春秋社
2010年5月 初版第1刷発行
2010年11月 新装版第1刷発行
271頁
熊谷達也さん
奥泉光さん
池上永一さん
などの小説には日本固有の民族宗教「神道」についての記述がよく出てきます
さて「神道」とは何なのでしょう?
自分の生活とはどのような関わりがあるのでしょう?
と思って読んでみました
クリスマスにはキリスト教のお祭りを盛大に祝い
お正月には神社へ詣で
死んだ時には仏式の葬儀を営んでもらう
トイレにだって竈にだって神様がいる
特に大きな疑問を抱くことも無くそんな暮らしをしている日本人
自らの神を唯一絶対とみなす世界の宗教とは、古来より「神」というものに対する概念が違うのです
何となくわかります
色々な神様の受け入れOKなのですね
後半は著者の体験した奇跡や山蔭神道の作法やら修行やらについての詳しい記述が続くので読み飛ばしました
怪しいカルト宗教にひっかからない、人に騙されない、など健全な社会生活を送るためには自分を高める必要がある
禊ぎや祓いという「儀式」は行わずとも、自分自身がきちんとしていれば大丈夫のようですね
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