そしてノミネート。

〆切ぎりぎりにエントリーを済ませ、しばらくたった1月20日。
「ノミネートされたので必要書類を送ってほしい」という内容のメールが
VESから送られて来ました。

担当者は「何の冗談！？」としか思えなかったそうです。

それからは準備のために、
また通常の仕事のスケジュールがかなり詰まっていて、
渡米まで忙しい日々が続きました。

担当者が「山のあなた」のDVDを現地の知り合いに
お土産に持っていこうとしていたのに、DVDを買いに行く時間もなく、
結局持っていけなかった・・・というくらいでした。



そして渡米・・・。

この続きは現地に向かった社員からのレポートで。



今回のノミネートにいたるまで、非常に多くの人たちに支えられました。
協力してくださった方々に、深く感謝申し上げます。



（樹）

Variety Japanに掲載されました。

アメリカの雑誌「Variety」電子版の日本語版である「Variety Japan」に、
今回の「山のあなた」VESノミネートの記事が掲載されました。
今回のノミネートを、
「ハリウッドの強豪たちと肩を並べる快挙」とご紹介いただきました。
弊社社長・岩崎のコメントと写真も出ています。


『山のあなた』視覚効果アワードにノミネートの快挙



さて、今回渡米した一行は日程を終え、今日帰国します。
訪問先やお会いした方々の話など、
どんなお土産があるのでしょうか。

現地から。

映像ジャーナリスト鍋潤太郎さんのブログに、
VESアワード授賞式の様子がアップされています。
受賞は逃しましたが、ノミネートでも「快挙」とご紹介いただきました。

弊社社長と社員が若干緊張した表情で写っています。
http://nabejun.blog.shinobi.jp/Entry/109/


ご紹介、ありがとうございました。

VESアワード審査まで。

エントリーにはまず必要書類と共に、
審査してもらうための映像を送る必要があります。
映画一本を全て送るわけではなく、VESアワードの趣旨に合った部分・・・つまり
VFX（視覚効果）を使用した部分(今回の場合はミニチュア使用部分)のみを送ります。

使用できるのは2分間だけ。
いちばん審査員に見てもらいたい2分間のみを抽出するわけです。
これと共に、さらに2分間のメイキング映像を付けます。
つまり見てもらえるのは全部で4分間だけなのです。
この時間はミニチュア部門の場合で、
他の部門ではこれより長い場合も、短い場合もあります。


今年からオンラインでのエントリーが可能になったので、
映像を送信用に変換して編集します。
製作側がメイキングに使用するために現場で撮影していた映像をお借りし、
本編映像のミニチュア使用部分を抜き出し、エントリー用に編集しました。

使用部分の選び出しは社内で出来ますが、
実際の編集・変換作業は、いつもお世話になっている
株式会社モンタージュにお願いしました。

続く

(樹)

結果は・・・。

VESの速報です。

結果は・・・。

http://www.visualeffectssociety.com
/documents/2009WinnersListForPublicRelease.pdf



Outstanding Models and Miniatures in a Feature Motion Picture
The Dark Knight – Garbage Truck Crash Models and Miniatures





「山のあなた」の受賞はならず・・・でした。