今日も地球を歩いてます

前と後ろにバックパック担いでました。そんな頃も今は昔。今は日本で定住!専業主婦!笑

24時間再南下

2012年06月09日 | アジア編12年3月~8月

                           

ブバネーシュワルBhubaneswarからチェンナイChennaiへ

予約チケットは満席で買えなかった
(そりゃ前日に買い求めてるもんな)

なので
ワタシが買ったチケットは
General Ticket
「すべての急行の2等車に乗れる」という自由席チケット

朝チェンナイへ向かう電車は
だいたい1時間に1本のペースであるらしい
7時半にあるという電車を狙って
昨夜のスラムを突っ切る下道を通って
駅に到着
                     
         

そういや
その電車は何番ホームに到着するんだろう

1番ホーム側にあるEnquiryというインフォ窓口へ行ってみる

「その電車、キャンセルになったよ
 8時半に来る電車なら乗り換えで、
 9時20分の電車ならチェンナイまで行くよ
 到着のプラットホームは
 今後アナウンスがあるから聞いておいて」
と言われる

そのアナウンスが聞き取りづらいから来てみたんですけど
もちろん地元語に続いて英語のアナウンスがあるけど
クリアじゃないんだもん

とにかく
8時半のんにするか
どうせ自由席
途中1回休憩がてら乗り継ぎした方が
体のためにも楽そう

「ビジュアラム」とかそういう名前の駅で乗り換えらしい
そこまで何時間か聞いたら
「7、8時間じゃないかな」と
(ちょっと不安になる)返事
ま、夕方に乗り換える計算
ちょうどいいんとちゃう?


やっぱりアナウンスがわかりにくかったんで
8時半の前にまた窓口に行ってホームを聞いて
電車に乗り込む

むーん、やっぱ超満員

けど、
ここでも外国人に優しくしてくれる人がいて
「ここに座りなよ」

ベンチタイプの席を詰めてくれてその端っこを空けてくれる
半ケツですけど、立ってるより楽

さっきまでに買っておいた食料を食べつつ
(駅の売店でサモサ8Rpとチキンパイ12Rp、
 道端のバナナ売りのおっちゃんからバナナ3本10Rp、
 道のチャイ屋でラスク2枚2Rp)
水も朝のうちに宿の給水機から1L分補充してきたし

人ごみの合間から見える車外の景色は
真昼になり
日差しが暑そうで
そのうち夕方になり
もはや西日

あれ、もうどっぷり夜になったよ?

「7、8時間」の予定時刻はとうに過ぎてる
おかしい
ってか、その乗換駅、
ワタシの持ってる地図には書いてないから
いったいどこらへんにあるのかわからん
とりあえず周囲の人にはちょいちょい
「ビジュアラム、まだ?」
ってアピールしてるから
通りすぎてはないだろうけども

一応駅に停まるたびに
駅名は確認
でも
居眠りしてた区間とかあったしなぁ
そもそも駅名も英語表記の部分は小さくて
見過ごした駅もあるしなぁ

そろそろ水が尽きてきた
こういうとき、2人以上だと
「ちょっと席取っといて」って
駅に数分停車してる間に
ホームの給水機にささっと行けるんだけども
(入り口らへんにもぎゅうぎゅうにいる人を
 必死でかき分けていかないといけないけど)


夜中12時前
「次の駅だよ」
と、隣の兄ちゃんが教えてくれる

やっと到着
さ、次のチェンナイ行きは
どこのホームに来るんだ?

そこらにいる警備員(だか交通警察だか)に聞いてみると
「1時に1番か5番ホームに来る電車だよ
 アナウンスがあったら教えてあげるから」
と親切にしてくれる

どうやらチェンナイ行き、
結構あるらしい

ここのホームでも電車待ちだと思われる人が
めっちゃたくさん地面で寝てるし
電車の本数の少なさによっては
最悪ワタシもこのうちの一人にならなきゃダメか
と思ってたけど
よかった、そうする必要なくて


「電車の前か後ろの車両が2等車」という
有益な情報を入手してたので
来た電車を見てみると
今回は前の方が2等車

地元民と一緒にその方向へ急いで向かう

ここで発見
「Disabled」の車両

入ってみるとおっちゃんたちが床で寝てて
スペースがその分少ないけども
明らかに一般の2等車より込んでない

警備員がここで車両に入って来て、
そんなおっちゃんたちをたたき起こし、
車両から追い出してく

ははぁ、
健常者のおっちゃんたちはここに乗るなってことね
その警備員に
「ワタシ、ここにいてもいい?」と
(ジェスチャーで)聞いてみると
OKと
「インドの言語のDisabledです」ってことにしてください
五体満足の健康な体ですけども
(こんなストイックな旅ができるのも親に感謝だよ、ほんと)

さすがに床ででーんと寝るには
他の乗客(本当の障害の人と、おそらくその家族)がいて
無理だけど
バックパックを使って
上半身をリクライニングする形で寝ることはできた
2等車のイスで直角に寝るより全然楽だ

聞けば、チェンナイまで「8時間」

そして朝
無事にチェンナイ到着

いやぁ、長かったなぁ
着いたよ、チェンナイ
                            

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