新潮文庫
2012年 12月 発行
解説・堀井憲一郎
304頁
「いつか陽のあたる場所で」に続く前科者の小森谷芭子と江口綾香シリーズ第二弾
少しずつ“シャバ”での生活に慣れてきた二人
本作では、二人が大阪USJまで出かけたり、芭子に将来設計が立てられそうな仕事が見つかったり、綾香のパン屋さんの仕事も順調そうだったり、概ね穏やかに時が流れます
ちょっとハラハラドキドキもありますが、ご愛嬌といった程度で大団円に終わる4編の物語
芭子の「こんな私が、誰かを哀れだと思うなんてね」という台詞に思わず『良かったね』と独り言^^
このシリーズはあと1冊で完
意外な結末が待っているらしい(・_・;)
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