2016年 日本
世界最高峰の山に挑む男たち
命を削ってまで山に登ることにどんな意味があるのか
何を求めるのか
クライマックスは
エヴェレストの冬季南西壁、単独無酸素登頂という前人未踏の登攀を計画する孤高の天才クライマー羽生(阿部寛)の挑戦を見届けるべく、カメラを構え彼を追う山岳カメラマン・深町(岡田准一)
実際にエヴェレストで撮影されたという映像には真実味があります
岡田さんからも阿部さんからも山に魅せられ山に登らずにはいられない“男”の熱い思いが伝わってきます
ただ、彼ら二人に翻弄される女性・岸涼子(尾野真千子)はオマケのような存在で期待したほどの存在感が無かったのは残念(まるでmontbellの広告塔!)
夢枕獏さんの原作は知りませんでしたが、映像化不可能とまで言われていた大作らしいので手を出すのは取敢えず止めておきましょう
音楽が加古隆さんということで予告編で観たエヴェレストの情景に加古さんの旋律がどのように重なるのか
大いに期待したのですが
う~む、映像も音楽もうひとつスケール不足な感は否めませんでした
溜まっていたポイントで観賞したから、まぁいいいか
映画鑑賞後に、原作のあとがきとクライマックスを読み直し、最後はリュック内を探さずに去る精神論でお茶を濁してましたから、
記憶に残らないはずです。
そこでWEB検索して、マロリーの遺体をみつけました。カメラはあったでしょうか・・・?
ロマンですね。
iinaさんの記事を読んで原作にトライしてみようか、大それた考えが浮かんで参りました。
>映像化不可能とまで言われていた大作らしいので手を出すのは取敢えず止めておきましょう
って本当に思ってしまいました(笑)
原作は面白いらしいですね~
心の隅っこでは『読みたい』と思いつつ踏ん切りがつかない軟弱者でございます。
あの雄大なエヴェレストの風景のみを思い出しながらなら読めるかもしれません。
(*^^)v