マーブリング・ファインアーツのブログ

マーブリングの製作物や作品の紹介と解説、時にはスタッフのこぼれ話などを書いていきます。www.marbling.net

『円谷英二 特撮の軌跡展』とNHK Eテレ『先人たち底力 知恵泉』の番組取材

2014年04月14日 | 製作物
4月2日~本日14日まで、新宿高島屋11階催会場にて『円谷英二 特撮の軌跡展』が開催されています。
特撮の神様”円谷英二”の歩んだ軌跡と特撮の魅力について紹介する展示で、
幅広い世代で楽しめる展示内容となっております。

マーブリングでは、ウルトラマン第19話『悪魔はふたたび』に登場する
ウルトラマンとアボラスの戦闘シーンに登場する国立競技場のミニチュア再現セットと、
科学特捜隊のコンソールパネルを製作致しました。

今回、展示物を製作した経緯もあり、
NHK Eテレで放送の『先人たちの底力 知恵泉 「制約を最大効果に変えろ▽円谷英二(前編)」』の
番組取材がありました。 取材の中では、今回製作した国立競技場ミニチュアセットの製作舞台裏、
そしてもう一つ、マーブリングでここ数年研究している"新たなミニチュアビル壊しの開発"についても
ミニチュア特撮のあくなき探求として取り上げられております。

国立競技場ミニチュアセットに関しては、
当時の少ない資料の中から全体の形状や競技場の座席の細部にいたるまで構造を追いかけていき、
壊れ部分のディテールは、ウルトラマンの作中に写るミニチュアセットを参考にし製作していきました。
撮影用のミニチュアは、そのシーンに応じて見せ場となる部分を作り込み、
そうでない部分は簡略化するなどの製作の仕方が可能ですが、展示用のミニチュアは、
360度どこから見ても観覧者に違和感を与えないよう作り込む必要があるのです。
このような様々な製作物のポイントを、マーブリングの製作担当が取材時にコメントしております。」


 
<競技場の座席を1段1段組み立て、ミニチュアの密度を上げていく。※写真は製作中のものです。> ©円谷プロ


そしてもう一つ取り上げて頂いた”ミニチュアビル壊しの開発”について。
こちらは2012年の「特撮博物館」で上映された『巨神兵 東京に現わる』(監督:樋口真嗣)で使用された、
マーブリングスタッフ(伊原)開発のまさしく「伊原式」と呼ばれる”火薬を使わない、
仕掛けによるミニチュアビル壊し”を取り上げて頂きました。その後さらに改良を加え、
ビルの崩れ方のバリエーション、壊れたときの粉塵や破片の飛び散る仕掛けの強化、
地面の破壊へ応用したりなど、様々な実験を重ねておりました。
その実験映像や仕掛けの仕組み、製作者の考えと今後の開発に向けての想いなどを取材頂きました。
今後の新たな作品や高画質に対応した製作方法などを模索しているマーブリングの一端をご覧頂けます。

番組内ではどのような放送となるのか、乞うご期待です!


弊社登場回の番組放送は4月15日(火)午後11時~11時45分。
『先人たちの底力 知恵泉』の「制約を最大効果に変えろ▽円谷英二(前編)」
次週22日(火)の午後11時~「後編」の放送もございます!

新宿高島屋11階催会場『円谷英二 特撮の軌跡展』は本日14日(月)まで!

©円谷プロ

どうぞお楽しみください!


広報 井上
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