社長日記

日々の出来事や、感じることなど、思いつくままに・・

新連載 「 責務 」 第九話

2016-08-25 09:24:07 | Weblog

いつもこのブログを見て頂いて有難うございますm(__)m

 

台風の停滞の影響なのか、和歌山はなんか蒸し暑さが半端ないですね

知らず知らずの熱中症、ホント気を付けてくださいね

 

さて、話は変わりますが、最近ちょっと興味を持った話がありまして・・・

 

震災後の東北の原発付近で起こった現象の一つとして

 

車で走っていると、周りの風景が突如として今の時代ではない景色に代わり

タキシードを着た西洋人(時代が違う)とその横に着物を着て、顔に古代の原住民の様なメイクを施した

日本人の子供と思われる数名とが歩いているとか、その背後には侍が歩いているとかといった

 

 

 

 

時代と場所がちぐはぐに入り混じった景色の中に入り込む事がある

 

 

 

こういった現象が報告されているそうです

真偽のほどはわかりませんよ^^

 

東北タイムスリップというキーワードで検索すると記事がでてきます

紹介の仕方としてはタイムスリップというキーワードがしっくりくるんでしょうね^^

 

で、僕がこの記事を何気に見ていて・・・一つ注目したのが、ちぐはぐという所

 

そこで思ったのはあれです、アレ

前にこのブログでも書いたやつ!

 

 

 

 

 

 

パラレルワールド

 

 

 

マサチューセッツ工科大においても、その存在の否定はできないと言われる多次元の重複世界

今現在、地球上で自分が生存しているって証明できる事って皆さんなんだと思います?

 

 

 

本当に自分って存在していると確信できる材料ってなんでしょう?^^

 

 

知覚だけを維持されている、「 水槽の中の脳みそ 」でない自信と説明材料はあります^^?

 

 

実はそうなのかもしれませんね 笑

 

周りには白衣を着た科学者がいて、何らかの実験に利用されている脳みそかもしれません

 

私たちの現実というのは、見た瞬間に存在が確定するという説があります

つまり認識だけが現実が存在する、今過ぎる時間の中で生存している、と言う根拠というわけですね

 

 

そして人間が十億人いるとすれば十億の世界観が同時に存在しているわけです

僕から見える現実と、毎日一緒に暮らす嫁とでも、一つの現実感を共有しているわけではないですからね

つまり現実とは脳みそが見せる=経験させる世界観なんでしょうかね

 

 

またわけのわからない事を書いてしまいましたが、ふと、そんな事を思った記事でした

とりとめがなさ過ぎてスミマセン^^

 

何が書きたかったかと言いますと、まだ解明されていない時間と空間という近代最後のテーマと

核爆発?放射能の飛散?と無関係ではないのかな?と思ったわけです、スミマセン^^

 

 

さて、本題に入ります

 

 

「 責務 」 第九話 ~ 登場 ~

 

 

相も変わらず関東の赤坂弁護士からのファックス内容は、イマイチ現実にそぐわない

ついさっき送られてきたファックスも、一瞥しただけで私は机の隅にすべらせた

 

( こんな価格で売れるわけないて・・・)

 

マイルドセブンを片手に私はほろ苦い缶コーヒーを口にした

 

プルルルル・・・

 

 

「はい、クリエイト西本です」

 

「あ、あのう、私、今日初めて電話してるんですがね?〇〇のオタクの看板が上がっている土地、

あれいくらですかね? 」

 

なんと、例の不動産に関しての二件目の問い合わせであった

 

「 お電話有難うございます。あの物件は〇〇百万円です 」

 

お客「 おお笑 中々の価格ですね^^ 」

 

「ええ、所有者さんも遠方に住まわれていまして、近隣の相場からすれば、まぁ高いですよね~^^ 」

 

お客「 アハハ、まぁいいですよ^^ その物件、買おうと思うんですけどね、一度お会いできます? 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あら

 

 

 

 

 

この仕事をしていると、こんな事が時折ある

 

 

 

「 も、勿論、お客様のお時間に合わさせて頂きますよ! 」

 

お客「 では、一時間後くらいに物件の所まで来てもらえますか^^? 」

 

「 了解しました!では後ほど、宜しくお願い申し上げますm(__)m 」

 

 

あまりの急展開に驚きつつも、私はアポイントを取り付け電話をきった

 

 

 

取りあえず缶コーヒーを飲む

 

 

無糖のはずのコーヒーが少し甘く感じた

 

 

 

(まぁたまにはあるわな・・・)

 

 

そんな事を思いつつ、お客の人物像や背景を想像してみた

口調や言葉使いからすれば、丁寧で温厚な方であるのは間違いない

年のころは、定年したばかりでまだまだ何かしらの趣味をこれからといった雰囲気かな?

 

 

先程の会話を回想すると、確かに(買おうと思う)と言った

つまり物件は既に見てあり、周辺状況も理解できている方となる

価格も高いという事は理解できている上に、それでも構わないと言った雰囲気であった

 

 

つまり・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご近所さんやな・・・・・

 

 

 

 

 

と言う一つの結論に達した

 

 

 

 

私は一時間後までに所用を済ませるべく、荷物をまとめ始めた

 

 

 

 

そして一時間後

 

 

駐車場がない現場に到着した私は、抜け道となっており、道幅の割には交通量の多い物件近くを避け

歩いて10分ほどもかかる公営の駐車場に車を停め、徒歩で現場にむかった

 

しばらく歩くと、例の物件が目に入るのだが、私がそのポイントまで来た時、物件の前にはまだ

誰もいない事が確認できた

 

 

 

(今歩いてるこの道沿いに建つどれかのお家の方だろうなぁ・・・・)

 

 

そんな事を考えつつ、物件に到着した

手帳を開き、これからの打ち合わせ内容を記載するページを開いたその時

 

 

 

 

 

ガチャッ

 

 

今まで何度かこの物件の前や中で私が作業をしている時には、全く接触をもってこなかった

隣の家のドアが開いた

 

 

 

西本さんですか^^?

 

 

はい、そうです^^

 

 

先程電話したアベです^^

 

 

でしょうね^^

 

 

 

とは言わない

 

「今日は有難うございます^^ 」

 

アベ「 まあ、隣なんでね、もう聞く事もほとんどないんだけど、ちょっと相談乗ってもらえますか?」

 

「ええ、勿論です^^」

 

 

この後の打ち合わせに於いて、アベ様は総額(経費も考慮に入れて)で〇〇百万円までで全てを

終えたいとはっきりと話された

しかし、隣であり、売主の一人である東京の目黒さんとは過去にも面識がある為、価格交渉の結果が見えない今は

アベ様の名は伏せておいて欲しいという条件が付いたのだが

 

私の計算では、今のままの金額では、経費まで入れていくと数十万円が足りず、物件価格をその分

下げる必要が有る

 

 

しかし、以前の私の売主への提案価格よりも、その場合に於いてもまだ高く売れる事には違いないのだが

 

 

私は、アベ様の主張に全く違和感を感じず、その旨を売主に交渉してみますと言い、現場を後にした

 

 

 

 

 

 

 

続く・・・・

 

 

 

 

 

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