MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

絵本の読み聞かせの魅力を伝えたい!本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

絵本リビングに子ども達のテリトリーが・・・

2021年02月27日 | 絵本とシンプルライフ
天気も良く、暖かくなってきましたが、まだ東京は緊急事態宣言中なので、
家の中で大人しく過ごしています。

土日は家族が家にいるので、なかなか室内の写真が撮れないのですが、
今日は息子が学校、娘がキッチンにいたので、
その時に部分的にバシャリ!と、絵本リビングの写真を撮りました。


絵本棚の上のお雛様は、毎年娘が自分で飾っている

絵本棚の右側(キッチン寄り)は、最近は息子が学校で使う教科書などが入っています。
絵本棚の右側のすぐ横に、最近息子の机を置いているので、教科書などにスクアクセスできるようにしていますが、
ずっと入りっぱなしのノートなども・・・

息子が管理をしているスペースなため、
見た目が美しくありませんが、仕方ないです(泣)

以前は絵本棚にも少し児童書を入れていたのですが、
児童書がものすごく増えたので、絵本棚に入りきらず、
今は机の前の児童書を入れる本棚に、児童書を入れています。

先日の記事で、絵本棚の下のスペースに、新聞のストックを入れるスペースを確保し、
その左隣に娘のものを何か収納する予定だという記事を書きました。(1)

結局娘は新聞ストック入れのところに、自分の収納はいらないとのことで、
今は家にあった無印のファイルボックスを絵本棚に入れ、
床のゴミをとるコロコロや、絵本棚の掃除をするクイックルワイパーハンディなどを入れています。


仲良く並んだ子ども机。冬の寒い時期だけ、リビングのキッチン寄りに置くことに・・・

本当は机全体の写真を撮りたいのですが、机の上に子ども達の私物がたくさん置いてあり、
あまり見た目が美しくないのと、個人的なものがたくさん置いてあるため、
ちょっと写真には写せないなと思い、机の上は写していません。

特に下の子の机は「机で勉強したい!」と言い出したので
机を購入したのですが、しばらくすると机で勉強することに飽きてしまい、
結局はリビングの丸テーブルで勉強し、机の上は娘の私物置き場になっています(泣)
(正確にいうと、息子の机を新たに注文し、息子が以前使っていた机を娘が使うことになった)

それでも自分のスペースがリビングにあるということが嬉しいようで、
自分の机の上を片付けるように言うと、ちゃんと片づけたりします。

机の上は自分の場所なので、片づける気になるようです。

私としては、絵本棚に娘の私物を入れる収納コーナーを作りたかったのですが、
絵本棚だと引き出し収納になってしまうため、引き出しに入れるのが面倒な娘は
「机の上に置く」というアクションが、一番楽なようです。

なので私も、娘が床に散らかしたものや、丸テーブルに出しっぱなしの物は
娘の机の上に置いたりします。

物がみつからないとき、机の上を見みると、探していたものがあったりするのです。
そういう意味では、わかりやすいといったら、わかりやすいのかもしれません。

本当はお片付けもきっちりできることに、こしたことはないのですが、
息子も娘も片付けが大の苦手なので、その辺に関しては大目に見ています。

リビングの収納に、娘の収納コーナーも作っているのですが、
そこは収納の扉を開いて、引き出しを開けないといけないので、収納するのが面倒なようです。
(息子はリビングの収納コーナーを使っているので、性格的なものもあるのかもしれません)

娘はワンアクションで取り出す、しまうができないと嫌なのだと思います。

時々インテリア本などで、キチンと子供のコーナーがあり、
そこに子供の文房具や学用品がキレイに収まっている写真などを見ると、
羨ましく思うことがありますが、子どもの性格は十人十色。

親がイメージした収納が子供に合えばいいのですが、場合によっては合わないこともあるので、
そういう時は子どもの性格や本人の使い勝手に合わせて収納したほうが、
子どもにとって使いやすくていいのかなと思います。

絵本リビングの絵本の収納も、私のやり方だけでなく、子どもの希望も取り入れています。
もっとこうしたほうがすっきり見えるのに、オシャレなのにと思うことは多々ありますが、
大事にしていることは、子ども達が絵本や本を気軽に手に取れる環境を作ることなので・・・

絵本リビングに子ども達の机が加わり、リビングはすっかり子供部屋化していますが、
(中2の息子はそろそろ個室で勉強してもよさそうなのですが、まだリビングがいいようです)
こんな風にリビングでワイワイするのもあと少し。

二人がもう少し大きくなったら、個室にこもる時間が増えると思うので、
もうしばらくにぎやかな絵本リビングでの生活を、楽しみたいと思います。

【注】

(1)過去ログ「まずは家にある収納アイテムで試してみる」参照。

【今日(昨日)読んだ本】

なかがわりえこ作 やまわきゆりこ絵 『くまさんくまさん』福音館書店、1995年(絵本)

「娘から久しぶりに絵本を読んでとリクエストされる。2,3歳の頃に読んでいた絵本は、9歳になった今も現役」

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娘が机の下の絵本箱を置きたがる理由

2021年02月22日 | 絵本とシンプルライフ
今日は子どもには子どもなりの考えがあることに
改めて気づかされた一日でした。

そのことを少し記事にしたいと思います。

先日、冬の時期だけリビングのキッチン側に置いている娘の机の下に、
床に散らかした絵本等を入れる箱(絵本箱)を置いていると書きました。(1)

この箱を机の下でなく、他の場所に置いたらどうか娘に聞いたものの
机の下に絵本箱があるのが、どうやら気に入っているようで、
他の場所には置きたくないと言ってきました。

私は娘に

「机の下に絵本箱があると、椅子を机の下に入れられないんじゃない?」

と伝えました。

机の椅子がいつも机から飛び出ており、邪魔だと感じていたからです。

すると娘は、このままじゃママが机の下に絵本箱があることに納得してくれないと思ったのか、
机の中に入り、ガサゴソと絵本箱の中の本を、机の前の本棚に戻し始めました。

娘が絵本箱からササっと机の前の本棚に本を戻す姿を見て、
この場所だと絵本箱に入っている本を、本棚に戻しやすいから気に入っているんだ!
とわかりました。


椅子が机の中に納まるにはどうしたらいいか娘は考え、絵本箱を右側へ、椅子は左側に移動させた

大人から見たら、机の下の本棚から本を取り出すのが大変そうに見えますが、
娘からしたら、机の下はちょっとした秘密基地のようで、
机の下にもぐって本を出すのは、楽しい作業のようです。

普段はあまり片づけをしない娘が、自分から本を本棚へ戻す姿を見て、
狭いマンションのリビングの一角にある娘の机スペースが、娘にとって楽しい場所であることがわかり、
なんだかとても嬉しくなりました。

ねずみが主人公の本を続けて並べたりなど、本の並べ方も娘なりにこだわりがあり、
興味のない本はこの本棚に入れないなど、入れる本も徹底しています。

本が多く、散らかりやすい絵本リビングですが、
こんな風に子供が楽しんでくれるなのら、いつもきれいなリビングでなくても
別にいいかなと思えてきました。

光熱費を下げるために、冬の間は子ども達の机を和室から床暖房のあるリビングに移動させましたが、
冬が終わっても、子どもが希望するなら、このままリビングのダイニングスペースに
机を置いたままにしてもいいかもしれません。

それと、これはおまけの話なのですが、
新型コロナの影響で、子どもの友達を家に呼ばないこともあり、
リビング横の和室を、今は息子以外の寝室として使っています。

冬は北側の廊下側を寝室にするより、南側に寝室を置いたほうが暖かく快適なので、
新型コロナの時期だけ、冬の間だけ和室を寝室にしていましたが、
これも冬に限定せず、よさそうならもうしばらく続けてみようと思いました。

気が変わって変えたくなったとしても、気軽に変えることができるのは、
小ぶりな家具のいいところです。

狭い3LDKのありきたりな田の字の間取りのマンションですが、
家の中でちょっとした引っ越しをして、気分転換をすることができるので、
今後もフレキシブルに動けるよう、部屋を固定せず、柔軟性を持たせたいと思います。

【注】

(1)過去ログ「床に散らかる絵本や新聞、どうする?

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まずは家にある収納アイテムで試してみる

2021年02月21日 | 絵本とシンプルライフ
新型コロナの感染者数が減ってきたとはいえ、緊急事態宣言が続いているため、
休みの日は不要不急の外出はせず、家の中で過ごしています。

リビングにある本を少し見直そうと思い、娘に毛様まない本を教えてほしいと伝えたところ、
2,3歳の頃に読んでいた絵本は、思い入れがあるからか、リビングに置いたままで、
年長~小1ぐらいの時に読んでいた絵本が、かなりランクインしました。

その中には、私が小学校の読み聞かせボラや図書の時間でよく読んでいた、
俗にいう読み聞かせに適した良書が何冊も入っていました。
書庫に保管しておいてほしい絵本と、もういらない絵本の2種類です。

娘にとっていらないと思う本でも、私にとっては使い勝手のいい本です。
けれど、今は学校で読み聞かせを行っていたので、使わないと言ったら使わないのですが、
手放すには惜しい絵本ばかり・・・

ひとまず書庫(寝室のウォークインクローゼット)に移し、手放しても大丈夫そうなものは
エコバックに入れました。

手放す絵本の大半は、自分の子どもが通っていた幼稚園に寄贈しています。
幼稚園だと、すぐ絵本がボロボロになってしまうので、
絵本は何冊あっても助かるのだそうです。

絵本の読み聞かせに使える絵本は、もう少し手元に置いておこうと思います。
(読み聞かせボランティアの時に使いたいので)

良書だけれど、絵本の読み聞かせで使わない絵本は、思い切って手放そうと思います。
子どもにさほど思い入れがないのなら、私が読みたくなったときは、
図書館で借りるという手があるので・・・

辛い選別ではありますが、このおかげでリビングの絵本棚に
絵本棚2つ分のスペースが生まれたので、
子どもの収納スペースを一部変更しました。

先日息子が読んでいる新聞を、息子の机の下に置いているという記事を書きましたが(1)、
新聞入れを、息子の机の下から、机の横の絵本棚に移動させました。


息子の机の横にある絵本棚の下に木の箱を入れ、1週間分の新聞をストック。一番上の新聞が最新。

新聞入れの左横には、娘のコーナーを作りましたが、どう使うかは検討中です。

というのも、こちらがこんな風に使ってくれるといいなと思って収納スペースを作っても
その収納を使いこなせなかったり、使いにくかったりすることがあるので、
簡単には収納用品は買いません。

なので、とりあえず家にある収納(今回は木の箱など)を置いて、
ここに置いて使いやすいかなどを、娘に体験してもらい、
使いやすかったら、収納用品を検討する感じです。

母「これと同じ引き出しがここにあったら便利?」

娘「ううん」

こんな感じです・・・

「机の下にある絵本が入った木の箱をここに入れようか?」

と話した時も

「そこに入れるのは嫌だ」

と言われたので、新聞を入れた箱の横に
散らかっていた絵本入れを設置しても、本人は使わない可能性が高いのです。

(私は机の下に絵本入れがあるより、ここに入っている方が、
 机の下がスッキリしていいのではないかと思いますが、娘はそう思いません)

「子どもの動線的にもいいし、片づけやすそう」

などと私が思っていても、子どもが使わないことは多々あり、
こんな場所に置いても不便だよなぁ・・・と思われる、机の下の絵本入れの箱は
よく使っているので、やってみないとわからないことだらけです(笑)

インテリアとして見た目がよくても、動線がよくても
それが子供にとって合うか合わないかは別問題

ということを、子ども達から学びました(笑)

ハンカチやマスクなども、息子のものは玄関に置き、
娘のものはリビングや納戸に置くなど、人によって置く場所を変えています。

人によって使い勝手のいい場所は違うので、どこが使い勝手がいいのかは
試行錯誤して見ないとわからないので、自分がいいと思っても
安易に他の人が使う収納は買わない方がいいなと最近感じます。

私自身も、子ども達に

「ママが使っているこの引き出し、自分の分があったら使いたい?」

と聞くと

「使いたくない」

と言われますから(笑)

こんなに便利なのに~~!!

と私が思っていても、その辺の感覚は人それぞれ違うようです。
(相手がおかしいわけでもなく、私がおかしいわけでもなく)

今後も今家にあるものをうまく使って、
家族の収納等の使い勝手を模索していこうと思います。

【注】

(1)過去ログ「床に散らかる絵本や新聞、どうする?」参照

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床に散らかる絵本や新聞、どうする?

2021年02月14日 | 絵本とシンプルライフ
久しぶりの更新です。

東京は新型コロナウイルスの流行が収まらず、緊急時代宣言下が再発令され、
中学生の息子はオンライン授業になり、休みの日も家族で家にいることが多かったため、
リビングの写真を撮るチャンスがなかなかありません・・・(ごめんなさい!)

冬の間、リビングは床暖房がついているため、
和室に置いていた子供たちの机をダイニング寄りに2つ置いているからか
子ども達の机の周辺の床は、教科書やノート、絵本や新聞で溢れかえっています(泣)

私がいくら片づけても、1日に絵本や本や図鑑、教科書やノートが
リビングの床のいたるところに散らばっています・・・

片づけるよう子どもに言っても、片づけません(泣)
大量の本を元あった本棚に戻すのは面倒ですからね。

そこで、一ヶ月ほど前から息子の机の下に新聞を入れる木の箱を、
娘の机の下には本を入れる木の箱を置くようにしました。

(新聞を床に開きっぱなし人しているのは息子で、
 絵本や本を床に置きっぱなしなのは娘です)


子ども達の机の下に、絵本や、本、新聞を入れる箱を置いた。

床に散らかした本や新聞は、この木の箱に入れるよう子どもたちに伝えたところ、
自分からは片づけませんが、私が何度か言えば、
しぶしぶこの箱に新聞や本を入れるようになりました。

私が片付けたいときは、床に落ちている本や新聞をこの箱にとりあえず入れると、
床がひとまず片付きます。

読みかけの本もあったりするので、いったん箱に入れると
子どもも本を後で読みやすいようです。

私に時間があるとき、この箱から絵本をもとあった本棚へ戻し、
新聞は箱の上までたまると、まとめて古紙として出します。

箱を一つ置いたことで、片付けがだいぶ楽になりました。

新聞なんてとらなければ、リビングの床が新聞だらけになりません。
絵本や本を買わなければ、リビングの床が本だらけになりません。

じゃあ新聞をやめて、本も買わなければいい!

という極論もあるかもしれませんが、
私は苦手な片づけを克服しないと、新聞や本が読めないというのは
子どもにとって、あまりにもハードルが高いと思うのです。

片づけはざっくりできればいいので、子ども達が本や新聞を読む習慣は
大事にしてあげたいと思っています。

床に本が散らかるストレスは、机の下の箱のおかげで、
だいぶ軽減しました。

もちろん、机の下でなく、もっと本を戻しやすい場所に置くのが理想なのですが、
我が家の場合、リビングにスペースがあまりなく、
歩く場所を確保するために、このような形になりました。

長い小説などは苦手だけれど、新聞の記事を読むのは大好きな息子。
私が幼稚園時代に読み聞かせしていた絵本を、今も読み返している娘。

長年かけて積み重ねてきた、本を読む習慣を、
床に本が散らかるのをなくしたいがために、
買うのをやめたり、とるのをやめたりするのは、あまりにもったいないと思いました。

紙の新聞をタブレットにするとか、買っている絵本を図書館で借りるとか、
そういう手段もあるのですが、子ども達の様子を見ていると、
その日の気分で、気軽に好きな本を読みたいようなのです。

図書館にわざわざ行くほどではないけれど、家に本があるなら読むという、
二人ともそういったタイプなので、今後も家に本がある環境は続けていこうと思います。
(本当は公共図書館や学校図書館も自主的に利用してほしいのですが・・・)

紙の新聞をタブレットにするのはありかなとは思っていますが、
紙の新聞だからこそ、読もうと思っていない記事が目に飛び込んでくるので、
読む予定じゃなかった記事を読むことができるのは、紙の新聞かなと思っています。

息子は本となると、特定の作家の短編ぐらいしか読みませんが、
新聞記事は好きなので、そうした好きなものを大切にしてあげたいのです。

娘は時々私と公共図書館で本を借りたりしますが、
図書館の本と、家の本は読み分けているので、
図書館の本も家の本も、どちらも彼女にとっては大事なようです。

そんなわけで、いろいろ面倒なことはありますが、
しばらくは、床に散らかった本や新聞を特定の箱に片づけるなど、
工夫をしながら、子どもの読書環境を大切にしていけたらと思います。

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