毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

17ページ 6行目 173

2016-06-29 23:47:47 | 本 2

 

前回アイスランドの小説の名前がなかなか覚えられず大変でしたが、

今回はドイツの小説で、登場人物が滅茶苦茶多く、悪戦苦闘しています。

読んでも読んでも終わらず。

 

今日は某所(ジム)へ行ったのですが暑くていつもの半分くらいしか鍛えず、

それなのにどっと疲れているのは何故なのでしょか。

早くに寝たほうがよさそう。

 

ではいつものようにこの10日間に読んだ本の17ページの6行目をアタマから書き写しています。

あとは紹介にも感想にもならない雑文です。

 

 

 

 

 もしもし、運命の人ですか。/穂村弘

なる。注意が必要だ。

 

久しぶりの再読。

穂村さんをガガガガーっと読み漁った時期が以前あり、

このなんというか、おかしさと面白さの間に潜む、痛み。

隠して知らん振りしてきてた日常生活の底に沈殿している触れられたくないことを(イメージはゼリーだな)、

不意打ちで突っつかれるような(プルプル揺れるゼリーだな)。

この観察眼(他者&自分に対する)で暮らすのはきついだろうな。

でも鈍いと穂村さんではなくなってしまいそうだし。

それと、今回この本を読んで感じたのは、意外と穂村さん恋多き人なんだ。

どうも私の中ではお布団の中で菓子パンを食べている人のイメージ強すぎ。

もうひとつ。

 

 そういえば、サル手というのか、伸ばした腕の肘関節が逆方向にくんっと大きく入る女性がいて、

私はあれにもどきどきする。

え、私、私、私そのサル手の持ち主!!

 これについては、男にはあんまりみられないものだから強く異性を感じるってことがあるのかも。

え、え、男の人にはあまりいないの? 

っていうか、私この長い人生の中で私以外のサル手の人って知らない。

どきどきされるどころか、

小学校の運動会のダンスの決めポーズで両腕を空に向けぱっと開くと肘が逆方向にぐにゃっ、

一斉に「気持ち悪~!」と、男の子からも女の子からも指差され、

以来、これはウケ以外では人前でやるべきではないと、まぁ隠すわけではないけれど、

本当は「みてみて逆曲がり~」と普段から騒ぎたいところをたまに酔った席で披露するに至っているけれど、

そんなにどきどきされるものなら普段から、例えばつり革につかまってぐにゃっとか、採血時にぐにゃっとか、

もっともっと人前でアピールしておけば、強く異性を感じてくれる男性がこぞってデートに誘ってくれたかも。

惜しいことをしたもんだ。

 


 

 

  考えるマナー/赤瀬川源平 井上荒野 劇団ひとり 佐藤優 高橋秀実 津村記久子 平松洋子 穂村弘 町田康 三浦しをん 楊逸 鷲田清一

 多くの場合、私だってやればできる程度の生半可なレベルであるのがつまらん。私の父はトランプ

 

偶然図書館でみつけた1冊。表紙に書いてあるこの豪華な著者たちに興奮。

 

堅苦しいマナー読本ではなく(しをんさんは「体毛のマナー」を書いていらっしゃる笑)、

見開き2頁で1マナーのエッセー集となっていて、読みやすさに一気にがーっと読み終えてしまい、

振り返るとあまり内容がアタマに入ってないかも。

だけど、いくつかの話は心に留まっているから、それが感慨深いマナーということになるのでしょか。

12人の作家さんの文章を読むと、相性があるなとか、この人はやっぱり面白いから他の本もまた読んでみようとか、

そういう面でもこういう、ああ、言葉が出てこなくて苦しい、こういう多数の作家で一冊の本ってなんていうんだっけ、

オムニバスだった? 知らない作家さん入門に軽く手始めにいいかも。

 

 

 

 

 

 ヘンな日本美術史/山口晃

 

 

山口晃さんの作品はとても興味があり借りてきたのですが、

ある程度の日本美術の知識がなければ、ちょっと難しいかも。

もう一度、時間にゆとりがあるときに借りなおし味わいたい。

面白いことを書いてあるんだけどねー。

 

 

 

 

 

 

 

 顔がわかるさかな図鑑/知来要

 

 

さて、これは大変です。

その前に、この表紙になっている魚、

 

 

 

正面からみるとかわいらしい顔をしていますが、

いわゆる魚らしい角度でみると、

 

 

 

全然かわいくもない別な生き物にみえます。

ガガじゃなくてギギ。

可愛い顔して毒針持ち 腹びれの棘を使ってギーギーと低い音を出すのが和名の由来といわれている。

ググとかゲゲ、ゴゴは? あ、ゲンゲなら知っている。

 

で、強烈な話を。

 

琴似発寒川河畔の道をよく走りに行っていることは何度も書いています。

あれは桜の花が咲き始めた頃。

山子橋の対岸側に、琴似発寒川に生息している魚の看板があるのを発見。

 

 

 

 

 釣りをしている人はたまに見かけますが、いったい何が釣れるんだろうとは思っていたんです。

見ていると知らない魚の名前があり、

 

 

 

 

 残念なことに、意図的なのか偶然なのか、顔が姿かたちが全然これを見てもわからない。

 

 

で、この図鑑に載っていないかなと探してみたのです。

すると。

なんと。

 

 

 

なんともまぁ愛嬌のある、こういう姿なんだと確認できたのですが、

隣のページの解説文をみて驚愕!

 

 

 

 

 

 

 

お、嗅いでみる? って・・・?

 

 

 

 

そ、そんな、いいのか、って、名付け親は嗅ぎ比べしたのか?

って、そんな名前つけられたフクドジョウも気の毒だなあ。

漠然とそんなニオイがする感じでつけちゃったのか?

いやぁ、嗅いでみたいような、してはいけないような。

オオイヌノフグリも驚きでしたが、あるんですねー、そういう名前って。

 

 

以上、フクドジョウの名前は忘れても、匂いの記述だけは忘れそうにない、173回目でした。