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須賀敦子「遠い朝の本たち」

2011年07月16日 | さ行の作家

 

ちくま文庫
2001年3月 第1刷発行
2010年4月 第11刷発行
解説・末盛千枝子
215頁


以前読んだ「ユルスナールの靴」を今ひとつ堪能出来なかったのが悔しくて再挑戦しました

著者にとっての「遠い朝」
小学生だった戦前から大学生になり結婚、帰国する頃までに出会った文学作品やエピソードを情緒豊かに描いた随筆集

家庭環境からして本読みになったのは必然的なものだったと思われますが
著者がどんなに本を愛してきたのか
良作に向き合う真摯な姿が見えてきます

自分もまだまだ
たくさんの良作、秀作に巡り会いたいものです

 


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