今日も地球を歩いてます

前と後ろにバックパック担いでました。そんな頃も今は昔。今は日本で定住!専業主婦!笑

さらに東のヒレを目指して

2012年05月14日 | アジア編12年3月~8月

もう散々なジャナクプルの暑さには
ほとほと嫌になったので
ミティラーアートの村を訪問して帰ってきて
その足でそのまま移動

ええ、ハードですよ
でも
今夜もあの暑さの中で寝るなんて
2泊目をするなんて
耐えられなかってんもん
(エアコンつきのいい部屋に泊まる、なんて考えなし)

午後2時ごろ
うだる暑さの時間帯
宿から荷物を引き取ってバスパークへ
バックパックを担いで、汗をだらだら流しながら
10分ほど

とりあえず幹線道路沿いのダルケバルDarkebarへ
そのバスに乗ろう
来るときも30分ぐらい、30Rpだったし
バスは頻発してるだろう

バスパークへ行ってみる

バスは大量に停まってるけど
全く動き出す気配がない
静寂すぎる

そこらのおっちゃんに聞いてみると
「今日はストライキだからバスはないよ
 夕方6時以降は動くけど」
って

またしてもスト
6月らへんの新憲法発布を控え
どうやら各地域で
自分たちの権利要求のためのストが頻発してるらしい

こりゃ外務省の海外渡航情報に
さらに影響するんとちゃうか

とりあえず
トラックでもトラクターでも自家用車でも
乗れそうな車を狙うことにして
ジャナクプルの町からダルケバルへ延びる道へ移動
バス停にはすでに人が何人か待ってた
一緒になって待つ

2時間弱、バス停でぼーっとしつつ
来る車にいちいちアピールしてると
1台の車がついに停まってくれる
バンのタイプの車
ヒッチのジェスチャーで停まってくれた

やったー
おっちゃんにお礼を言って乗り込む

そのまま道を走ってると
移動したいであろう地元民が
運転手のおっちゃんに「ダルケバル?」って聞いてくる
おっちゃん、何かを返す
現地語なのでさっぱりわからんけど
なぜかみんな乗らず

おかしい

しばらく走ってガソリンスタンドらへんで停車
どうしたのか聞くと
「他の乗客を待つんだ その間何か飲みに行こう」

もしやこれ、タクシーなのか?
念のため
おっちゃんにお金がいるのかを確認すると
「フリー、フリー」と
しかもなぜか
道端の店でよく冷えた瓶入りスプライトまでおごってくれた


車に戻るといつのまにか交渉が成立したらしく
地元民がごっそり乗り込んでくる

その後
ダルケバルの町に入ったところの
カトマンズ方向と東へのダランの町方向へ延びる道の三叉路で
他の乗客とともに降りる

ここでおっちゃん、衝撃発言
「お金、ちょっとちょうだい」

あれ、さっき料金の確認したら「タダ」って言ってたじゃん
今更?

そのことを言ってみるとそれで終わり
もしもらえるなら欲しかった、ってことなのかな
それなら始めから金額を言って欲しかったよ
なんとなく嫌な気分のまま
東へ延びる道を進む

バス停があったのでそこで地元民とともに待機

バス、来ることは来るけど
なぜか全部回送
トラックにヒッチのジェスチャーをしてみるも
「ごめん、むりだよー」っていうジェスチャーが返ってくる
なぜに

こりゃ長期戦だ
道の反対側に焼きそば「Chow Men」の屋台を見つけたので
買い込むことにする
25Rp
                 

地元民は近距離移動らしく
トゥクトゥクに乗り込んでいく
屋根まであふれんばかりに乗り込む
 
                     
うちらはここから4時間くらいの
ダランDharanってとこを目指してるのよね
最悪、車がつかまらなかったらこの町に泊まるか

数台、そんなトゥクトゥクを見送ってると
夕方6時
一緒に木陰で車を待ってたおっちゃんが
「一緒に来なさい」と

前方に停まってるトラックが
なんとダラン行きだとか
わーい
トラックの運転席以外のスペース、
仮眠ベットのとこまで
地元民7人と乗り込む
                     
                        デコデコなトラック室内

あの親切なおっちゃんたちは
1時間ほど進んだ途中の町で降りてった
あれ、お金払ってるやん
これ、タダじゃないのか

トラックで荷物を輸送しつつ乗客を乗せるなんて
なんて効率のいい商売

うちらのダランまでいくらなのか聞いてみると
「800」っていう数字が返ってくる
それ、高すぎ
(日本円では800円だけどもさ)

だって
昨日ジャナクプルからダナンまでのバスを
バスパークにわざわざ行って調べたら
「350Rp、4時間半かかる」って言われたのよ
今回ジャナクプルから30Rp分進んだ、
ダルケバルから乗ったんじゃん

とりあえずにこにこの運転手
しゃーない、あとで料金交渉するか
あの親切おっちゃんは
「10時にダナンに着くよ」って教えてくれた

いつのまにか他の乗客は全部降りて
トラックには運転手と助手の青年とうちら4人だけ

あー、トラックってエンジンが座席の真下にあるし
しかもこの炎天下の気候
車内、灼熱
だるい

途中、ごはん休憩に行った運転手と助手が
なぜかうちらにRed Bullを1本ずつくれた
エナジードリンク!
レッドブル、人生で初めて飲んだけど
なにこれ、飲んでから一眠りしたら疲れがかなり回復した!

ってさ
もう11時なんですけど

さっきおっきな水力発電所横を通り
ポリスの丁寧な検問を越え
なぜか今、再び停車中

ジャッキとかを取り出して外に出るドライバーと助手
タイヤ、空気抜けたらしい
おーい
向かいのタイヤ屋で修理
                 
しっかり小1時間かかる
ここ、ダランまであと60キロもある地点らしい
カンベンしてよー
夜10時到着予定はどうなってるの

結局
夜中2時にダナンの町に到着
ほら、宿も店もなんでも
ことごとく閉まってるよ
こりゃトラックの中で寝せてもらうか

その交渉をしようとしたら
ドラーバー氏が毛布を敷き始める
「3人川の字で寝よう」

もう一人の助手氏はどうするのかと思えば
「屋根で寝ろ」

蚊がいるかもしれんだろうに
どうもありがとう

まだまだ冷えないエンジン部分が
まるで韓国のオンドルのように
普通に暖かい夜のトラックの中を
よりあっためる

はい、汗だくですよ
昨日に引き続き
ワタシらにとって快適な夜はいつ来るのか

しかも
路駐をうるさく言われるようで
2回ほど場所を変える
安眠できないよ

朝6時
疲れがたまって眠すぎるけど
明るくなったし
起き出す

ここでドライバー氏
「お金はいいよ」

あ、ありがたい
まぁ10時に到着予定が夜中になり
半野宿になったしねー


ダランのバスパークへ移動

せっかくのダランなので、

旅友のMr.兄弟は
バスパークの近くの店で
ここの名物の豚のモモを注文
                           
なんともでかいモモが来た
80Rp

普通のモモは10個入り40Rpとかなのに
めっちゃ高いやん
けどお会計のとき、
あいにく1000Rp札以外の小銭がなく
有り金の小銭の65Rpにしてもらえた、と
やったねー

さっき道端の果物屋で小ぶりのバナナを6本買ったけど
ここでは12本で40Rp、6本なら20Rp
できるかな、と
「おっちゃん、15Rpにして」って言ってみたらできた
ネパール、意外なところで値切れるらしい

さて
もうひと踏ん張りの移動

このダランから3時間ほど山の方へ進んだ、
ヒレHileという町を目指す
バスパークでヒレ行きのチケットを買って(窓口で)
バスに乗り込む
190Rp、ここは値切りなし

山道をうねうね行くこと3時間
ヒレの小さな町に到着

          

やっぱ標高が高いだけある(1850m)
涼しい!
これは今晩は快適に眠れそうだ

   

宿もツイン300Rpで見つかる
Hotel Tourist
物価の安いだろうここで
ほんとは200Rpがよかったけど
トイレシャワー付きだしこれ以上値切れなかったので
ここでOK

水周りはきれいとは言えないものの、
シャワーは「ソーラー?そんなのないわよ、冷水よ」と言われるも
いいんだ、ここで
宿の看板姉ちゃん、英語OKだし         

    

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