やっと
やっと
ヒレHileに着いた
ちょうどお昼
ら
おなか壊した
ま、前夜から怪しかったんだけども
腸が全然働いてくれません
水のような便です
要因として考えられるのは
・井戸水飲んだ
・スパイシーなものを食べ過ぎた
・ハードスケジュールによる体の悲鳴
ま、どれも可能性が結構高いけど
一番の理由はハードスケジュールだろうな
と、自己判断
だって
ジャナクプルの暑くてうだるような気候と
無理やり移動をした末の
寝れなかった2夜連続
蘭州のMr.ライス、どうもありがと! 今後はちゃんとこれで水を浄化してから飲もう
で
ヒレではまずはのんびりする
まずは身体を休めないと
シャワー、おもいっきりしたいけど
いかんせん、涼しいところで真水シャワーなんで
胴体は洗えず
拭くだけ拭くだけ
腹部に刺激を与えたらあかんしょ
とりあえず何か食べなきゃ
「おなかを壊してるときほど食べて出した方がいい
病原性の腹イタの時のために」
との信念があるので
現在では少なくなったらしいけど
ここはチベット族が多かった地域
ということは
チベットうどんのトゥクパがあるんじゃないか?
今はネパールの青唐辛子とかマサラ入りの
刺激的な食べ物はいらない
おなかに優しい食べ物が欲しいんだ
町のメインストリートに並んでるごはん屋を覗いて
Chow Men(炒麺)のそばがここにもあるのを確認
試しに
「Noodle Soupある?」
って聞いてみたら
「トゥクパね」
と
あるんじゃん
20ルピー
昔ながらのかまどが食堂でも現役
ごはん食べて部屋で休んで
夜は夜で
さすがに肉は消化によくないので
野菜のモモを食べる(30Rp)
食欲ないけどほぼ無理やり
ちゃんとRed Bullも飲んでおく
60Rp
あ、レッドブルって高いのか
といっても
日本円にしたら60円だけども
翌日、ヒレ2日目
まだまだ本調子じゃないのでのんびり休んで
昼に、再度トゥクパを
昨日の隣の店に行ってみたら
なかなかおいしかった
店のおじちゃんおばちゃんも感じがいいし
ごはん後部屋に戻るも
なかなか体調が回復(多分70%まで腸は回復)してきたので
ちょっと休んでから町をぶらついてみる
外国人がめちゃくちゃ珍しいらしく
ワタシを見ると地元民の動きが止まる
中には
驚きで呆けた顔までしてる人とか
(そんなに見つめんでも…同じニンゲンですがな)
チベット寺院も見てみて
ぶらぶらして小道に入ると
小学校に出た
先生が来て
「まぁお茶飲んでいきなさい」
と
なんてフランクな学校笑
私立の学校らしいけど
下は3歳くらいの児童から(クラスはまるで保育園)
上は17歳ぐらいまでの生徒が学んでるとのこと
思わぬところで学校訪問できたなぁ
その夜
腸もよろしくなってきたので
ここの名物の地酒を飲みに行く
だって明日には移動するかも、なので
トゥンバという、ヒエから作ったお酒
昼に見つけたごはん屋へまた行く
3軒食堂がならんでるところの一番山の手
50Rp
お湯を継ぎ足し継ぎ足ししてくれ
だいたい3杯くらい飲める
豆のおかず(10Rp)をつまみに頼んで
ちびちびやってると
店のおっちゃんたちがいろいろ料理をくれた
「これ食べてみな!」
と
炭火焼のマトンにチキンに
ダルバート(定食)のおかずまで
家族経営の店で
英語でももちろん、
お互い伝わらなくてもネパール語と日本語で無理やりにでも会話
最後のお会計のとき
「2人で100Rp」
と
トゥンバ代しか受け取ってくれなかった
始めに頼んだ豆代すら
「いいよいいよ、それよりまた明日来てよ」
と受け取らず
なんて暖かな店
どうもありがとう
調子にのってトゥンバを飲んだからか
はては肉を食べたからか(スパイシーなのはなかったけど)
その6時間後
おなかぎゅるぎゅるー
むーん
こりゃもう一日休養だ
なぜか旅友のMr.兄弟もおなかの調子悪いらしいし
今日もおなかに優しいものを食べよう
というか
トイレットペーパーがなくなりかけ
買いに行かねば
一つ前のジャナクプルで
Mr.兄弟がトイレットペーパーを買おうと探したんだけど
ここはトイレ後は手を使って水で洗い流す文化圏
ジャナクプルの小さな町に
トイレットペーパーの需要は著しくない
需要がないならその分供給がないのが市場原理
いろいろと商店を当たってみるも
「トイレットペーパー?置いてないよ」
とのこと
数軒目にしてやっと
「あの道を右へ曲がって進んだ右手の商店に売ってるよ」
との情報
で
やっと買えたのです
その経験があったので
せっかく一つ前に乗り継ぎで寄ったダランの町で
1ロール買っておいたのに
さて
このヒレの町には果たして
トイレットペーパーがあるのかどうか
一軒目の商店
「トイレットペーパー?ないよ」
二軒目の雑貨店
「ないよ」
でも
「このまままっすぐ坂を下ってったら
右手に○○センターって店があるけど
そこになら置いてるよ」
との情報
なんちゃらセンターって店名は
おもっきしヒンドゥー語表記でよくわからんかったけど
なるほど
目印の「ブ~(なんちゃら)ホテル」前に
それとなく(気持ち)大き目の商店
あった、トイレットペーパー
他の町と同じく25Rpで
これで安心
宿への帰り道ついでに
昨日の夜の優しいお店でトゥクパをもう一度
ついでに
「うちにおいでよ」
とのことで
そこの家族の家におじゃま
ママが髪染めてた
白髪を気にするのはどこの国の女性も同じなのね
その夜
今日はがっつり行くよ
そろそろちゃんと食べたいもん
この店でダルバート(定食)、60Rp
パパ手作りのヨーグルトも付いてきた
焼酎のロキシーも
「味見してみな」
と
ありがとう
これでおなか悪化しても、まぁいっか
なんか楽しいし笑
翌日
運良く腸の状態は悪化もせずとも
かといって良くもならず
なんだこの現状維持
朝ごはんにこの店のロティーとカレー、チャイも飲んで
25Rp
もちろん「いつものあの店」で
みんなに暖かく見送ってもらい
さて出発するか
さらに東へ
インドとの国境を目指すのです