チェンナイ到着
朝8時
さて、宿を見つけねば
ガイド本にあった、Salvation Armyっていう宿に
行ってみることに
ただし、
チェンナイ中央駅到着だったので
駅を出て地下道で道を渡って
正面のバス停で
宿の最寄り駅のエグモアEgmore駅行きのバスを見つける
4Rp、10分ほどで駅の南側に到着
(あとで気づいたけど
より近い場所行きのバスとかあった YWCAらへん行きとか)
エグモア駅の陸橋を使って駅を突っ切って
Ritherdon通りを北上
大きく目立つYWCA
そのほぼ正面にこれ
Salvation ArmyのHeadquarterだって
門は閉まってるけど横の窓が開いてたり
なんだか「ちょっと外に出てます」って感じ
もうちょいしたらひょっこり誰かが戻って来そう
なので
ここが本部兼ホテルやと思ってしばし待つ
が
人気のないまま30分
もうあきらめて、駅の南側の方の別の宿を当たるか
(YWCAはワタシには高い料金やもん)
と
歩き始めてすぐのチャイ屋でスナックを買うと
「Salvation Armyへ行くのか?
宿はここじゃないよ」
と教えてもらう
(ってか、なんでわかったの?)
もうちょい北にあるらしい
ちなみに
チャイ6Rp、コーヒー7Rp(他の町よりやや高くない?ま、量多いけど)
野菜の揚げ春巻き12Rpとか
このまま道を北上して
この交差点のところを右折、
(やや隠れて写ってる)黒の看板のHot Chipsの面してる道を
右折してすぐ、
Salvation Armyの教会
その奥に宿の建物
ここ、キリスト教の宿とのこと
ドミ、めっちゃきれい
(中国のYH以外で)こんなにきれいな宿がアジアにあるなんて
ベッドバグなんていなさそうじゃん
ただし1泊250Rp
本では100Rpやったけど
がっつり値上げしてんじゃん
まぁでも、
せっかくここまで来たので1泊する
スタッフも感じよかったけど、
しかも
シャワートイレ併設のドミは
一人占めで事実上シングルルームだったけど、
(ノートを見ると前の宿泊客は4日前のチェックイン
かなり静かな宿ね)
しかも
敷地内の奥にあるから安全性も高く静かでくつろげたけども、
いかんせん、より安い宿を見つけちゃったんやもん
で
翌日には宿替え
ここはチェックアウト時間が10時
朝チェックアウトして
夕方まで荷物を置かせてもらおうとすると
断られちゃった
まじで?
荷物預かりのできない宿って珍しい
Salvation Army近くのSt. Paul教会
カースト制から抜け出すためにキリスト教に改宗した人が多いらしい
なので
チェックアウトしてその足でマハーバリプラムへ
ちょい遠出する予定だったけど
急遽予定変更
バックを担いでまずはここ、Palace Lodgeへ
エグモア駅より南西
駅の南口からだと
出て右へ、道を2、3分歩いて
Indian Oilのガソリンスタンドの角の交差点で
Sun Parkホテルの前の道を進む(看板がでかでか見える)
さらに3分ぐらい進むと左手にPalace Lodge
さすが日本のガイド本に載ってるだけあって
日本語でも「パレスロッジ」との看板
ここ、
シングル195Rp
トイレシャワーは別だけど
安いのはうれしいのです
日本円で125円くらいの差ではあっても
(1食分やもん、50Rp)
こっちのPalace Lodgeは24時間チェックイン制
なので
チェックイン時刻=チェックアウト時刻
このまま1日遠出する予定のワタシ
部屋を使うのは夕方戻ってきてからやもん
この次の移動は夜行だし
で、チェックインは夕方にお願いして
デポジット(久々だよ、デポのいる宿)500Rpを先に払い
(ちゃんと領収書も忘れずにもらい)
まずは荷物をスタッフルームに置かせてもらう
2泊するかとも思って移動するも
結局ここも1泊だったけどね
けど夜行電車の時刻に合う形で
夜まで部屋を使えるのは快適
シャワーもできたし
付近は下町エリア
ごはん屋もある
南インドエリアなので
お皿、バナナの葉です
食堂で指差しで料理を頼んで席に着いて
ワタシのテーブルにもバナナの葉が運ばれてきて
初めてのバナナの葉に
うきうきして注文した料理が運ばれてくるのを待ってたら
「あ、サンバーサ頼んだんだね」
と
バナナの葉が取り払われて普通の皿に盛られて来た
残念
リゾットみたいなんです 20Rp
さてチェンナイ観光へ
ここで強力な助っ人
Zimik
インド人ですよ
インドの北東のエリア、ブータンに隣接している州の出身なので
東アジアに近い顔立ち
あのコルカタからのぎゅうぎゅう詰めの電車の中で
ワタシに席を空けてくれた軍人さん
「おれらはこのままチェンナイへ移動して
そこでしばらく任務に就くんだけど
チェンナイに来たら連絡して」
って言われてたのです
朝、宿から電話してみたら
(スタッフのManjapan氏が携帯を貸してくれた やさしーなー)
「今どこ?オートですぐ行くから」
と来てくれた
で
ちょうどZimikのオフで時間のある半日
チェンナイ市内を案内してくれたのです
まずはマリーナビーチMarina Beachへ
朝10時半
すでに日差しがきつくなって
砂浜の砂も熱せられてきてるよ、もう
着いてから教えてもらったけど
マリーナビーチって昼間までは暑くて閑散としてる、と
夕方以降、露店も本格的に開いて賑わうらしい
まぁでもこの日の夜には夜行で移動する予定だったし、
しょうがないか
はっとするほどおしゃされなサリーもよく見る
ビーチでのんびりしてからは
ショッピングモールに連れてってもらう
下町エリアをずんずん通り抜けて
この下町がワタシにとってはめっちゃおもろかった
だって
いろんな分野の職人がいっぱいいて
それぞれのモノづくりをしてるんだもん
本当の竹から作る
これ、「タミルカレンダー」とのこと
チェンナイらへんのエリアはタミル語、タミル文化圏
2人の人間のマークが何かを聞くと
「結婚式を挙げるのにいい日」
やって
大安吉日ってことか?
そうこうして
ショッピングモールに到着
館内全部、エアコン!
さすがだ
きれい
お店のひとつひとつがこじゃれてるよ
ケーキもめっちゃクオリティー高いし
そんなモールの一角で
これを発見
「体重無料チェッカー」
名前と携帯電話番号を(でたらめでも)入力すると
体重が表示される
体重計が家にある、って日本では普通だけど
インドでは通じないんだなぁ
モールで散々涼んで
Zimikとはここでお別れ
今夜も「Duty」があるとのこと
船に乗って訓練やって
あ、海軍なのね
やっぱ上下関係とか厳しいらしい
「なんで軍に入ったの?」って聞いてみたら
「大学のときに付き合ってた彼女と別れて
彼女はそのまま結婚したから
卒業後は軍に入ることにした」
っていう答え
半ばやけくそじゃん笑
ちなみに
入軍テストには筆記もあるらしい
さて
ワタシはまだまだ観光を続けるよ
昼過ぎでめっちゃあっついけども
このまま南下して
San Thome Cathedralへ
バスで13Rp
あ、結構するんやん
教会の中で休みつつ
小さい「博物館」もちろっと見て
曇りがちになって歩きやすくなったので
このままカーパレーシュワラKapaleeswarar寺院まで歩く
学校密集エリア
子供たちの下校時刻
商店はどこも子供でいっぱい
外国人のワタシを見て
指差す子供も多数
実は
こういうのが嫌になってきてる
だって
子供に限らず
「あ、見て見て!外国人がいるよ!」
っていうような反応をするインド人がめっちゃ多い
なんだか
動物園でキリンとかを見たような
めっちゃ好奇な反応
いやいや、南インドとはいえ
外国人だって来てるでしょうが
そりゃアナタたちとは人種が違うとはいえ
(ここらへんまで南下してくると、めっちゃ肌の黒い人が多い)
そんなに珍しいもんじゃないと思うよ、ワタシ
もしや
愛用のネパールパンツが目立つのか?
そりゃサリーとかは着てないけどもさ
目が合ってにっこり、っていうのはいいけども
明らかにワタシの気を引くために
「ハーイ!」とか
たまに兄ちゃんとかが
「Hi, Baby!」とか
(それ、きもいってば)
頼むからインド人、もうちょいそっとしておいてくれ
これ、最近の本音
まぁでも
こんな南アジアを離れたら
たとえばヨーロッパとか
全然地元の人が関心してくれなくなって
さびしく思っちゃうんだろうな
で
カーパレーシュワラ寺院の話
学校エリアとか下町エリアとかを進んでいくと
通りの向こうに見えてきた
でか
ここも外で靴を預ける
ヒンドゥーのお寺って靴預けるのがマストで
その場所が無料である(のがほとんど)
門がすごいお寺
逆に
門以外の内部は「ふーん」って感じになっちゃう
笑
あ、これ
バングラでも売ってた
女性がよく髪につけてて
香りがいいのです
インド人女性って
ほんと「装飾されてる」っていうイメージ
サリーにしてもパンジャビドレスにしても
生地そのものにきらきらデコレーションが付いてたり
ピアスも両耳や鼻に金、
腕にも足首にも金とかのアクセサリー
服も布が風に舞うデザインになってるし
そんなインド人女性が歩くと
「デコレーションされたもの」が
きらきらと通りを歩いてるイメージ
そんな女性ばかりの女性専用車両も
電車に普通にある
カーパレーシュワラ寺院から
MRTSという市内電車に乗ってみたとき
その女性専用車両に
なんと電車賃5Rp
同じくらいの距離のバス、
ショッピングモールからサントメ教会まで
13Rpだったのに
下校時刻
そのまま北上、
チェンナイビーチ駅へ
旧市街、George Townのエリアなのです
駅を降りると
線路に沿って古い洋館が立ち並んでる
今は
それぞれ郵便局とか銀行として使われてる
このごみごみさと洋館の景色
このエリアを南へ進むと
High Court、高等裁判所に突き当たり
そこの角から西へ進むと
ローカルエリア
まず
お祭りに使う山車を発見
先月に祭りがあった、とのこと
これ、350年も使い続けてる山車らしい
(仏像の腕とか取れてるし 直さないのね笑)
通りを進んでいくと
櫛職人に
路上の果物売りのおばちゃんに
鼻ピアス2つも!
果物と言えば
バングラでも散々見かけたジャックフルーツ
丸ごとしか売られてなくて一人旅のワタシには買えなかったけど
ここではばら売り!
「10ピース20Rp」って言われたので
「5ピース10Rpでもいいでしょ?」と買う
甘ったるくて、いかにも南国のフルーツ
大小の寺院もあちこちにあって
あぁ、満喫
最後にここへ
高等裁判所の北西の角の交差点から
西へ広い道を進んでいくとバスの車庫兼ターミナルがあるんだけど
そこの入り口らへんのジューススタンド
2日前にも来てたんよねー
で
偶然このジュースを発見
かぼちゃみたいな外観の果物
メロンだった
なんとも甘いメロンジュース、1杯10Rp
サトウキビジュースも一緒に売ってて(これも10Rp)
他のチェンナイ市内でもサトウキビジュースはよく見たけど
このメロンジュースは全然見かけなかった
このバス車庫周辺でしか
チェンナイを去るので最後にもう一杯
「おばちゃん、また来たよー」
って行くと
おばちゃんもワタシのことを覚えてくれてた
(そりゃ2日前だしアジア人女子の客なんてそうそういないだろうしな)
またメロンジュースを
あ、普通に砂糖入れてるよ笑
インド、まだ右半分しか来てないけど
どうやら「その地にしかないメニュー」が多そう
これからも
気に入った食べ物飲み物があれば
そこを離れるまでに満足するまで味わっておこう笑
国産車ですからいっぱい見るよ TATA そういやネパールでも