It's just me,myself and I

横浜育ち、米在住23年の女性のくだらない日記の中に、日米のギャップ、バークレーでの生き方、パイロットの毎日が見られる。

テレビ

2007-05-26 | Weblog
アメリカは、衛星放送のディッシュなり、ケーブルなり買わなければテレビは見れないので、いろいろ考えてDirect TVという衛星放送の会社にすることにした。 という事で白くて丸いディッシュを設置しなければならないんだけど。。。これがコンドミニアムは面倒くさい。  ディッシュを取り付けるのが外壁なので、そのための許可をもらわなければならない。 自分の家なんだけど、外側は全部みんなのものという考え方なので、勝手に建物の外側に物を引っ付けてはならないのだ。これが許可費用が15ドルで、Security Deposit が100ドル。 信じられんが、コンドミニアムに住む限りはこういう事は我慢しなければだめなんだなぁ。この設置の位置は工事の係と話し合って決めるという事なんだけど、これに2週間近くかかってこれまたイライラ。  どういうわけ? 

おびえる

2007-05-24 | Weblog
仕事で4日間程遠征をしてから、3日間お友達を他の都市に訪問してたりすると、1週間とか自分の家に帰らないことは多い。 私の家はコンドミニアムなので、一軒家ではなくて、他の世帯とつながっているんだけど、やっぱり夜に一人で入るのはちょっとびびる。 留守の間に誰かが忍び込んでたらどうひよ~。 イアンと一緒に入れば怖くないけど、一人で帰る時は電話でお友達やイアンと話しながら入る。 そして話しながら、台所、洗濯機と乾燥機の部屋、3つベッドルーム、クローゼット、2つトイレ、などをチェックするのだ。 そんなに広い家ではないけど、人が隠れられそうなスペースはある。 気は強いんだけど、こういう所は簡単にびびる私です。 今練習のためにミニひまわりを育てていて、芽が出るのに3週間くらいかかってほとんど諦めてたけど、少しずつ育ってきていて、留守中にどのくらい育ってきたのかを見るのがさりげなく楽しかったりして。

支えてるんだけど

2007-05-23 | Weblog
Funeral Home と言って、葬儀などの手配をする人達の所へ行く。 イアンのお父さんは亡くなってから2日間発見されず、その後は死因を調べるために警察の所へ行ったので体の状態も良くなく、イアンはお父さんが火葬される前に顔を見ることができないとわかる。 これは悲しい。  火葬される前にお父さんの胸元へ置く物を持参する。 小さい時に一緒にサッカーをした時のボールのかけら、数枚の写真(小さい頃のと、最近のと)、お父さんのパジャマ、お父さんが好きだったシガー。(Cigar)”これも一緒に火葬してあげてください。”と手渡すイアンを見て泣けてきた。  支えるために行ってるのに、こっちが泣いちゃったよ。 こんなに若いのに、強く頑張ってる彼を見てるこっちがつらかった。そこで、火葬の後の灰を入れるUrn(壺)を選ぶ。 大きいのはお墓に行って、小さいのは6月にペルーに行く時に一緒に持っていく。 昔はみんな埋葬だったんだけど、最近はアメリカも火葬をする人達が増えてきたらしい。 私は火葬がいい。 

 

感情の嵐

2007-05-22 | Weblog
2日間の休暇を使ってイアンがいるフィラデルフィアへ行く。 私がいる事が少しでも支えになってくれればいい。 イアンはお父さんの急な死を悲しむ暇もなく、お父さんのアパートの片付けを始めたり、葬式の手続き、家族や友達への悲しい知らせ、金銭問題の書類の整理などで忙しい。 私の身近な人が亡くなった経験はおじいちゃんくらいで、それは18年くらい前だったのでまだ子供だったんだけど、人が亡くなると、その悲しさの感情だけではなく、いろいろな人たちの中で余分な感情まで浮上してくるものと気づいた。 長い間家族間の中にあった好き嫌いや、その人が亡くなってから知らされる事実、聞いたことがなかった知り合い。。。。人が亡くなるというのは複雑な出来事なんだ。

悲しいニュース

2007-05-20 | Weblog
今月はイアンが私の副操縦士だ。 たまたま彼の実家があるフィラデルフィアでの滞在が日曜日にあったので、お父さんが空港まで迎えに来て、3人で少し遅めの夕食をする予定だった。まだお父さんには会った事がない私はとても楽しみにしていた。 その日曜の朝に彼の知り合いから、お父さんと連絡が取れないから、電話などしてみてほしいというメッセージがイアンの携帯に残されていた。 嫌な予感をしながらも、彼はいろいろな所に電話をしてその6時間後ほどに、お父さんとは2年前に離婚をしているお母さんと叔父さんとでアパートに行ってみると、お父さんはベッドの中で亡くなっていた。 信じられん。 お父さんは55歳。 なにが悲しいかって、さようならを言えなかった事、お父さんとして父子というよりも男同士で時間をあまり過ごせなかった事ではないだろうか? 結婚、孫の誕生などまだお父さんには元気でいて欲しかっただろうに。

マトンボ

2007-05-06 | Weblog
新居に自分とボーイフレンドだけで住んでるのはとてもいいわぁってか同棲はしてなくて、たまたま彼が今月はデトロイトで働いているのでうちに泊まるんだけど。 他人が家に住んでないってのはなかなかいい。 でも月々のローンの事もあって、Easyroommate.com や Roommate.com などにルームメイト募集の宣伝を出す。 ルームメイトを入れるなら、それだけのお金をもらわないと意味がないので、$550 と 電気代を半分という条件だ。 ずっと誰からも連絡がなくて、ま、それでもオッケーと思ってたら、Andrew Collinsという奴から連絡が来た。 いますぐにアメリカに引っ越すので住む場所が必要って。 会社が家賃を払うらしい。 。。。。ちっ!  会社が払うんだったらもっと請求しとけばよかった。
何回かやり取りをする。 この時はノートパソコンが壊れていたので、図書館へ行ってわざわざE-mailをする。 面倒くさいけど、この人が家に入れば月払いが少し楽になるし。 写真を送ってきて、それがモデルの様に立ってる写真で笑える。  プフフ、なんでこんなの送ってくる?しかもかっこいいし。 この写真を女友達に見せたら喜ぶわー。 聞いてると話が良すぎるのでちょっと疑う。。。詐欺かも。 でもこっちのお金を取ろうとしている様子はまだないので、このまま連絡を取ってみよう。という事で、何回か連絡を取っていると。。。。来た来た、怪しい動き。  銀行小切手を送るので、必要な分だけ引き出して、残りを向こうの銀行へ送金してくれという事。 1000ドルがSecurity deposit で、550ドルが最初の月の家賃。 (Security Depositと敷金とは一緒なの?) Security deposit は’念のために’もらうお金で、住人がその部屋をでる際に壁やカーペットに傷ができてたりすると、修理代としてお金を引くのだ。 って事で1550ドルしか必要ないのに、3600ドルくらいの小切手がとどくから、2000ドルくらい送金してくれって事。 この手の詐欺のやり方は、外国からの連絡で、送られてくる小切手は偽物で、残りの金額を外国の銀行口座に送金した所で、自分の銀行から小切手は偽物だったという連絡が来るのだ。よくあるやり方で、はまる人も多いがルームメイト募集の宣伝には’詐欺注意’のメッセージも載っている。 
実際に電話も来た。  Andrew Collins とは白人系によくありそうな名前なんだけど、電話の相手はどう聞いてもアフリカ人って感じ。イアンと私の間では、彼のことをマトンボと呼んでいる。 電話は英国から来ているが、そのなまりでもない。 電話口で、”小切手が着いたら、残りのお金を送金してください”と。 アホか。 ”残りのお金は、あなたがここの到着してからあげます。 そうじゃなかったら、小切手をキャンセルして、1550ドルの小切手を新たに送ってください。それも嫌だったら、友人が英国に住んでいるので、彼がお金を届けに行きます。” 。。。。。80%詐欺師と分かっているのに、こういう会話をするのでしょうか、私は。 悪い見本です。  皆さんはマネをしないように。 撃たれます。 
マトンボは、”いや、早く送金してもらわないと、アメリカ行きの飛行機のチケットを買えないから。”
私:”Listen to me. (話を聞きなさい。)私は、必要以上の金額を送れといった覚えはありません。 今言った3つのオプションでお願いします。” 引き下がらず、はっきりと言った。 
マトンボ:”会社と話をしてみます。”向こうはそうやって返されるとは思っていなかったので少し驚いていた。 

小切手も送られてきた。 念のために小切手を印刷したはずの銀行に電話をすると、”偽物です。”と言われた。 これで100%詐欺という事は確認。 また電話が来る。 

私:”インターネットの銀行を使用しているので、1週間くらいして、その銀行が小切手が偽物ではないことを確認次第、送金します。”
マトンボ:” 1週間も待てない。 アメリカ行きのチケットを購入しなければ。”

ここでアホらしくなったので、

私:”なんでこういう事をするわけ? 私はとても頭のいい人間ですよ。あなたの声やなまりは、あなたの写真や名前とは一致しませんよ。 馬鹿にしないでください。 あなたがきちんとした仕事を見つけて、詐欺をやめる事ができることを祈ってます。 あなたの電話番号、E-mail, はFBIに送りました。 この会話も録音されてます。 Good luck to you. ”

ここまで付き合う必要は全くなかったのだが、きっと私としては、アメリカ人を馬鹿にして、こういうずるい方法で金儲けをしようとしてるマトンボが許せなかったんだと思う。 泥棒や、詐欺師、身分泥棒は大嫌いだ。 人が頑張って稼いだ少しのお金を盗むやつら。とんでもない。  

マトンボは、電話口で最初は、”君が何の話をしてるのか分からない。”と、しらばっくれてた(そんな日本語あったっけ?)が、その後少し恐喝っぽくなり出したので、そのまま、”いい仕事を見つけてくださいね。”と言って電話を切った。その直後にもう一本電話が来たけど、(多分脅かすために。。。)出なかった。 皆さん、私のしたことはアホがする事なので、やめてください。でもどうしても許せなかった。 これは両親から苦情が来てしまいそうだけど。。。。分かってるから言わないでちょ~だい、パパ。 

入居ギフト

2007-05-04 | Weblog
アメリカでは、新居に入居したり、引っ越したりすると、ハウスウォーミングパーティー (House-warming)を開いたり、ハウスウォーミングギフトをあげたりする。 私はプレゼントをあげるのも、もらうのも苦手なので。。。。特にいらない。 友達のAは、花を植えたりするための道具セットをくれた。 シャベルとか、フォークみたいになってる耕すやつとか、軍手。。。超使えないんだけど 。。。。。植木しなーい。こんな風に言って悪いんだけど、だからプレゼントは困る。 このセットは結局使わないままクローゼット行きになりそうだし、向こうは$15くらい使ってそうだし。。。。これだったらその分を現金でもらった方がよっぽど助かる。。。。って言うと人には夢がないと言われる。 ははは。 友達のDはターゲットという店で使える$25のギフトカードとマグカップをくれた。 ヒット!  マグは必要だったし、$25は使える。プレゼントって難しいなぁ。

目ヤニくっつけての出会い

2007-05-03 | Weblog
シャワーの温度を調節するノブが、内側からガードされていて、シャワーの温度があまり熱くならないようになっている。 ってか、シャワー冷たいんだけど。 アメリカは訴訟が多いので、
そういう所がしっかりしすぎて。。。逆に不便だ。 って事で、家を建てた会社の保障制度を使って直しにきてもらった。 その予約のときに電話で話したのは、マイクという男の人で話してる時は、”ま~、
ちょっと天辺がはげてる背の高いおっちゃんかな、 ”なんて勝手に考えたりして。 ははは。 そのおっちゃんが朝の8時半に予約どおりシャワーを直しにきた。 あ~、これでやっと凍えずにシャワーを浴びられるわ。
 ま、8時くらいに起きて、顔も洗わず目ヤニをつけたままパジャマで待つ。 ピンポーン! ドアを開けると、オヤジ一人とかっこいい兄ちゃんが立ってる。 え、このかっこいいのは誰なの? すると、マイクだった。
え~なんでこんなにかっこいいの?ってか、目ヤニ取っとけばよかったわー。 

写真はダイニングテーブル。 予算は全部合わせて250ドルくらいのはずだったんだけど、それだとな~んかちゃっちいのしかない。 これは真ん中の部分が抜けて、小さくもなるのが好きで、予算オーバーで買う。 Barstool(バーの椅子)のように、少し座るところが高くなっているのも好き。


図書館って素晴らしい

2007-05-02 | Weblog
図書館というのは素晴らしいものだ。 私が住む街は、CantonというのだがここはCityがしっかりしているので、図書館もいい。  イアンにあった日本語の教材をしばらく探しているのだけど、図書館カードを
使うとインターネットでRosetta Stoneという会社の語学学習を無料ですることができる。 Rosetta Stoneの教材を買うと普通に350ドルくらいするから、これはお得。 こういう所で税金が使われているのね。
 人によって語学が簡単に学べる人と、苦労する人がいる。 語学が得意な人は、発音が簡単にうまくできちゃったりする。 イアンは。。。。下手だぁ~。 でも練習を重ねていくと、うまくなってる感じ。  
”車、猫、犬、男の子、女の子、飛行機”が彼の語彙だ。 よくうちのパパが、1日1単語でも覚えれば大したもんだ、と言っていたが、本当にごもっとも。 イアンはあまり頑張って日本語を勉強してくれないけど、
1日1単語なんて覚えてたら、10ヶ月たった今はたくさん言葉を知っていたかもしれないのに~。 今から始めている様なもんです。 あすかちゃんのハズバンドや、キー助の日本語はどうなんだろう?

写真はベランダで、コーティングをしていない木だったので、自分達で色付きのコーティングをした。 それから3日間雨ばかり。 でもなかなかいい色だったわ。

最近 その4

2007-05-01 | Weblog
返品歓迎

アメリカの店の素晴らしい所は。。。。返品が、まぁまぁ歓迎される所じゃ。  もうアメリカが14年目くらいなので、日本の事情はよく分からないが、これは本当に助かる。

トースターオーブン
ガーリックブレッドを2枚焼くのに、大きいレンジは電気代がもったいないので、小さいレンジ・トースターは役に立つ。最初に買ったのはBig Lotsというお店で22ドル!安い。 どうせ台所は収納があるから色はどうでもいいやと思って白を買ったんだけど、うちはステインレススティールと黒ばかり。。。。んんん。やっぱり白は浮くなーー。  結局箱から出すこともなく返品。 、ターゲットというお店で、ステインレススティールのを30ドルくらいで買う。。。。家に帰ってみると。。。。ちょっとでかすぎ。。。。 返品。イアンは。。。”また返すの????” はははは。 だってでかすぎるんだもん。 ははは。 そして 同じターゲットという店で、小さめのステインレススティールのを50ドルで買う。。。。ビンゴー!! 3度目の正直でございます。  

掃除機は。。。。最初かったのは、40ドル。 さっそく使ってみる。 新しいカーペットなので、とれるとれる。  犬の毛が抜ける感じでしょうか。 わー、この掃除機結構パワフルじゃん。。。。と感動してたんだけど、よーく見ると普通はアクセサリー(余分な部品)として付いてるホーズが付いてない。。。。 んんん。これじゃあ狭いところを掃除できないよーー。 返品。。。。でもこれは、箱を開けたとたんに、”この品物は買ったお店には返品しないで、フリーダイアルに電話してください”って書いてあったよなぁ。 でも、そんな事して返品してたら時間かかってしょうがない。  ターゲットとは返品に優しい会社だから、受け取ってくれるに違いない! でも掃除機の中はフィルターなどにカーペットの毛が付いちゃってるし、組み立てたハンドルの部品などは一回つながってしまうと、なかなか外れなくなってて、はずせない。。。。これはピンチだ。 いくらターゲットとはいえ、あまり使っていないように見せねば。。。。フィルターは雑にきれいにして、ハンドルははずせないまま、箱から飛び出ているものを返品挑戦。 ははは。 アメリカは何でもありですぞ。 ははは。  すると、お姉さんは、”掃除機は一回使ってしまうと返品は不可能です。”と却下した。 えーーー。 ターゲットでも、”NO"って言うのね。 

私:”でも、ホーズがついていないと、使いようがないんですけど、今回だけでも返品させていただけませんか?”

私はしつこいです。 でも却下されてしまった。 。。。。。あきらめ。。。。ないよ。 家に帰って、掃除機の中やフィルターをがんばってきれいにしてみる。。。。フィルターは真っ白じゃなくて、ちょっと黄ばんだけど。 30分間も使ってないのに。 毛玉取りで、ちょっと取ったりして。ははは。 だって、たかが40ドルといっても、いらないものを家には置きたくないでしょう。 彼がうちに来たら、二人でハンドルの部品も無事解体(って言うんだっけ? Disassemble)。 今回は箱もきちんと閉まって。。。。あまーい声で、
”イアーーーン。 これ返してきてくれるぅ?” 
ははは。だって、返品断られてるから、私。 で、ターゲットの他の支店に行って、私は店内をウロウロしてる間に、素晴らしいボーイフレンドが返品挑戦。 みなさん、こんないい奴は珍しいですぞ。 ははは。 結果は。。。。成功!! イェーイ! マネージャーが出てきて、箱を開けて、点検したらしいけど。。。みごと成功。 ははは。 アメリカ万歳。 日本はこういうのは最近どんなですか?