MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

親子で楽しむおはなし会 1

2014年04月16日 | 絵本・児童書の読み聞かせ
今日は娘と一緒に図書館のおはなし会に行ってきました。

乳児クラスのおはなし会は一人で見学し、終わる少し前に娘を保育園へ迎えに行き、
幼児クラスのおはなし会に娘と参加しています。

絵本を読んでくださるボラの方は、毎週違いますが、
毎月第一○曜がAさん、第二がBさんと、月に1回は同じ人が担当をするので、
読む方の読みも安定しています。

しかし、4月ということもあるからか、幼児クラスの聞き手が、
2歳前後の子が多く、まだ絵本をじっと聞く習慣のない子達は、
あっちをフラフラ、こっちをフラフラ・・・
娘も最後の方は少し飽き、遊びだしてしまいました。

これが半年もすると、最後までじっくり聞けるようになるのですが、
年度始めは聞き手がどうも落ち着きません。

何度も見学をしているので、頭でわかっているものの、
自分が実際読み手になったら、動揺してしまいそうな気がしました。
きっと現場を経験して慣れていくのでしょう。

4年ほど前、まだ絵本を読むのに慣れていなかったボラの方が、
最近は子ども達を惹きつけるような、安定した読みをしているので、
きっと何度も場数を踏んで、おはなし会の雰囲気をつかめるようになったのだろうなと思いました。

今日はうまくいった!という時もあれば、
今日はイマイチだったという時もあります。

読み聞かせボラも、なんだか子育てみたいで、
読み手も聞き手も、一緒に成長していくんだなと思いました。

そう思うと、

読み手は読むのが上手じゃないと!

と、強いプレッシャーを自分にかけるよりは、少し肩の力を抜いて、
一緒に子ども達と絵本を楽しむくらいの方が、いい気がします。

今日は前半のおはなし会は見学をしていたので、
ちょっと分析っぽい記事内容になってしまいましたが、
親子で参加してよかったことは、後日ゆっくり書きたいと思います。

※この記事の続きは 「親子で楽しむおはなし会 2 ――手遊びやわらべうたを中心に」 参照。

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【今日(昨日)読んだ本】

森比佐志・わだよしおみ・若山憲 著 『てんじつき さわるえほん しろくまちゃんのほっとけーき』 こぐま社、2009年。
「点字だけでなく、しろくまちゃんやホットケーキに凹凸があり、指で絵を読むことができる。作り手の熱意を感じる。」(67/100 絵本)

佐藤さとる 文・村上勉 絵 『おおきなきがほしい』 偕成社、1971年。
「縦書きの絵本。絵を90ひっくり返して読むところがオススメ。読んでほしい絵本。」(68/100 絵本)

まつおかたつひで 作・絵 『いけのおと』 福音館書店、2013年(幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)。
「池で聞こえる音(擬声語)がたくさん綴られている。2歳くらいから楽しめそう。」(69/100 絵本)

アリソン・アトリー 作/いしいももこ 訳/中川宗弥 画 『チム・ラビットのぼうけん』 童心社、1967年。
「お母さんに読み聞かせしてもらいたい本。『ピーターラビット』に似ている。普遍性あり。」(17/50 児童書)

★ 関根榮一 文・横溝英一 絵 『でんしゃでしりとり はこねにいった』 小峰書店、1992年。
「関根榮一×横溝英一コンビの乗り物絵本。小田急線が好きな男の子におすすめ。年長~小学生。」(11/100 再読)


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