ケニチのブログ

ケニチが日々のことを綴っています

保育園

2008-11-03 | 音楽 - 作曲
 ,思い付きで,2005年の作曲「保育園」を清書した.作詩はで,保育園の頃の憂鬱な気分を回想したものだ.屋外で遊ぶことを強制する大人達への強い不信感である.曲は所々に皮肉っぽい響きを持つ.


僕は保育園の頃部屋の中で遊ぶのが好きだった
絵を字を書いて折り紙も上手
オルガンを弾いては猫踏んじゃった
趣味といえば室内で取り巻くのは女の子達

いつも先生は皆お外に出て遊びましょう
お日さまポカポカ気持ち良いのよと言って皆を庭へ連れて行く
元気良くお外へ行く皆
僕は一人部屋に残る
でも先生にすぐに見つかりお外へ引っ張り出される
外なんかちっとも楽しくない僕は嫌だと言うのに

後になって分かった
先生があんなに熱心に何故僕を外に出したがったか
それは室内に一人だけおられては見張る先生が足らないから
そんなそっちの勝手な都合の為に僕は趣味を否定されたんだ

外に出慣れない僕は靴を履き替えるのを忘れてしまった
それを見つけたアヤベタクヤが僕を指差し大声で非難した
たちまち回りも釣られて先生に言ってやろうの大合唱
僕はベソを掻きながら一人部屋へと戻った

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