていました

数学や物理の専門家でもないし、むしろ理系は苦手意識が強かった自分ですが、知的好奇心を十分以上に満足させてくれる一冊でした

偶然を確率や統計学を使って解明していくことで、いかに日常が錯覚や思い込みに支配されているのかがわかってきます

具体例には興味深い歴史や人物(例:スリーマイル島原発事故、真珠湾攻撃、ブルース・ウィリス、ビル・ゲイツ、i-Pod、etc)が扱われており、小難しい部分を差し引いても楽しめます
眠れぬ夜の催眠導入剤としても最良の本かもしれませんが…

 

 


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