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小川洋子「ホテル・アイリス」

2011年03月07日 | あ行の作家

 

幻冬舎文庫
1998年8月 初版発行
2007年4月 10刷発行
249頁


17歳の美少女と初老の男の「SM愛」を描いた衝撃の問題作
究極のエロティシズム

小川洋子さんだから、この内容でもただの官能小説に終わらないのでしょう
わかる人にしかわからないものなのかもしれません

主人公のマリが母親との関係によって心の底に溜め込んでいたもの
初老の男が彼女の「M」を目覚めさせたのでしょうか
恐怖心から男の命令のままになっていたのでなく、それこそがマリの求める愛だった、ということ
ですね

同じような設定の「まぶた」の方が好きです

 

 


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2 コメント

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これ好きです^^ (latifa)
2011-03-11 09:36:18
こんにちは!
まぶたは、この本の後に読んでしまったので、私にとっては、こちらの方が印象に強いんです。順番が逆だったら、違っていたのかな・・・。
結構エロティックなんですが、大好きです。(って言うのが、ちょいと恥ずかしいけれど・・)
返信する
latifaさん (こに)
2011-03-12 08:18:54
実は私も好きなんですよ
ただ「まぶた」程度に抑えてもらって読者の想像に任せる、くらいが好きかなぁ、なんて
こちらの方がイヤラシイかも…
返信する

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