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中山可穂「深爪」

2011年07月18日 | な行の作家

 

集英社文庫
2008年12月 第1刷
210頁


連作短編集
翻訳家のなつめと人妻の吹雪(女性同士)
吹雪と詩人の香取ひょん(女性同士)
吹雪の夫、マツキヨと息子(残された男性)
3つの組み合わせの物語です

ほどほどに、というところでしょうか

吹雪となつめの激しい恋と破局
新しい恋人、香取ひょんと吹雪の本当の恋
女性に妻を取られた男と残された息子の生活と親権争い

妻の新しい恋人が男性ではなく女性である、ということで「不倫」とは考えず許してしまうマツキヨが不思議です
男性であるマツキヨが
妻、吹雪が家を出て行ってしまった後
妻の下着や洋服を身につけ化粧をして外出し、女性について考察する、といった辺りも理解し難いものがありました


あとがきで
深爪とビアンについて読んで
おやまぁ~(赤面)でした

 

 


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