なぜかアウランガバードでめっちゃみたこの広告
アウランガバードAurangabadから行くところといえば
エローラElloraの遺跡
町のバスターミナルは鉄道駅からまっすぐ伸びる道を進んで
歩いたら30分ぐらい
この陸橋をすぎたくらいの左手にある
そこからエローラへはバスで45分（24Rp）
バスは遺跡入り口で停まる
このまま遺跡を見始める前に
ここから500メートル、進行方向に進んだお寺をまず見よう
途中のこんなところで炊事
グリシュネーシュワルGrishneshwar寺院
なぜか寺の前には
トラのでかいぬいぐるみがあったり
この寺の中、厳しく撮影禁止
（警備員が四隅にいるくらい）
でも
このヒンドゥーの寺院の聖域である、本堂の中まで
観光客も入れる
（男子は本堂の前で上半身裸になる 女子はそのままでいい）
他の寺院と同じく
聖堂の中にはリンガが祭られてて
それに額をつけてお祈りしてる信者とか
砂糖などのお供え物を配ってくれる僧の人とか
「ただ見学する」のはいいと思うけど
信仰していない神様に対して
他の信者と同じようにお参りするのっていいのか？
というのが
普段からの疑問
このお寺はササッと見て
道を戻って
エローラの遺跡へ
入場料250Rp（学割なし）
正面入り口から入ると
まず整備された芝生スペースと左手にレストラン
（安そうな食堂は寺院への道沿いにいっぱいある）
その奥が
エローラの最大の見所、
第16石窟
暑くなる前に、
インド人観光客で込み合う前に、
さっさと見ておこう
でかいなー、やっぱ
ここにある計30以上もの石窟、
すべてを岩を彫りぬいて造ってったもの
そうまじまじ考えると
途方もない労力をかけたものなんだよねー
そりゃ100年以上彫り続けたわ
この第16窟、
左右の階段（もしくは階段のような坂道）から
石窟の背後に回れるのです
そこからの眺めが壮観
見忘れないように
6月下旬の今、
昼間といってもそこまで暑くはならないだろうけど
まずは遠いところから制覇していこう
ということで
年代としては新しいものから古いものへ、の流れ、
宗教としては
ジャイナ→ヒンドゥー→仏教の石窟、の順で
数の大きい番号の石窟から見ていくことに
ちゃんと舗装された道があるけども
ここはワタシ
第16窟から上へ上がってみる
こんな道を進む
そのままジャイナ教石窟の方向へ進んでいくと
この石窟群
あれ、番号もないよ
ガイド本にも載ってない
整備はされてるけど
いったいどの時期の石窟群なんだろう
さらに進んでいくと
石畳の道に降りる
これ、戻るときに見たら
ヒンドゥー教の最後の窟、第29窟から延びてる道だった
29窟らへんを上から見る
がやがや人の声がする方へ行くと
ジャイナ教石窟群
いくつかの窟があるけど
中には彫刻が細やかなものも
見惚れるわ
あれ、でもまだしょっぱな
全然石窟の半分も見終わってないけど
なんかやけに疲れた
多分
石窟の入り口へも
それぞれの石窟の中でも
段差が多い
意識してなくてもトータルとして結構階段昇降をしてたはず
たまには座って休憩、のんびり見て
なぜか遺跡エリア内でも放牧されてる、
ヤギの群れとも会いつつ
第16窟を挟んでヒンドゥー教の石窟群も
さらにがんばり
仏教エリアも 
あれ、確か仏教エリアなのにこのナンディーの像…？
この遺跡内にも飲料水のアクセスがある
ただ 
味はめっちゃまずかった
ほんとに体にはいいものなのか
（市販の水を買えばいいんだけども 入り口すぐ外でも売ってるし）
ゆっくりペースで見て行ったので
石窟すべてを制覇したころには
もう5時すぎ
締めくくりに
第16窟を上から見る
どのみち、第1窟や第34窟の端まで行っても
出入り口は第16窟のところの一箇所
ここには戻ってくるのです
上から見ると
いかにすごいかがよくわかる
下からは見えなかった屋根部分の装飾も見える
壮麗だなぁ
よくここまで岩をくりぬいて造ったよなぁ
素直に
「さすが世界遺産」と思えた
入り口に戻ってバスを待つ
午後6時
もう閉門してるけど、
アウランガバードまでの道中にある、
ダウラターバードDaulatabadの砦を
ちょっと見て帰ろうかな
そう思って
車掌のおっちゃんに
「ダウラターバードまで」と言って
チケットを買う
12Rp
「もうクローズしてるよ」
いいの、ただ見てみるだけだから
ところで、
アウランガバードまでの最終のバスって何時？
「これが最終バスだ」
その情報こそ早く言って欲しかったよ
砦を見るのはやめて
このまま町へ戻ることにする
追加でアウランガバードまでの12Rpを払ってチケット再発券してもらって
砦…
エローラ自体を満喫したし、いっか
