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馬場基「平城京に暮らす 天平びとの泣き笑い」

2010年07月19日 | 教養・学習本
平城京遷都1300年
ここまでわかった!
平城京の暮らし

学校で学ぶ歴史は
過去の史実に重きを置き
有名人は別として、その時代に暮らした人々に注目することは無いですよね
大多数の無名の彼らが奈良時代を生き抜いたからこそ
平安時代があり現在に至って我々が生きている
そんな思いで歴史を眺めると、全く違う世界が見えてきます

寧楽(なら)の都、平城京で人々はどのような暮らしを送っていたのか
飲食や宴会のたのしみ
労働や病気の苦しみ
下級官人が記した木簡を読み解き
そこから浮かぶ彼らのリアルな姿に迫る

寧楽点描
役所勤めの日々
生活断章
下級官人たちの主張
新しい時代に向けて

藤原仲麻呂
吉備真備
行基
などの有名人の名前も出てきますが
登場するのは殆どが木簡に記された無名の人々で、当時の暮らしを想像しながら楽しく読めました

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