まてぃの徒然映画+雑記

中華系アジア映画が好きで、映画の感想メインです。
たまにライヴや本の感想、中小企業診断士活動もアップします。

ヒアアフター(試写会) HEREAFTER

2011-02-15 00:00:00 | その他の映画(は~わ行)

スティーブン・スピルバーグ製作総指揮、クリント・イーストウッド監督、マット・デイモン主演と豪華な布陣。

東南アジアのビーチリゾートで大津波に遭遇し、臨死体験をしたマリーは、パリに戻ってからも集中力が途切れがちで、ニュースキャスターの仕事を休み自分の体験を本にする。

サンフランシスコで働くジョージ(マット・デイモン)は本物の霊能力者。かつてはその能力を売りにビジネスをしていたが、死者の霊との対話に疲れ、今では能力を封印して工場で働いている。料理教室で親しくなったメラニーとも、能力が原因でうまくいかなくなってしまう。さらに工場をレイオフされてしまい、ひとりサンフランシスコを離れてロンドンに向かう。

マーカスは双子の弟、いつもお喋りで積極的な兄を頼っている感じ。ロンドンの片隅で2人でヤク中の母親と暮らしている。この双子が写真館で母親へのプレゼントの写真を撮るなど、いい感じです。母親にお使いを頼まれたとき、宿題が残っていたマーカスに代わり双子の兄が行くが、交通事故で亡くなってしまう。マーカスは、兄の遺品のキャップをいつも被り、矯正施設に入った母親と別れて里子に出される。ネットでいろいろな霊能力者を調べて訪ねるが、本物には行き当たらない。
hereafter2

マリーの本がイギリスの出版社から出ることになり、ブックフェアで著者朗読会を開くためにロンドンへ行く。そこには、チャールズ・ディケンズの生地を訪ねてきたジョージ、里親と一緒に来たマーカスも集まる。。。


ヒアアフターは「あの世」という意味。「あの世」や死後の世界を題材にした作品は、最近だと「ラブリーボーン」があったけど、この作品はかなり現実の世界に焦点をあてている。臨死体験や死者との対話、兄のキャップが地下鉄テロからマーカスを守るところなども、あくまでこちら側からの視点で描かれている。

マリーは本を出版できてよかったし、マーカスは兄の最期の言葉を聞くことができたから良かったけれど、ジョージの救いはどこにあるのだろう。死後の世界を体験し、理解しているマリーと出会えたことなのかな。

公式サイトはこちら

2/8 有楽町よみうりホール
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